タランチュラ

Bob Dylan (ボブ・ディラン)

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784047319189
ISBN 10 : 404731918X
フォーマット
出版社
発行年月
2014年03月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
238p;20

内容詳細

幻の処女作、復刊!「詩人」ボブ・ディランの原点がここに!23歳のボブ・ディランが、初めて世に問うた衝撃の処女文芸作。散文詩のような難解な内容ながら、ディラン独自のイマジネーションですくいとられた現実が鮮烈に描き出される!

若きディランと若き片岡義男のコラボレーションは今もなお、新鮮な驚愕を与えてくれる。ファン必読の書!

「『タランチュラ』のなかにメッセージをさがすのは愚挙だし、みんながあれほどまでにボブ・ディランに求めつづけたこたえも、ありはしない。だが、ひとりの表現者としてのボブ・ディランがなにを言おうとしているのかは、充分すぎるほどに聞きとどけることができる。」――片岡義男(訳者)

目次(一部抜粋)
銃たち、罰せられざる鷹のマウスブックとギャシュキャット/(魔女のように要領を得ない)/ただのBフラットのバラッド/音速障壁を破ることについて/フラットピックのプレリュード/浮かんでいる平底商船のマリア/映画スターの口の中の砂/狂人のコーナーをロープで囲う/著作を持たないマリアに今日はを言う/馬競走/ポケットいっぱいの悪漢たち/役立たず氏は肉体労働にわかれを告げ、レコードを吹きこむ/虎の弟への忠告/汚れた独房から反乱を見守ることについてあるいは(牢獄にキチンがない)/ブラック・ナイト・クラッシュ/聖なるひび割れた声とジングル ジャングルの朝/カウボーイ天使ブルース/サブタレニアン・ホームシック・ブルースと金髪のワルツ/ピアノ弾きはたいへんな寄り目だったがきわめてしっかりしていた

【著者紹介】
Bob Dylan : 1941年ミネソタ州生まれ。祖父母はリトアニアから移民したユダヤ人。幼い頃からピアノやギターを独習、ミネソタ大学在学中にフォーク・シンガーとして活動を始める。大学を中退し、ニューヨークで弾き語りをするうち、1962年にレコード・デビュー。以降、「世代の代弁者」として世界的な人気を得る。その詩は、ノーベル文学賞の候補となるなど高い評価を得ている

片岡義男 : 1940年東京生まれ。父親はハワイ移民の日系二世で、本人も少年期にはハワイ在住。早稲田大学文学部卒業。在学中よりエッセイや翻訳などを手がけるかたわら、デディ片岡名義でジョーク本やユーモア小説を発表。70年代には評論を刊行しながら、草創期の「宝島」編集長としても活躍。1975年『スローなブギにしてくれ』で第2回野生時代新人文学賞受賞。映画化作品も多数。近年は英語を母語とする者から見た日本文化や日本語についての考察を行っているほか、写真家としても活躍している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ふう さん

    どう読んでいいやら全くわからなかったがとりあえず読んだ。当然全然ダメだったw ノーベル賞恐るべしw

  • 田中峰和 さん

    前衛的過ぎてちんぷんかんぷん。ボブ・ディランが23歳のときの作品。出版直前に彼が交通事故におこし、発売延期に。校正刷りの出た段階だったので出版社はじめ周囲は発行をせかしたが本人は気にしない。ボブに無断でコピーが出回り話題作りになった。今から60年も前の話だが、本人がまだ健在なのが凄い。理解しようとせず、気が向いたときに読んでみるしかない。わかった気になるのは知ったかぶり人間のようでみっともない。ひまをみつけて読んでみよう。

  • いたち野郎 さん

    本には2種類しかない。知識が身につくものか、読む都度記憶から消失していくものか…なんて言葉は今ぼくが言っただけのものなんで名言ではありません。本書は明らかに後者のものですが、以前横尾忠則さんはそうした本の価値を認めており、ぼくもその思いをますます固めたところです。批判と自虐、両方の精神が剥き出しの言葉となって溢れ出る作品になっていまして、読むそばから脳内から流出していく感覚が何ともクセになります。

  • たくみ さん

    「裸のランチ」を読んだ際にも思ったが、「どう読んでいいのかわからない」ということは「どこから読んでもいい」ということなんだろうか。この作品をもとにした、カットアップなりマッシュアップなりがあったら面白そう。

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Bob Dylan

米フォーク/ロックの巨人として誰もが認めるボブ・ディランの歌唱は実にユニークなもの。単に個性的というだけでは明らかに表現が足りないだろう。人間臭さや生きる佇まいそのものが現れている彼の歌声は、一度聴いたら忘れようにも忘れられないほどのインパクトを持って迫ってくるのだ。

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