【中古:盤質AB】 Complete Live At The Village Vanguard 1961 (3CD)

1961年６月25日NYCのヴィレッジ・ヴァンガードで行われた伝説のライヴを昼の部（CD１＆２）と夜の部（CD3）に分けて
収録した３枚組ライヴ盤（20ビット・リマスター）。英文ライナー付＆美麗ボックス仕様。

「ビルのピアノ演奏には、静かな炎があった」　−マイルス・デイビス

あのマイルス・デイビスに認められた数少ない白人ジャズ・ピアニストのビル・エヴァンス。マイルスの元
を離れ、ポール・モチアン（Paul Motian /ds）とスコット・ラファロ (Scott La Faro /b) と共に結成したビ
ル・エヴァンス・トリオの黄金期である61年にNYCのヴィレッジ・ヴァンガードで行われたライヴを昼から
夜の部まで完璧に収録したライヴ録音の20ビット・リマスター盤が登場！ジャズ史に残る名曲「WaltzFor Debbie」や「Gloria's Step」等を収録。このライヴから11日後にスコット・ラファロは自動車事故で他界
し、当ライヴ盤はラファロの遺作となる。ラフマニノフ等クラシック系作曲家から多大なる影響を受けた独
特なサウンドを生み出した彼の繊細なピアノ演奏には「わび・さび」があるとも言われ、その悲劇的な人
生から生まれた美しいメロディーは当作品でも聞き取ることができる。

20ビット・レコーディングに加え、リバーサイド･レーベルのプロデューサー、Orrin Keepnewsによるライ
ナー・ノーツと貴重な写真をCDブックレットに掲載。ファン必携です！

＜ビル・エヴァンス　バイオグラフィ＞
1929年８月16日ニュージャージー州プレインフィールド生まれ。６歳からピアノ、ヴァイオリン、フルートを
学び、15歳で南部のサウス・イースタン・ルイジアナ・カレッジに入学。1956年にリバーサイドから初の
リーダー・アルバム『New Jazz Conception』を発表。1959年、マイルス･デイビスの元を離れ、自らのピ
アノ・トリオを結成し、黄金時代を築く。その後メンバーのスコット・ラファロの事故死や元妻エレインの自
殺に直面できず薬物に溺れていく。1980年９月１５日、クラブ・ファッツ・チューズデイでの演奏中に倒
れ、出血性潰瘍と気管支肺炎で他界（肝炎、栄養失調、ドラッグの乱用という死因説もある）。