トレイシーよりベンの声の方が深く感じる 傑作

めちゃくちゃ暑い真夏の昼間に、エアコンを強めにかけて聴くのが最高です。短い北欧の夏のようなソロの「North Marine Drive」から、寂寥感漂うRobert Wyattとの「Summer into Winter」への流れもとても素晴らしく、長年愛聴してきました。EBTGも良いアルバムが何枚もあるけれど、素の姿が収められた一枚として他に変えがたい魅力が詰まっていると思います。私は’87年に購入したCHERRY REDの輸入盤CDで十分満足してきましたが、SHM-CDでは更にどんな発見があるだろう？と、買い直そうかどうか思案中です。

当時の彼の”青さ”だけを頼りに本作を絶賛するのは多少抵抗がありますが、大変意味のあるアルバムだと思います。 相方トレイシー・ソーンにも同じような”青い”アルバムがありますが、よくぞまぁこの２人が一緒に音楽を奏でるようになったものですね。 E.B.T.Gでの成熟ぶりには驚きましたが、起点がここである事をたまに思い出すのも、悪くないですよ。

20年前東京で一人暮しをしていた頃、中古レコード店で購入し、聴いたりギターでコピーをしていました。今でも時々車でかけています。特に2曲目の「Some Things Don’ t Matter」は名曲。スタイルカウンシルが「カフェ・ブリュ」で似たような曲を演っていましたね（あれもいい曲ですが）声の質感がチェット・ベイカーに少し似ています。ジョアン・ジルベルトが好きなんだろうなー。

下でヤマケンさんがブルース・コバーンと比較してらっしゃいますが、その辺の熟達した音楽家と比べられてしまうと、かなりキビシイものがあるかと思います。 ベン・ワットや、チェリー・レッドなどいろんな自主レーベルの人たちが当時やってた音楽というのは、むしろコンセプトとして真逆なものでした。パッと聞き似たような感じはありますけど、「静かなギターの弾き語り」ということ以外は、共通点は無いような気がします。

　Track 9, ”Pop A Cap...” にはイギリスの現実が反映しているが，これがぴりりと辛味をきかせている．歌うような曲を中心に選んでいるのは，さすがポップス出身．呻吟するようなロマンチシズム，ひと味違う北方ハウス．

　北方のメランコリックなリリシズムは健在です．第1曲は，Vol.3 の最後 ”One Week on Cuba” を受けたもの．そのロマンチックさから出発し，次第にニュートラルな雰囲気へ移行．今回はよりダンスっぽい世界が展開します．Vol.5 はあるのだろうか．楽しみです．

某雑誌で絶賛されていて、EBTGは嫌いじゃなかったので買おうと思ったらナント、アナログがあるというのであわてて買いました。レビューにはブルース・コバーンに通じるものがあるという記述もあったし。で、聴いてみると･･･う〜ん。確かにブルースの初期のはかなさと中期以降のギターの雰囲気は断片的に感じられるものの、歌はそれほど上手ではないし、ギターもブルースほどすごいわけじゃない。求めた私が悪かったと思いました。

My Love セレイア!そしてsummer入り！　 う〜ん、ナイスDJ！ナイスセレクト！わかってます。 女の子も大好きだしょ！このセレクト三昧なら！ 実はわたくし、sereia にも日本語詩をつけて、都内、地方のクラブでHOUSE歌ってます。是非聴きに来てくらさいピコ！ 音楽最高！ BIG　KISS！！！

なぜか　初期シカゴの音を思わせ・・・　　んんん・・こんな音で踊りたいす