Beethoven / Schubert レビュー一覧

Beethoven / Schubert | レビュー一覧 | CD、DVD、ブルーレイ(BD)、ゲーム、グッズなどを取り扱う【HMV&BOOKS online】では、コンビニ受け取り送料無料!国内最大級のECサイトです!いずれも、Pontaポイント利用可能!お得なキャンペーンや限定特典アイテムも多数!支払い方法、配送方法もいろいろ選べ、非常に便利です!

商品ユーザーレビュー

40件
並べ替え: 新着順| 共感数の多い順| 評価の高い順
  • エーリッヒ・クライバーが、北西ドイツ放送交響楽団を...

    投稿日:2024/02/01

    エーリッヒ・クライバーが、北西ドイツ放送交響楽団を振って録音した音源の復刻CD。 ベートーヴェンとシューベルトを振ったライヴ録音である。 収録曲はクライバーが、何度か録音してきたレパートリーである。 その中で1つあげるなら、ベートーヴェンの交響曲第6番である。 田園の愛称で親しまれてきたこの曲、エーリッヒの得意レパートリーだったらしく、戦後にデッカにも録音し定評のある演奏を残している他、ちらほらとライヴの録音が残っている。 この演奏もそんな1つで、ドイツのオケという事もあってか、硬めのサウンドとすきのない音楽で聴かせる。 その他の演奏も中々。 録音は時代を考えればまずまずではないだろうか。

    レインボー さん

    0
  • 一連のブライトクランクの中でこの5番が最も成功した...

    投稿日:2024/01/11

    一連のブライトクランクの中でこの5番が最も成功したCDだと思う。レンジの大きさ、音の響きの分離の良さに加えて迫力も十分、予想以上のCDの素晴らしさである。ヴォリュームを大きめにして聞くこの迫力たるや並ではなく、しかも美しいのである。彼の52年のセッション録音の(英雄)と同様の大きさと落ち着いた客観性と美しさと内的な力があり、ここに聴く5番は、間違いなくフルトヴェングラーの5番である。ブライトクランク、大成功であるのを感謝したい。仮に今の指揮者の新録音演奏がこの演奏だとしたら、間違いなくプロの評論家は特選するだろう。47年5月の2つの5番は、今やわたしから遠くなってしまった。

    robin さん

    1
  • フルトヴェングラーの第5としては評判のよろしくない...

    投稿日:2023/03/08

    フルトヴェングラーの第5としては評判のよろしくない演奏録音である。しかし、1,3,4,5,6,9番、すべて同じ演奏の仕方であり、曲想として3番、9番が成功しているだけである。本当のところ、3番も9番もフルトヴェングラーらしくないといえる。3番なら47年のウラニアや52年盤、9番なら戦前の演奏や54年のルッツエルンのほうがフルトヴェングラーらしく燃えている。この第5は激しに欠けるが、落ち着いた美しさがあって聴いていて疲れない。ブーレーズの第5にやや似たところがある。バイロイトの第9で成功しているのは第3楽章だけで他の楽章は迫力不足で物足りなさが残るし、<英雄>も落ちついた美しい広がりがあり演奏に身を任せて聴けるが激しい燃焼力という点では物足りない。この第5は激しさより落ち着いた美しい演奏という点では評価できる、優れた演奏だと思う。評論家の評価に左右され過ぎる愛好家にならないように努めている。

    robin さん

    0
  • セル最晩年の円熟した表現はスケール雄大で、しみじみ...

    投稿日:2022/12/04

    セル最晩年の円熟した表現はスケール雄大で、しみじみとした深い味わいがあります。同じVPOとのライブの「エグモント序曲」は1969年8月。その直後に、この録音がされたわけですね。貴重な音源が残ったことに感謝したいと思います。

    座頭 さん

    0
  • アンドレ・クリュイタンスが指揮した録音を復刻したア...

    投稿日:2022/11/30

    アンドレ・クリュイタンスが指揮した録音を復刻したアルバム。 ベートーヴェンの交響曲第6番『田園』は、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団を振ったもの。 クリュイタンスはベートーヴェンの交響曲全集をベルリン・フィルと制作しているが、これはそれとは別の1955年録音である。 全集の田園も優れた演奏であるが、この旧録音もなかなかのもの。 大きなスケールと歌謡性のある演奏は隠れた名演と言えるだろう。 シューベルトの交響曲第8番(第7番)も大変素晴らしい演奏で、ゆったりとしてテンポから美しいシューベルトのメロディを気品たっぷりに演奏している。 録音も年代を考えると悪くない。

    レインボー さん

    1
  • 演奏云々するより音が悪すぎる。この年代の録音ならも...

    投稿日:2021/12/09

    演奏云々するより音が悪すぎる。この年代の録音ならもっと良いはずである。音の分離が良くないので聴きずらい。SP復刻のカザルストリオのほうが良い。

    robin さん

    0
  • アルトゥール・ロジンスキー指揮、ロイヤル・フィルハ...

    投稿日:2021/07/06

    アルトゥール・ロジンスキー指揮、ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団の演奏による、ベートーヴェン『交響曲第5番』シューベルト『交響曲第8(第7)番』を収録したアルバム。 この運命と未完成という組み合わせはかつてドル箱としてありふれた組み合わせだったが、近年はあまり見かけない組み合わせである。 ロジンスキーがヨーロッパに活躍の舞台を移してから、ウェストミンスターに録音した一連の音源のひとつで、どちらも引き締まった演奏ながら、色々な部分がオリジナリティに溢れた個性的な演奏です。 ロイヤル・フィルがまだ若いオケの時ですが、厳しい要求をオケにするロジンスキーにしっかりと付いてきているのも、この演奏が面白い演奏になっている要因の一つでしょうか。 流石に古さは感じますが、元は優秀な録音で知られたウェストミンスター、年代の割には良いほう。

    レインボー さん

    0
  • 2012年大晦日、今年もほぼ毎日データ中心でレビューを...

    投稿日:2012/12/31

    2012年大晦日、今年もほぼ毎日データ中心でレビューを書き込んで来ましたが本日は昔からの定番物ワルターの「運命」「未完成」をあげて今年のラストとして閉じましょう。本カップリング盤についてはもう皆さんのレビューに尽きると思いますが、屋上屋を重ねます・・・・。ワルター/コロムビアSOのベートーヴェンはホッとする面があります。この「運命」は昔から聴き慣れた第1楽章最初の運命の扉動機のフェルマータはワルター特有のものでさりとて決して深刻ではありません。1958年録音という事はワルター82歳の高齢でもありこの調子で行くとタイム的に長いのかなと思うと「さにあらず」でむしろ短い・・・全体タイム@6’24A10’50B5’47C9’32・・・「運命」の曲を聴く上で何を期待?するかにより評価は微妙ですが私の年代では冒頭記したように無形の財産として貴重です。その第1楽章は反復されていない事と最初の運命扉動機のフェルマータから反転した様に展開部はやや性急さの為短めになってはいますが終始弦のリアルな擦り音や後段詰めでの絶妙な瞬間の溜め切りにより面白い楽章になりました。第2楽章はスタート跳ねる様な感じでゆっくりした足取り、「間」を充分取りながらの運びは正直ダレル直前で更に中間段落での引き伸ばしはワルター独特の「歌う」範囲なのでしょう。第3楽章はまぁ無難に過ぎますが最終楽章への移り変わりにはもう少し効果的なものを期待しなかったわけではありません。コロンビアSOは映画音楽などを専門にレコーディングしていた音楽家達を集めた急造オーケストラである為か録音のせいかやや甘ったるい処もあり暖かい響きで最終楽章での勝利の雄叫びの力強さに少し物足りなさを覚えはしました。なお、ワルター指揮の運命交響曲はHMVカタログ等では他に何れもNYPOを振った1941年物(タイム@6’09A10’51B5’22C8’01)、1950年物(タイム@6’16A11’29B5’56C8’43)、1951年物(タイム未確認)等が見られます。次に「未完成」に移ります。「未完成」にはワルター/コロムビアSOの盤は無く?1958年収録のNYPOによるゆったり謳わせ品よく蕩けそうな演奏(同@10’56A13’53)が味わえます。何とも言えない起伏感、ニュアンスに富んだ陰影感・・・もう何処を聴いても実に丁寧に情緒纏綿に謳った美しさは晩年ワルターの良さが結集した感じであります。兎に角、この「未完成」は愛好家にとり必聴物です。なお、ワルター「未完成」の他の録音歴で手元資料のデータをいつもの通りメモしておきます。1936年VPO(同@10’19A11’55)、1947年フィラデルフィアO(同@10’25A11’58)、1950年バイエルン国立O(同@10’37A13’15)、1960年VPO(同@11’05A14’17)・・・ライブが多く今後も新音源発見があるのではないでしょうか。本盤は高品質化により定番名演が更に最高ランクになっている事でしょう。(タイムについては盤により多少異なる場合があります)

    一人のクラシックオールドファン さん

    0
  • クライバーの未完成のSACDを購入し消化不良となり...

    投稿日:2011/06/18

    クライバーの未完成のSACDを購入し消化不良となり売り切れも気になりこちらを購入。自分にとってはこちらが好み。優しく気品漂う演奏で、ニューヨークフィルも音が優雅でソロもうまく絶品。録音も1958年の割には非常によい。運命もなかなかの秀演。19世紀の音が味わえる名盤。2012年は、没50年という節目なので多くのワルターのレコードのSACD化を望む。

    KANA07 さん

    2
  • 本盤には、ベートーヴェンの第5とシューベルトの未完...

    投稿日:2011/04/29

    本盤には、ベートーヴェンの第5とシューベルトの未完成という交響曲史上でも最も人気のある作品がおさめられているが、このうち未完成については、同曲演奏史上でもベストを争う至高の超名演と高く評価したい。シューベルトについては、かつてはウィーンの抒情的な作曲家として捉えられていたが、近年では抒情的な旋律の奥底に潜む人生の寂寥感や絶望感と言ったものに鋭く踏み込んでいく演奏も増加してきているところであり、ベートーヴェンにも比肩し得る大作曲家としての地位を獲得しつつあるところだ。ワルターによる本演奏は、むしろかつてのシューベルトがウィーンの抒情的な作曲家として捉えられていた時代を象徴するものであると言える。正に、古典的な名作映画「未完成交響楽」の世界そのものの演奏と言っても過言ではないところであり、ウィーン風の抒情豊かな絶美の音楽が紡ぎ出されていると言える。とりわけ、第2楽章のゆったりとしたテンポによる情感豊かな音楽は美しさの極みであり、抗し難い魅力に満ち溢れていると言えるだろう。他方、ベートーヴェンの第5は、いささか疑問に感じる点がないと言えなくもない。というのも、第1楽章冒頭の有名な運命の動機について、一度目の三連音後のフェルマータよりも二度目の三連音後のフェルマータの方を短くする演奏様式が、これはLP時代からそう思っているのであるがどうしても納得がいかないのである。また、演奏全体としても、同時代に活躍したフルトヴェングラーやクレンペラーによる名演と比較するといささか重厚さにかけると言わざるを得ないだろう。しかしながら、ベートーヴェンを威圧の対象としていないのは好ましいと言えるところであり、そのヒューマニティ溢れる温かみのある演奏は、近年のピリオド楽器や古楽器奏法による演奏などとは別次元の味わい深い名演と高く評価したい。本演奏は至高の名演であるだけに、これまでリマスタリングを何度も繰り返すとともに、第5についてはBlu-spec-CD盤も発売されたりしているが、ベストの音質は本シングルレイヤーによるSACD盤であると考える。本SACD盤は現在でも入手可であり、ワルターによる名演をSACDによる極上の高音質で味わうことができるのを大いに喜びたい。

    つよしくん さん |40代

    5

既に投票済みです

ありがとうございました

%%message%%