あの頃のエネルギッシュでヴァイオレンス性も感じるラップ。 タイトルのBeastie Boys Musicが表しているように、Beastie Boysといえばコレ。という一枚。

dope!!!

個人的にはビースティで一番好きなアルバム。最近の研ぎ澄まされたビースティのサウンドではなく、荒々しくアンダーグラウンド感がプンプンするギラつくサウンドが、胸の鼓動を早くさせてくれる。

やっぱスゲェ。コレだよヒップホップという音楽は。ヒップホップにロックにレゲェにサイケデリック、いろんなモノを混ぜちゃってもビースティが調理しちゃうとこんなクールな一枚になってしまうんだもの。いいオジサンになっても音楽で遊んじゃってます、子供心を忘れない精神も素敵です！

Corneliusはどうかと思うが、このアルバムはBeastie Boysの中でもTOPを競う位の出来です。 Part1もだして欲しい。 コレ聴いて何も思わない奴はHIP HOPきかんでいいよ！ 理屈なしに楽しい！ 迷わず聞け！

高校のときに発売になったけど、まったく色褪せない名盤。 ヒップホップを超越した作品だと思う。 サボタージュのプロモは最高です。

のちのノーマン・クックとのコラボは「二度目の頂点」の様に輝いていましたが、個人的には何と言ってもこの作品が最高。当時のサンプリング・アイデアがこれでもかと詰め込まれ、ビートルズの「SGTペッパーズ」のドラムはおろかスイートの「ボールルーム・ブリッツ」のボーカルまでが顔を出す。それが全編にわたり緩いテンポのビースティー節となって昇華。曲もいい具合につながって聴けるようになっていて、一枚のアルバムとしての統一感は秀逸です。アニバーサリー・バージョンとかは「お得」感に訴えるので買いたくなるのですが、そういうのは「昔これを聴いて良かった記憶があるけど持っていなかった」方々向けで、もしあなた様が初めてこのアルバムを買うのなら一枚ものがいいと思いますよ。通常の米国盤なら全15曲、53分04秒だと思いますが、まずはこれで十分です。彼等の一番輝いていた一枚には星5つ。

はじめてbeastie boysを聴いたときはナヨッとしたサウンドが嫌いだったんだけど、聴いてるうちに好きになっちゃったんだよな。面白い音の使い方なので聴きごたえがあります。

MCA ことアダム・ヤウクの唾液腺腫瘍の治療のため発売延期。 早くよくなれ。

'98年発表｡間にﾊﾟﾝｸ盤｢ｱｸﾞﾘ･ｴ･ｵﾘ｣を挟みつつも､前作｢ｲﾙ･ｺﾐｭﾆｹｰｼｮﾝ｣から実に4年､ﾋﾞｰｽﾃｨ･ﾎﾞｰｲｽﾞ･ﾌﾞﾗﾝﾄﾞの神通力は有効?そんな穿った見方もあるけれど､とにかく盤をﾄﾚｲにｾｯﾄ｡聴こえてくるのは分厚い電子音に絡みつく鋭利なｽｸﾗｯﾁ……｡のっけからﾍﾋﾞｰ･ﾎﾞﾄﾑのﾋｯﾌﾟﾎｯﾌﾟ･ﾋﾞｰﾄにﾋﾞｰｽﾃｨｰｽﾞらしいやんちゃな掛け合いﾗｯﾌﾟ連発｡猥雑なｻﾝﾌﾟﾙ･ｿｰｽもてんこ盛りで､やっぱ､｢ﾋﾞｰｽﾃｨｰｽﾞ､最高に面白えや｣とうなずいた次第｡雑誌｢ｸﾞﾗﾝﾄﾞ･ﾛｲﾔﾙ｣での絶妙な編集ｾﾝｽ(ﾌﾞﾙｰｽ･ﾘｰからﾓｰｸﾞ､ﾏｲｱﾐ･ﾍﾞｰｽにﾃﾞﾓﾘｼｮﾝ･ﾀﾞｰﾋﾞｰ!)､ﾁﾍﾞﾀﾝ･ﾌﾘｰﾀﾞﾑ･ｺﾝｻｰﾄでのﾈｯﾄﾜｰｸの豊かさ｡この4年間に彼らの行動にまつわった諸々がここには見事にﾊﾟｯｷﾝｸﾞされている｡それは豪華なｹﾞｽﾄ･ﾘｽﾄを見ても一目瞭然｡ﾙｼｬｽ･ｼﾞｬｸｿﾝのｼﾞﾙ･ｶﾆｰﾌに､ｲﾝｳﾞｨｼﾞﾌﾞﾙ･ｽｸﾗｯﾁ･ﾋﾟｯｸﾙｽﾞの一員としても知られる西海岸随一のﾊﾞﾄﾙDJ､ﾐｯｸｽﾏｽﾀｰ･ﾏｲｸ､ﾁﾎﾞ･ﾏｯﾄから羽鳥美保､神様ﾘｰ･ﾍﾟﾘｰやﾋﾞｽﾞ･ﾏｰｷｰに､もちろんﾏﾆｰ･ﾏｰｸも従えて｢ﾊﾛｰ･ﾅｽﾃｨ｣は縦横無尽に加速していく｡聴き進むうち､ﾊﾞﾝﾄﾞ演奏でのｼﾞｬｽﾞ･ﾌｧﾝｸ･ﾁｭｰﾝや､ﾒﾗﾝｺﾘｯｸな歌もの､ﾓﾝﾄﾞ/ｴｷｿﾞな味付けも飛び出し､まさに百花繚乱の様相｡ｵｰﾙ･ｱﾊﾞｳﾄ･ﾋﾞｰｽﾃｨｰｽﾞ的な大充実の1枚に仕上がっている｡すなわち"当時の空気感"を知るならこれ!Bﾎﾞｰｲの理想的な成長の仕方のひとつを､彼らはこんなにも楽しく教えてくれた｡