ビーチ・ボーイズは断然「オール・サマー・ロング」から「トゥデイ」までが最高にいかしてるぜ。このアルバムは１曲目から乗り乗りで、メロデー良し、コーラスぐんばつの夏の定番。 音楽を録音状態やメンバー構成云々しながらテキストや資料みたいに分析して聴くのはやめて、リラックスして感じようよ。

夏が来るたび、本作を聞く事が出来るなんて、Ｈａｐｐｙですなぁ〜。’７４の全米Ｎｏ．１作「Ｅｎｄｌｅｓｓ．Ｓｕｍｍｅｒ」の続編の様なタイトル、センスイイ選曲＆曲順。音質もリマスターされ向上し、言うこと無しだが、不満部分をあえて上げるなら、ジャケ写・・かな。「Ｅｎｄｌｅｓｓ．〜」よりましだけど。

ＢＯＢ　ＤＹＬＡＮの『ＢＬＯＮＤＥ　ＯＮ　ＢＬＯＮＥＤ』くらいに好きなアルバムで〜す。どちらも美しい。　　以上

理屈では上手く説明できないけど、 本能がこのアルバムを必要としています。 音質については、最高な録音状態であると私のJBLは申してます。 圧縮音源では、この深みは伝わらないでしょうね。 こんなにも本来の人間の姿を、そして弱さを、 赤裸々にさらけ出した作品は他に類を見ないと思う。 まずは歌詞から入ってみて頂きたい！

LPでいえば、B面が秀逸。全曲名曲揃いで�Jなんかは笑える。

また出たかぁ！手を代え品を替え･･･。でも、これは買いだ。１，２などのニューミックス。悩ましいよなぁ。キャピトルの商魂といえば商魂。ビーチボーイズは、今でも売れる！違った、いつでも夏の定盤だ。聴くたびに、気持ちは、あの夏の日だ!!　あ〜ぁ、買いにイコ！。

次から次へと手を代え品を替え発売される「the Beach Boys」。もういい加減にして欲しいという叫びも空しくコレクションばかりが増えていくけれど、これはこれで意味のある製品だ。紙ジャケットということもさることながらシングル盤復活といえるレーベルもうれしい。そして発売されるたびにファンの心をくすぐる~Unreleased~の文字。それだけで何も考えずに思わず買ってしまう。それにしてもこのパッケージは、GOOD!。シングルが、ステレオ＆モノで楽しめるのも、涙もの。ビーチボーイズ永遠に！ビーチボーイズとリアルタイムで楽しんだあの夏の日が蘇るのだ！

　聴き始めてからまだ2カ月足らず。はまりにはまって、このLPも購入。本も3冊読んだ。『スマイル』のLPも買った。 　いま思うことは、「もっと早く出会いたかった｣の一言に尽きる。 　ビーチボーイズなんて深みがないと思い込んでいた。おまけに、この表紙(笑)。コミックバンドにしか見えないじゃないか！ 　でも、ポールとマーティンの絶賛コメントに興味を持って購入。 　心の底から感謝、感激。 　やはり天才の真価は天才でこそわかるのだろう。 　恩をあだで返すようだが、こればかり聴いているため、ビートルズのリマスターボックスを購入したもののほとん手が伸びない。 　しょうがないじゃないか、こっちがすごすぎるんだから。 　マーティンが、サージェントはこのアルバムに比肩しようとする「試み（attempt)」であり、このアルバムなくしては、サージェントは生まれなかったと言ったことに納得。｢試み｣という言葉は、結局超えることができなかったということの表れだろう。 　もしそうであれば、超えることのできない壁とはないか？ 　思うに、それは内容。ここには圧倒的なハートに訴えてくる感動がある。 　ペパーは、音楽的に感動することはあっても、内容に深く感動した経験はないような気がする。そりゃそうだろう。道路の穴ぼこがどうのこうのってさー、よくそんな内容にあんないい曲をつけられたものだよ。こっちのほうが感動的じゃないか。←「素敵じゃないか」の影響をもろに受けている。 　もちろん、ビートルズは大好きで、ポールのソロもほとんど全部もってはいるのだけれどもね。 　まるで、パスカルの『パンセ』の論理みたいだけど、買って後悔するリスクと、買わずに後悔するリスクはどっちが大きい可能性があるか？ 　このアルバムに関するかぎり、断然後者だと言いたい。 　これを聴かずに死ななくてほんとによかった。 　 　ちなみに、CDは、『40th ANNIVERSARY』を買ったのだけれど、収録されているモノもステレオもそれぞれ固有の味がある。 　それぞれいいが、自分はモノを推す。迫力や音のエネルギーにおいて優ると思うから。

キャリアの長いアーティストのベスト盤を作る際、ヒット曲中心になりがちで、結果凡庸なものとなりがち。あるテーマに沿って編集された本盤のようなものは選曲者のセンスに左右される。これはタイトルどうりの成功例。（加藤ひさし選曲によるキンクスの編集盤も大成功例）

Tr1はこれまでのバージョンと比べて聴きやすくなりました。裏ジャケの写真、インナーの写真、ALL SUMMER LONGのジャケで使用された写真をきれいに構成しています。NEW　STEREO　MIXが狙いの1枚ですね。BB5ファンの方はGETするでしょうが、あまり熱狂的なファンでない方にも、選曲とインナーがお洒落な感じでお奨めです。選曲に違和感がありましたが、通して聴いてみると納得の1枚でした。