『ファゴット協奏曲集〜ウェーバー、ビッチュ、ジョリヴェ、クルーセル』　テオ・プラト、レオ・マックファル＆ドイツ放送フィル

hr交響楽団首席ファゴット奏者プラトのデビュー盤！

「GENUIN」恒例のドイツ音楽コンクール受賞者のCD、2018年の受賞者（このコンクールは複数受賞で順位付けなし）の一人、ファゴットのテオ・プラトによるファゴット協奏曲集。テオ・プラトはこの録音直後の2019年秋からフランクフルトのHR交響楽団の首席ファゴット奏者に就任しています。
　ファゴット、ことにドイツのファゴットというと良くも悪くも渋いイメージですが、プラトのファゴットはドイツ的な実の詰まった音を持ちつつ、時に軽く甘い音色も響かせています。絶対数の少ないファゴット協奏曲の中、比較的知られているウェーバーはもちろん、ロマンティックなマルセル・ビッチュ[1921-2011]、近代的なジョリヴェ、そしてベートーヴェンと同時代のフィンランドの作曲家、ベルンハルト・クルーセル（クラリネット曲が知られている）の知られざる佳曲と、収録内容も素晴らしい一枚です。（輸入元情報）

【収録情報】
● ウェーバー：ファゴット協奏曲ヘ短調 Op.75
● ビッチュ：ファゴット小協奏曲
● ジョリヴェ：ファゴット協奏曲
● クルーセル：ファゴット協奏曲変ロ長調

　テオ・プラト（ファゴット）
　ザールブリュッケン・カイザースラウテルン・ドイツ放送フィルハーモニー
　レオ・マックファル（指揮）

　録音時期：2019年5月27日〜6月1日
　録音場所：ザールブリュッケン
　録音方式：ステレオ（デジタル／セッション）