CD 輸入盤

コレッリの伝統〜バロック期のヴァイオリン・ソナタ集 オーガスタ・マッキー・ロッジ、エリオット・フィグ、アダム・コッカーハム、他

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
8574239
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
International
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

コレッリの伝統〜バロック期のヴァイオリン・ソナタ集

16世紀に登場したヴァイオリン。この楽器の奏法を確立したのがイタリアの作曲家コレッリでした。彼が作曲した12曲の『ヴァイオリン・ソナタ Op.5』は現在でも教則本に用いられるほど、優れた作品として評価されています。また、当時さまざまな形態によって書かれていたヴァイオリン・ソナタに一定の形式を導入。とりわけ緩-急-緩-急の「教会ソナタ」は、他の作曲家にも模倣され、数多くの作品が書かれました。18世紀には彼の奏法を学び、伝統を受け継いだイタリアのヴァイオリニストたちがヨーロッパ各地に移住し、演奏スタイルとイタリアの様式を広めていきます。
 このアルバムには、そのコレッリと次世代の作曲家ジョヴァンニ・モッシ[c.1680-1742]、ジョヴァンニ・ステファーノ・カルボネッリ[1694-1773]のソナタが収録されており、魅力的な旋律の中にコレッリの強い影響を窺い知ることができます。ここでソリストを務めるマッキー・ロッジはニューヨークとパリを拠点とするバロック・ヴァイオリン奏者。妙技と即興性が高く評価されています。(輸入元情報)

【収録情報】
1. モッシ:室内ソナタ ホ短調 Op.6-9(1733年出版)…世界初録音
2. カルボネッリ:室内ソナタ第10番ト短調(作曲年不詳)
3. コレッリ:ヴァイオリン・ソナタ ハ長調 Op.5-3(1700年出版)
4. モッシ:ソナタ ニ短調 Op.1-1(1716年出版)
5. モッシ:ソナタ ト長調 Op.1-3(1716年出版)
6. カルボネッリ:室内ソナタ第9番ホ短調(作曲年不詳)


 オーガスタ・マッキー・ロッジ(バロック・ヴァイオリン)
 ダグ・バリエット(ヴィオローネ:1,3,6)
 エズラ・ゼルツァー(バロック・チェロ:2,4,5)
 アダム・コッカーハム(テオルボ、バロック・ギター)
 エリオット・フィグ(チェンバロ)

 録音時期:2019年1月25,26日
 録音場所:ニューヨーク、サムライ・ホテル・レコーディング・スタジオ
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)

収録曲   

ユーザーレビュー

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 コレッリとその影響を受けた1世代後のロ...

投稿日:2021/03/20 (土)

 コレッリとその影響を受けた1世代後のロッシとカルボネッリのVnソナタ6曲である。コレッリの作品5の3は気品のある名曲であるが、ロッジのVnソロは、早い楽章では強弱のアクセントを割と大きくつけて元気よく演奏しており、技巧的にも申し分ない。遅い楽章では情感たっぷりにVnを歌わせている。ロッシやカルボネッリのソナタでも同様である。これを支える通奏低音はハープシコードの他にヴィオローネやチェロ、リュートやバロックギターが加わって厚みがあり、時にソロVnと対等であるかのように音を前面に出してくる積極性も併せ持つ。CDの最後の曲はカルボネッリのソナタ第9番ホ短調の第4楽章「シチリアーナ」であるが、もの悲し気な美しいメロディーが聞く者の心にしみじみと迫ってくる名曲である。

まさやん さん | 新潟県 | 不明

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