CD 輸入盤

『ドゥルツィアンとボンバルド〜17世紀ドイツのダブルリード合奏作品集』 リオネル・ムニエ&シンタグマ・アミーチ

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
RIC420
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明


昔日のダブルリード管楽器世界が色鮮やかに甦る!
「Ricercar」ならではの充実企画盤


バッハ以前のバロックやルネサンスにも通じた音楽学者ジェローム・ルジュヌが古楽大国ベルギーで主宰する、40年の歴史を誇る「Ricercar」。このレーベルは折々、現代人にとって馴染みがうすい珍しい古楽器を重点的に紹介するアルバムをリリースしてきましたが、今回はその最新盤として、ボンバルドとドゥルツィアンという、ルネサンスから初期バロックにかけて用いられていた2種の重要なダブルリード管楽器の魅力を紹介します。
 ボンバルドはショームの一種でオーボエの祖先ともみなしうる楽器ですが、ヴィオラ・ダ・ガンバやリコーダーと同様に大小さまざまなサイズのものがあり合奏も可能。またファゴットの前身である低音管楽器ドゥルツィアンにも、同じように高音・中音向けなどの同属楽器がありました。この新録音では両楽器をそれぞれ、あるときは同属楽器同士で重ね、またあるときは両者を同一楽曲のなかで対置させながら、その変幻自在の演奏編成がたいへん興味深い響きを作り出し、それがアルバムを通して聴くことの面白さを演出しています。またこうしたアルバムの常として、解説テキストの充実も見逃せないところ。マドリガーレやシャンソンといった多声の声楽曲を、楽器だけで演奏できるようにした1600年前後ならではの編曲も多く見られ、2人の俊才古楽歌手が要所で聴かせる独唱との対比も興趣がつきません。
 専門的知見の集成がいざなう思いがけない音響世界。400年前のリアルなサウンドスケープをじっくり読み解けるアルバムです。(輸入元情報)

【収録情報】
1. シャイン:ダヴィデの子にホサナ
2. ベデッカー:『ラ・モニカ』にもとづくソナタ(ドゥルツィアン独奏による)
3. 作曲者不詳:4つのヴィオラと4つのドゥルツィアンによる8声のソナタ
4. フィーアダンク:カンツォン 第30番
5. シャイト:4声の第3パドゥヴァン
6. シャイト:4声の第16アルマンド
7. シュッツ:わたしは寝所で夜を通じ SWV.272
8. シュッツ:都の見張番がわたしを見つけ SWV.273
9. ローゼンミュラー:4声の第7ソナタ
10. シュペーア:第2ソナタ
11. タイレ:ドゥルツィアン独奏によるソナタ
12. 作曲者不詳:第2ソナタ
13. ブフナー:第8ソナタ
14. 作曲者不詳:第1ソナタ
15. アーレ:恐れることはない


 シンタグマ・アミーチ(古楽器使用)
  エルザ・フランク、フランシス・メルセ、アドリアン・ルボワソン、ステファーヌ・タンビ、クシシュトフ・レヴァンドフスキ、ジェレミー・パパセルジオー(各種ドゥルツィアン&ボンバルド)
  ジョゼフ・コッテ(ヴィオラ・ダ・ガンバ、ヴィオラ・ダ・スパッラ)
  ダニカン・パパセルジオー(ヴァイオリン、ヴィオラ)
  グザヴィエ・シシェル(ヴィオラ)
  マリオン・パパセルジオー(バッソ・ダ・ブラッツォ、ヴィオラ・ダ・ガンバ)
  ガブリエル・リニョル(テオルボ)
  ヨアン・ムーラン(オルガン、チェンバロ)

 ジュリー・ロゼ(ソプラノ)
 ポラン・ビュンドゲン(カウンターテナー)
 ヴォクス・ルミニス(声楽アンサンブル:1,15)
 バルト・ヤーコプス(オルガン)
 リオネル・ムニエ(バス、音楽監督)

 録音時期:2019年10月&2020年6月(2-14) 2018年9月(1,15)
 録音場所:フランス南部ラングドック地方、サンテーユ聖母教会(2-14) ベルギー南部ナミュール地方、ジェディンヌ聖母教会(1,15)
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Baroque Classicalに関連するトピックス

古楽 に関連する商品情報

おすすめの商品