ヴィオラ・バスタルダのための作品集　ジーニ（ヴィオラ・バスタルダ）イル・コンチェルト・デッラ・ヴィオール、他（２ＣＤ）

ロベルト・ジーニ、ヴィオラ・バスタルダを弾く！（２ＣＤ）

チェロ、ヴィオラ・ダ・ガンバの名手として高名なロベルト・ジーニによる幻の楽器ヴィオラ・バスタルダ・アルバムが登場！
　16世紀から17世紀にかけてイタリアで演奏されたヴィオラ・バスタルダは、小型の低音ヴィオラ・ダ・ガンバとも言うべきヴィオール属の擦弦楽器。特に早いパッセージなど高度な技術を要する独奏作品や即興演奏、そして通奏低音の一部に用いられた楽器です。また即興演奏で使用されることが多かったため、ヴィオラ・バスタルダのために書かれた作品の現存する楽譜は非常に希少です。
　古楽ファンから大きな支持を集めているオリーヴ・ミュージック（Olive Music）初登場となる古楽界の巨星ロベルト・ジーニ。ヴィオラ・バスタルダの特性を完全に掌握したロベルト・ジーニが超絶的なヴィルトゥオージティを発揮させた演奏は圧巻の一言。ジーニの演奏はもちろんのこと、マラ・ガラッシやジョヴァンニ・トーニといった強力な共演者たちの見事なサポートも素晴らしいもの。「ヴィオラ・バスタルダ」の演奏と魅力を最大限に堪能できるアルバムはこれを置いて他に無し！（東京エムプラス）

・バッサーノ：リチェルカータ 第4番
・バッサーニ：Toccata per B quadro 、Cosi Le Chiome Rotto、トッカータ
・ボニッツィ：Dolce Me Moy
・カベソン：甘き思い出、Ancol que col partire
・ダッラ・カーザ：甘き思い出、Petit lacquet、Ancol que col partire、青空が顔をみせるとき
・バッサーニ：Lasso, che mal accorto fui、Cara la vita mia、Vergine bella che di sol vestita、lo son ferito hai lasso
・ガブリエリ：Petit Jacquet
・ロニョーニ：野も丘も、Ancol que col partire（2種）、Susana d'Orlando
・パルメジャーノ：La Bella Netta Ignuda E Bianca Mano
・フレスコバルディ：トッカータ
・ヴィルジリアーノ：我が苦しみは生まれる、リチェルカーレ
・マヨーネ：私は若い娘
・ノターリ：青空が顔をみせるとき

　ロベルト・ジーニ（ヴィオラ・バスタルダ）
　マラ・ガラッシ（トリプル・ハープ）
　ジョヴァンニ・トーニ（チェンバロ＆オルガン）
　イル・コンチェルト・デッラ・ヴィオール