『ミュンヘン王宮のクリスマス音楽』　ロッター＆ホーフカペレ・ミュンヘン

ミュンヘン王宮のクリスマス音楽
ルディガー・ロッター＆ホーフカペレ・ミュンヘン

ミュンヘンを拠点に活動するバロック・ヴァイオリン奏者ルディガー・ロッターと、彼が率いる「ホーフカペレ・ミュンヘン」との最新録音。ロッターは、モダンとバロック両方のヴァイオリン奏法を習得した後、ムジカ・アンティクァ・ケルン、コンチェルト・ケルンのメンバーを務め、多くのコンサートや録音に加わっています。
　このアルバムでは、当時ミュンヘンの王宮で演奏されたと伝えられている、クリスマスに関連した作品を収録。ラインハルト・ゲーベルゆずりの独特な音色と演奏法で、刺激に満ちた演奏を展開しています。弱冠20歳でバイエルン放送交響楽団の首席オーボエ奏者となった名手、シュテファン・シーリがゲスト参加しているのも見逃がせません。また、バイエルン州立歌劇場リュート奏者、アクセル・ヴォルフのソロによるロイスナーのリュート作品も収録され、アルバムのエンディングを静かに飾っています。

【収録情報】
・エヴァリスト・ダッラーバコ：協奏曲ハ長調Op.5-5
・H.I.F.ビーバー：ソナタ第3番ロ短調『キリスト降誕』（「ロザリオのソナタ」より）
・J.S.バッハ：管弦楽組曲第3番ニ長調 BWV.1068
・ヨハン・クリストフ・ペーツ：パストラーレ協奏曲
・G.トレッリ：クリスマス協奏曲ト短調Op.8-8
・E.ロイスナー：パッサカリア、他　リュート作品3曲

　ホーフカペレ・ミュンヘン（ピリオド楽器使用）
　ルディガー・ロッター（ヴァイオリン、指揮）

　録音時期：2010年7月12〜14日
　録音場所：ミュンヘン昇天教会
　録音方式：デジタル（セッション）