『パウル・シェフラー／オペラティック・リサイタル』　ベーム、クナッパーツブッシュ、モラルト、ホルライザー、ウィーン・フィル、他

パウル・シェフラー／オペラティック・リサイタル

長年にわたって活躍したバス・バリトンの大御所
パウル・シェフラー[1897-1977]はドレスデンに生まれ、1924年にドレスデン歌劇場でワーグナーの『ローエングリン』を歌ってデビュー。1926年には同歌劇場でブゾーニの『ファウスト博士』、クルト・ヴァイルの『主役』、ヒンデミットの『カルディリャック』なども歌っています。1937年にウィーン国立歌劇場に出演して以来、1965年までバイロイト音楽祭やザルツブルク音楽祭の常連として活躍しました。彼の得意としていたレパートリーを収録したアルバムに加え、ボーナス・トラックとして彼の美質が最も発揮されたワーグナーのアリアを収録。（ユニバーサルＩＭＳ）

【収録情報】
1.　モーツァルト：歌劇『フィガロの結婚』〜「もう飛ぶまいぞこの蝶々」
2.　モーツァルト：歌劇『ドン・ジョヴァンニ』〜「カタログの歌」
3.　ヴェルディ：歌劇『オテロ』〜「イヤーゴの夢語り」
4.　ヴェルディ：歌劇『オテロ』〜「イヤーゴの信条」
5.　ワーグナー：『ワルキューレ』〜「ヴォータンの別れ」

　パウル・シェフラー（バス・バリトン）
　ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
　カール・ベーム（指揮：1-4）
　ルドルフ・モラルト（指揮：5）
　録音時期：1950年9月
　録音場所：ウィーン、ムジークフェラインザール
　録音方式：モノラル（セッション）

（ボーナス・トラック）
・ワーグナー：『ニュルンベルクのマイスタジンガー』〜「ニワトコの独白」
　パウル・シェフラー（バス・バリトン）
　ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
　ハンス・クナッパーツブッシュ（指揮）
　録音時期：1950年9月
　録音場所：ウィーン、ムジークフェラインザール
　録音方式：モノラル（セッション）

・ワーグナー：『ニュルンベルクのマイスタジンガー』〜「マイスター、今晩は！」
　パウル・シェフラー（バス・バリトン）
　マリア・ライニング（ソプラノ）
　チューリッヒ・トーンハレ管弦楽団
　ハンス・クナッパーツブッシュ（指揮）
　録音時期：1949年6月
　録音場所：チューリッヒ放送スタジオ
　録音方式：モノラル（セッション）

・ワーグナー：『ニュルンベルクのマイスタジンガー』〜「迷いだ、迷いだ」
・ワーグナー：『ニュルンベルクのマイスタジンガー』〜「騎士殿，お早よう」
・ワーグナー：『ニュルンベルクのマイスタジンガー』〜「靴というものも本当に厄介なものだ」
　パウル・シェフラー（バス・バリトン）
　ギュンター・トレプトウ（テノール）
　ヒルデ・ギューデン（ソプラノ）
　ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
　ハンス・クナッパーツブッシュ（指揮）
　録音時期：1951年9月
　録音場所：ウィーン、ムジークフェラインザール
　録音方式：モノラル（セッション）

・R.シュトラウス：歌劇『アラベラ』〜「本当にわたしのための人が−そうわたしは自分に言ったのです」
　パウル・シェフラー（バス・バリトン）
　リーザ・デラ・カーザ（ソプラノ）
　ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
　ハインリヒ・ホルライザー（指揮）
　録音時期：1954年4月
　録音場所：ウィーン、ムジークフェラインザール
　録音方式：モノラル（セッション）