『ザ・ヴォイス・オブ・チェーザレ・シエピ〜オペラ・アリア集』

軽やかで柔軟な歌唱と、深い響きを持つ声。
そして、何より優れたテクニック

1950年代から60年代にかけてイタリア・オペラを中心に活躍したバス歌手チェーザレ・シエピのアリア集です。軽やかで柔軟な歌唱と、深い響きを持つ声、何より優れたテクニックが愛されたシエピ。とりわけ『ドン・ジョヴァンニ』役では並ぶもののない理想的な歌唱が高く評価されています。
　DECCAレーベルがヴェルディ作品をはじめとした数多くのオペラの完全録音のために彼を起用したため、このアルバムにも収録された『メフィストーフェレ』の題名役、『ジョコンダ』のアルヴィーゼなど様々な役で彼の歌唱を聴く事ができるのは嬉しいところです。(輸入元情報)

【収録情報】
● モーツァルト:歌劇『フィガロの結婚』より「上出来ですよ、お殿様…もし踊りになりたければ」
● モーツァルト:歌劇『フィガロの結婚』より「もう飛ぶまいぞ、この蝶々」
● モーツァルト:歌劇『ドン・ジョヴァンニ』より「みんながワインで酔いしれる」
● モーツァルト:歌劇『ドン・ジョヴァンニ』より「窓辺に寄っておいで」
● モーツァルト:歌劇『ドン・ジョヴァンニ』より「カタログの歌」
● ヴェルディ:歌劇『ドン・カルロ』より「さびしくも一人寝て」
● ヴェルディ:歌劇『ナブッコ』より「来たれ、レビよ」
● ヴェルディ:歌劇『エルナーニ』より「不幸な男だ！…お前は信じていたのだ」
● アントーニョ・カルロス・ゴメス:歌劇『サルヴァトール・ローサ』より「Di sposa, di padre le gioie serene」
● ヴェルディ:歌劇『シモン・ボッカネグラ』より「哀れなる父の胸は」
● マイアベーア:歌劇『ユグノー教徒』より「神はわがやぐら」
● マイアベーア:歌劇『悪魔のロベール』より「冷たい石の下に横たわる修道女たち」
● アレヴィ:歌劇『ユダヤの女』より「Si la rigeur et la vengeance」
● ポンキエッリ:歌劇『ジョコンダ』より「Si, morir ella de!」
● ボーイト:歌劇『メフィストーフェレ』より「めでたし、主よ」
● ボーイト:歌劇『メフィストーフェレ』より「私は悪魔の精」

　チェーザレ・シエピ(バス)
　エーリヒ・クライバー(指揮)
　ヨゼフ・クリップス(指揮)
　アルベルト・エレーデ(指揮)
　ジャナンドレア・ガヴァッツェーニ(指揮)
　トゥリオ・セラフィン(指揮)

　録音:1954〜1958年