CD 輸入盤

Song, Song, Song

Baptiste Trotignon (バティスト・トロティニョン)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
NJ622411
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
France
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

抜群のテクニックと類稀なメロディ・センスをもつピアニストとして、フランス若手ナンバー・ワン・ジャズ・ピアニストと言われ人気を誇るバティスト・トロティニョン。本年6月には、クラシック界の貴公子、アレクサンドロ・タローとのデュオ・コンサートを中心としたツアーで来日。クラシックの演奏でも圧倒的なものを見せてくれましたが、何を弾いても驚くのは、その演奏の中にしっかり“歌”を感じさせることともいえましょう。

そんな折、バティストが新作としてリリースするのは、タイトルも“Song, Song, Song”と題される歌モノ集。一説には、このコンセプトはレーベルからの提案も大きかったとのこと。そうした企画的な作品はとかく、初めにコンセプトありきの作品も多いですが、どんな音楽にもメロディが息づくバティストにとって歌モノ作品は必然の流れ。またアイディアからリリースまでにおよそ2 年以上をかけたこの作品に、そうした企画的な匂いは皆無というものです。それどころか、なんともセンス溢れる、新しい魅力を浮き彫りにする作品が届けられました。

演奏される楽曲は、11 曲。その中の7 曲はバティスト自身が作曲し、数曲ではフィーチャーする歌手が詩をつけているのですが、楽曲の世界は実に多種多彩。バティスト自身が小声でささやくようなヴォーカリーズで歌うロマンティシズム溢れるオープニングを始めとし、ストリングスをフィーチャーしての室内楽的曲あり、トラディショナルなスウィンギー・ナンバーあり、フランスならではのイナセな男の哀愁あり、陽気なブラジリアン・ナンバーあり・・・。そして、そうしたオリジナルとともに、織り込まれるのがこれまた粋に、ジャック・ブレル-セルジュ・ゲンズブール(M-4)、バルバラ(M-8)といったこれぞフランスの“歌”(これらは先日の来日公演で演奏され、特に日仏会館での公演で大喝采をあびました)。そして、ラストには、なんとシューマンの楽曲まで!これだけ、様々なタイプの楽曲を演奏したら、散漫な印象になりそうなものでもあるのですが・・・これが一環とした流れをもって奏であげられることにも・・・美しくも圧巻の音楽センスを感じます。思うところ、それは、一曲一曲のコンポジションとアレンジのセンスのよさ、また練られた構成によるものだと思われますが、そもそも初めて聴く曲であって、決してイージーでもないのに口ずさめてしまうようなキャッチーなメロディ、また大胆なアレンジでパッションが炸裂するM-7,10 など、歌モノとしても、インストとしても見事です。

ビョークあたりも髣髴とさせるJeanne Added、しゃがれ声の渋いChristophe Miossec、フランスに住む人気ブラジリアン・シンガー、モニカ・パソス、そして今をときめくメロディ・ガルドーも参加。そのガルドウがフランス語で歌うシャンソン風なナンバーも聴きモノ。以前からのバティスト・ファンの方はもちろんのこと、良質のヴォーカル作品をお探しの方にも広くお薦め。(新譜インフォより)

Baptiste Trotignon(p), & Jeanne Added(vo=M2, 9, 11), Melody Gardot(vo=M3) Christophe Miossec(vo=M5) Mônica Passos(vo=M6, 7), Minino Garay(perc, body Rhyth, cajon, M1, 7, 10), Jean-Baptiste Laya(g=M3) Thomas Bramerie(b=M2, 3, 6, 9), Dré Pallemaerts(ds, M=2, 6, 9) Jean-Charles Ronciero(viola=M2, 6), Florence Roussin, Lionel Turchi(vln=M2, 6) Miwa Rosso(cello=M2, 6)

収録曲   

  • 01. La Reptition
  • 02. Awake
  • 03. Mon Fantome
  • 04. Ne Me Quitte pas / La Javanaise
  • 05. Palavas-les-flots
  • 06. Gone
  • 07. Choro di Cigarra
  • 08. Ma Plus Belle Histoire d’amour
  • 09. End of the Gig
  • 10. Une petite fille
  • 11. Du Bist Die Ruh

ユーザーレビュー

総合評価

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2013年8月上旬にフランスはパリの老舗ジャ...

投稿日:2013/08/21 (水)

2013年8月上旬にフランスはパリの老舗ジャズバー’SUN SIDE’で念願の生バティストを見てきました。今回トリオでなおかつ、ドラマーが日替わり×3daysという豪華な企画でした。私は初日の’Hans Van Oosterhout’ (シールマンスなどのサポートをしてるオランダ出身ドラマー)、2日目’Jeff Ballard’(ブラッド・メルドーなどのサポートをしてるUS出身ドラマー)を見ることができました。主にこの新作からの曲がメインでしたがやはり、オープニングは彼の両手のピアノカウントから始まるM-1・・感動して泣けてきました。 歌はナシでしたが、彼の声が聞こえてくるようでした。他にもM-2,M-6など何回聴いても名曲としか言いようがありません。どちらのドラマーとも息ピッタリで、緊張感というよりむしろ楽しそうに生き生きした演奏をしている彼を目前で見ることが出来、本当に幸せでした。こんな素敵な作品が何故国内盤で出ないのか、不思議でなりません。 この作品をまだ聴いていないかた、自身をもってお薦めいたします!そして、彼の再来日を切に願います。

みゅう さん | 大阪府 | 不明

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