10年程前にluke heines is deadというアルバムを見つけてびっくりしましたが、生存していて20周年盤が発売されたようです。 suedeの二番煎じだとか各方面に喧嘩売ったりnirvanaのイギリスツアーのサポートが解散でなくなったりとメディアの評価が悪かったようですが、 ギターバンドにチェロを加えるなど当時の先端を走ってた気がします。 とてもきれいな曲が多いですが本人は怒りに身を任せて書いたと言っておりかなりのひねくれもののようです。

文学的な詞とﾒﾗﾝｺﾘｯｸなﾒﾛﾃﾞｨ、ﾋﾘﾋﾘした感情が伝わる硬質なｻｳﾝﾄﾞがS･ｱﾙﾋﾞﾆﾌﾟﾛﾃﾞｭｰｽでﾌﾟﾗｽに作用してると思う。

なにかを期待させてくれるバンドだったけどこのアルバムには「何か」はなかった。次のプロジェクトに心が移っていたのかな。

そうですか、レコードしか手に入りませんか。発売されてすぐ買えたのでよかったです 。僕と同い年のルークの皮肉たっぷりでそれでいて情けない歌詩の内容は身につまされて心に沁みてきます。前作の攻撃的な音に較べ、ポップな 味付けが尚更、皮肉な感じで とても良いです。再発を希望します。

オウターズとの出会いは確か2nd以後、雑誌でのインタビューにて ルークがローゼスの2ndを視聴して、色々難癖つけた挙げ句、キッチンのコンロでレコードを焼いた！彼のサウンドはまるで自分の冴えなくも律儀に等身大の美しいキネマを観るようでした

他のアルバムはピンとこなかったけど、このアルバムにはハマりました。アルビニが録音してるのも影響してるのか聴いててすごく気持ちいいです。