紙ジャケ再発されると買い漁り、そのままＣＤ収容棚に仕舞い込んでいるものが沢山ある。増え過ぎるのと聴く時間がないことに起因する。既知のアルバムとは言え、ぞんざいな扱いだと自分でも思っている。ようやく最近取り出して聴いてみた。音圧が上がっていてロック然とした音の鮮明さや迫力が伝わってくる。あれ？何か入っているぞ。ティルトのステッカーだ！初回盤のみの封入だったらしい（本人知らなかった）。今回初のお目見えだとのこと。今頃お得な気持ちを味わっている。名盤。

１９７４のほうはリマスターされて曲も追加されている 荒々しさがたまらなく、迫力がある

ロックのダイナミズムにジャズの繊細さをプラスしたような内容。ジャズロックとはまた違う。１番好きです。最高傑作だと思います。

迸るエネルギーと加速度、（問わず語りといいたい）メロトロンの深い叙情味は1stならではの得難いものがあったが、シャープに優美に音の洗練を究めた円熟の2ndはもはや心憎いほど。

あれ、ろくに期間も開けずに￥300以上高い紙ジャケットが他社から出たということは何か利点があるのだろうか......。ともあれ、こんどのシリーズにBELLA BANDが加わったのは嬉しいかぎり。

再結成後のスタジオライブ。演奏は最高だが・・・４曲入りミニ・アルバムなのに紙ジャケのこのお値段はちょっと・・・収録時間が30分少々なので3rdの「Quinto Stato」と比べて極端に短いわけではないのだが、オリジナル・アルバムではないのだから同等の価値があるとは言い難い。ボーナス・トラックが無ければ消費者を馬鹿にしている価格だと思う。曲目は「Articollezione」「Dimensione Terra」「 Comin’ Here to get you」「2000」。

前作よりはドラムの人の肉体とサウンドは引き締まっている。０４年10月１日のレビューアーの方が評しているように、確かにニュークリアスっぽい。しかし、ウィットの無い去勢されたニュークリアス・サウンドだ。ましてや、初期A+Mの、溢れる程の叙情性の影に潜む暴力性を感じさせる音は欠片も無い。前作と本作はA+Mの作品というよりも、ドラムの人のクレジット同じである別バンドの作品と思った方が良いだろう。

再結成後のスタジオライブで、演奏は最高！だが、４曲入りのミニアルバムなのにこのお値段は？？？ 曲目は「Articolazioni」「Dimensione Terra」「Comin’ Here to Get You」「2000」。

前２作に比べて一般的な評価は低いですが、ラテンのノリのハード・ジャズ・ロックで、心がウキウキしてくるような楽しい作品です。ジジ・ヴェネゴーニも１曲参加しています。

ジャケ写真左端の、一人だけ胸板の厚い中年太りの男のふやけた笑顔が全てを物語っています。ブックレット中のT-シャツ姿の弛んだ肉体・・・3rdのジャケットのマッチョな兄貴は何処へ行ったのやら・・・