囀る魚

Andreas Seche

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784890137268
ISBN 10 : 4890137262
フォーマット
出版社
発行年月
2016年05月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
227p;20

内容詳細

内気な青年ヤニスはアテネ旧市街の古びた書店に迷い込み、神秘的な女店主リオに出会う。めくるめく読書の愉しみ、本の構造の不思議、古典の断片―ふたりの会話が尽きることはない。しかし、それも束の間、リオはふいに消息を絶つ。彼女は本当はいったいだれなのだろう。手がかりを探すヤニスが辿り着いた世界とは?現実と虚構と謎を織り込み、読む者を不思議な読後感へと誘うエブリデイ・ファンタジー。

【著者紹介】
アンドレアス・セシェ : 1968年生まれ。大学で政治家、法学、メディア学を学ぶ。ジャーナリストであり、新聞社で働いた経験がある。ミュンヘンの科学雑誌の編集者を数年間つとめた後、デュッセルドルフ近郊にある故郷へ戻り、パートナーと田舎に暮らしながら小説を書いている。日本を頻繁に旅行し、東京、京都、日本文化に魅了される

酒寄進一 : 1958年茨城県生まれ。和光大学教授・ドイツ文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 新地学@児童書病発動中 さん

    本好きにはたまらない北欧のファンタジー。内気な青年ヤニスは、神秘的な雰囲気を持つ女性リオに出会って、本をめぐる冒険の旅に出る。紙の本が持っている魅力が詩的に描かれ、読んでいると本好きで良かったと改めて思えた。本についての薀蓄が織り込まれているので、それを読む楽しみもある。例えば1907年は井上靖が生まれて、ジョイスが『室内楽』を発表した歳であることが分かった。ミステリ的な要素もあり、結末でリオの正体が明かされる。本の世界は全て繋がっており、その繋がりは人の人生を変えうる力を持っていると信じたくなった。

  • 紅はこべ さん

    読み手が書き手にと変化し成長する一種のメタモルフォーゼ譚か。アーサーとリオとエインの正体にびっくり。独裁者が書物を検閲する理由に納得。今の日本も、ある本の出版差し止め判決のニュースとか見ると、そんな世界になりそう。ヤニスはフィクションと現実を混同しすぎているな。コナン・ドイルとセルバンテスの逸話も知らなかったので、驚き。

  • ゆかーん さん

    鳥は囀るが魚は囀らない。そんな定義を覆す発想を秘めているのが『囀る魚』。物語を生み出す力には、型にはまったルールは存在せず、自分の好きなように思ったことを書く。そこから、物語の魅力は生まれるのだということを学びました。主人公のヤニスが恋した書店員リオの正体は、物語を美しく彩る女神…。文豪達の物語を魅力的に引き出す、彼女の存在は大きいです!今ある名作の殆どが、彼女の力によって完成したのだと想像するとワクワクします!本の読み方、感じ方、楽しみ方を教えてくれる、哲学書のような魅力を感じる神秘的な本でした。

  • 南雲吾朗 さん

    皆さんのレヴューにある様に本が好きな人には共感が持てるようなファンタジー。「囀る魚」という題名が良い。重いメッセージ性や嫌な場面も少なく、さらっと読める。個人的には、少し軽い感じがしたが、良い本であると思われる。

  • 翔 さん

    何気ない日常のすぐ隣に、不思議なことはあるんじゃないか。そんな期待を一度でも抱いたことがあるのなら、この物語をリアルに体験できるだろう。本好きの本好きによる本好きのためのエブリデイ・ファンタジー。古い書店にしか出せない本の香りに包まれているような、どこか気品のようなものすら感じます。次作も読みたい。

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