アナ・カランの作品の中でも、最もボサノバ色の強い作品。 ボサノバのスタンダードといえる曲を本当に美しい声で歌っている。 また、バッキングや選曲、録音もすばらしく、ボサノバのけだるい雰囲気が好きな人ならば愛聴盤になることは間違いないだろう。

クールでジャジーなボッサ・アルバム。特に「おいしい水」の出だしがかっこいい！夜、部屋でお酒を飲むときにぴったり。彼女の透明な歌声に癒される・・・。

アナ・カランはハウスチューンのsunflowertimeなど周囲にごまかされ？と思うものも録音しているが、やっぱりこれが本質だと思う。レビューでは夏に聞くといいとあるが、春先に聞くのが自分としては合っていると思う。原曲が素晴らいのはもちろんだが、この声は気分に間違いなく春風を運んでくれる。

１９９０年春の「横浜バード」でのライブ以来、僕をボサノバに導いてくれた、アナカラン。　シンプルで且つそよ風のような歌声に魅せられて、RioAfterDarkを繰り返しかみ締めました。

このＣＤを聴いて、まず感じたのは『録音がイイ！』です。そして、ライナーを読むと、それもその筈、こだわりの録音設備を使っているらしい。近年少ない好録音作。選曲もジョビン・ファンなら垂涎のチョイス！