Greatest Hits

〈ファドの女王〉の名曲・名唱25曲を収めた究極のベスト

　〈ファドの女王〉アマリア・ロドリゲス（1920-99）。今も新たなファンを増やし、その歌声は多くの人々に愛され続けています。近年は再発や発掘音源のリリースも積極的に行われ、ライス・レコードでは2011年にオリジナル・アルバム計12タイトルのストレート・リイシュー（現在全て生産終了）したのを皮切りに、今年は『わが祖国ポルトガルを歌う（完全版）』（ライス CNR-37002）、『サムデイ〜1965・ノーリー・パラマー・セッション』（同　CNR-3073　６月18日発売）と、未発表音源を含めたマニア垂涎の重量級編集盤をリリースしています。しかしながら、未だ彼女の歌に触れたことの無い方にとって、それらのタイトルはハードルが高いもの。そこで、アマリア／ファド初心者の入門に最適な、シンプルな１枚ものベスト・アルバムをサンビーニャ・インポートとしてリリースすることに致しました。
　制作元は『ポルトガル・ギターの名手たち』（PVR-5317）といったロングセラーや、アナ・ラインスら新たなファド・シーンのスターを送り出してきたポルトガルのレーベル、Seven Muses。選曲は同社所属で昨年来日を果たしたファド歌手デボラ・ロドリゲスが担当し、40〜60年代初頭までの初期音源で構成されています。52年のロンドン・アビーロードにおける録音や世界デビュー曲「暗いはしけ」など、アマリアを語るに欠かせない重要曲25曲がしっかりと押さえられています。
　シンプルなベスト盤であるからこそ、まさに名曲・名唱の連続。初めてアマリア／ファドに触れるお客様向けの定番アイテムとしてお勧めします。

（メーカー・インフォメーションより）