CD 輸入盤

Dark Flavour

Alessandro Lanzoni

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
CAMJ3315
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

14 歳にしてPhilology からデビュー。同じく若くしてデビューを飾ったフランチェスコ・カフィーソとも共演するほか、近頃は、イタリアが誇る名ドラマー、ロベルト・ガットーのグループで活躍するピアニスト、アレッサンドロ・ランツォーニのCAM JAZZデビュー作。

イタリアParco della Musica より、ガットーを筆頭にしつつ双頭のリーダー作として昨年末にリリースされた『Reply』(MPR40) も記憶に新しい所と言えましょう。その作品では、ウェイン・ショーターの名曲にして世界観が凝縮された“アナ・マリア”をオープニングに、ミステリアスなムードが漂いましたが、本作は自身一人がリーダーであり、若手メンバーとの作品だからでもありましょうか、ピアニストであるランツォーニ自身が自由に演奏した印象が好感を持てます。

奇妙なのにキャッチー、ココぞの所に不協和音を効果的に使うメロディやハーモニーに加え、スウィング感も絶妙。セロニアス・モンクの粋を現代に再現したようなオリジナル曲で掴みもバッチリ。フレーズの端々からStraight No Chaser を意識していることが感じられ、全11 曲中に3 曲セロニアス・モンクの楽曲を取り入れていることからも、モンクからの影響が強いことが伺えますが、奇妙な心地よさと、音数はそこそこにして間を活かし、ダイナミックにモンクに迫るセンスは、なかなかなものです。

モンク楽曲の料理も秀逸。M-5,7,11とも、曲が持つファニーで楽しい雰囲気まで含め、トリオのコンビネーションも抜群です。しかし、ランツォーニは単なるスウィングの世界だけには止まりません。2、4曲目には、イタリア人らしい抒情的なメロディをコンテンポラリーなテイストとストーリー性ももって演奏している他、3 曲目やタイトル曲となった6 曲目では、深みを湛えたバラードも。

ミディアム・スウィングで最後を飾るか?と思わせておいて、フィニッシュに向って、スロー・スウィングにテンポを落とす展開もニクイもの。このラストに古き良き時代のノスタルジーを感じるファンの方もいらっしゃるのでは?

CAM JAZZ New Talent シリーズでは、MusicaJazz 最優秀新人賞(イタリア国内部門)をエンリコ・ザニシが受賞するなどというニュースもありましたが、この作品も本格的。注目です。(新譜インフォより)

Alessandro Lanzoni (p)
Matteo Bortone (b)
Enrico Morello (ds)

収録曲   

  • 01. Anatollo
  • 02. Rumors
  • 03. Levra
  • 04. Feeling Nervous
  • 05. Introspection
  • 06. Dark Flavour
  • 07. Crepescule with Nellie
  • 08. Song One
  • 09. Satellite
  • 10. Assembly Lines
  • 11. Bright Mississippi

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