素晴らしいのひとことに尽きる。ｳﾙﾘｯﾂｧなど楽器をｼﾝﾌﾟﾙながらも効果的に配置し、ｴｲﾐｰの繊細で落ち着いたｺｸのある歌声がこのｱﾙﾊﾞﾑを何倍にも美しく魅力的にしている。歌詞もぜひ読んで欲しい。非常に哲学的で深い。ﾏｸﾞﾉﾘｱの曲いり。

人生の暗闇の袋小路にまよいこんでしまう｡ただひたすら落ち込みふさぎこんでしまう｡倦んだ気持ちをどうしたらいいのか｡わからない｡どうしようもない｡そんなとき､たった一人でもこれをきいてみてほしい｡そうすればすこしあなたを勇気づけみちびいてくれるはず

存在しない映画のｻﾝﾄﾗという設定に基づいたﾄﾞﾗﾏﾃｨｯｸな歌詞と流水のような声。音は南部系ｶﾝﾄﾘｰﾛｯｸだ

　「エイミー・マンのアルバムはどれもとにかく音が素晴らしく良い。」 　僕は常々そう思いながら聞き親しんできましたが、この作品で、もはや手に負えない領域に達してしまったなと思っています。 　音楽職人達の技量を超えた、信頼感とか自信とか、そうゆう精神的なものさえ感じてしまいます。 　痛みの中にある余裕とでもいいましょうか。 　 　

lost in spaceよりbachelor no 2が好きな人はこちらも気に入ると思います。また今回はコンセプトアルバムだけあってその全体の統一感、完成度は今までで最も高いと思います。短時間視聴してもよさはわかりにくいので、買ってから部屋やドライブ中にじっくり聞くのがいいです。本当に45歳（！！！）にして決して怯むことのない確信と美貌にもう脱帽です・・・これも彼女の苦労の過程で掴み取ったものなんでしょうね。

僕にとってはトム・ペティ、トム・ウェイツ、マイケル・スタイプ等と同格の最高のアーティストです。’TIL TUESDAYから２０年、我が道を進むエイミー・マンに敬意を。

”Lost in Space” で感じたものを彼女本人が述べている，「これは，コンゼプチュアルなロード・ムービーなのよ」（意訳）。その意味で，本作は続編とも言えるかな。ジャケット・デザインにはじめ「えっ……」とも感じたが，これもコンセプトのひとつの具現でした。曲目，歌声は文句なし。エイミー，全くブレません。溢れる自信と才能を感じます。

現在新作の ”Forgotten Arms, The” で初めて知り，まずはこの作品から。これはいいですね，ロード・ムービーのようで。メリハリにやや欠けるとも思えるけれどその単調さこそ，この作品の主要なコンセプトのひとつかな，私見では。彼女の歌声が，輪をかけて最高。アメリカの乾いた雰囲気を醸す。この手のアルバムにありがちな力に，安易に訴えていない。

日本に全く来日しないエイミーのライブが見れただけで嬉しい！以外にジョークとか言って楽しいひとなのかな？

まさに待望のライブ映像。 地域コードが表示されてないけど、日本のプレーヤーで見れるのかな。 まあ最近は期待してないけど、こういう作品の日本盤が発売されないのは本当に情けない。