L -エル-

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784047306417
ISBN 10 : 404730641X
フォーマット
出版社
発行年月
2015年08月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
173p;19

内容詳細

“色のない街”で生まれ、育った一人の女性エル。9歳までのエルは毎日笑っていました。9歳からのエルは毎日泣いていました。大好きだった両親との別れ、信頼していた人物からの裏切り、叶わなかった夢、禁断の恋・・・。その後に突きつけられた現実・・・。これは、“エル"というひとりの女性の波乱の人生を描いた壮絶な物語である。

2015年2月に発売されたAcid Black Cherryのアルバム『L−エル−』。このアルバムは、波乱の人生を送った一人の女性、エルの「愛」をテーマにその人生を綴った壮大なストーリーと音楽が絡み合うコンセプト・アルバムで、20万枚のセールスを記録した。

本書「L−エル−」は、アルバム『L−エル−』に同包されたストーリーブックを書籍化したもので、新たにエルの看護学校時代のエピソード&描き下ろしのイラストが加えられている。

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読書メーターレビュー

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  • くろにゃんこ さん

    生涯を愛を求めて生きたエルのお話。む〜(-_-;)愛が欲しかったのは分かる、よく分かる。でもすぐ惚れて、ダメになって・・・の繰り返しにイラッと(笑)ストーリーももうちょっとなんか・・・と思いました。だけど、読了後に改めて曲を聴くのが楽しみです(*^_^*)

  • いしかわ さん

    何度も裏切られて、それでも愛を求めてしまうのは滑稽ではありながらも、人間臭くて良い。物語の全体を通しては、自ら暗い方向へと行くので歯がゆいし腹も立った。弱く、どこまでも女で、そして強く、儚くて。

  • つばめ さん

    ABCの曲にハマってる時に見つけた本。まさかアルバムの世界観のまま本になっているとは……装丁や挿絵等は綺麗だけれど、エルの目線で見せられる人生は波乱で壮絶で悲哀に満ちている。エルの最期はあれで幸福だったのか、救われるものがあったのか、愛は得られたのか。愛が欲しくて堪らないのに、それに裏切られ続ける女の人生。彼女は純粋で無垢で人を信じすぎたのかもしれない。本作を読んで曲を聴くと、より歌詞の重みを感じる。

  • 千恵子 さん

    TSUTAYAで表紙につられ手にした一冊、アルバムを本にしたとの事、アルバムも借り読んだ、静かに涙あふれた、青い鳥のチルチルミチル何故か思い出した、

  • さんつきくん さん

    残酷な絵本でした。Acid Black Cherryのyasuのアルバム「L」。その「L」のブックレットに記載されたストーリーに加筆して書籍化したもの。読んでいるとアルバムの曲が脳内に再生されリンクする。物語は主人公エルの一代記。少女から老人になるまで、報われなかったエルの悲しい物語。欲しかったのは愛。男運のないエル。会う男、会う男に歪んだ愛や嫉妬、暴力をそれぞれ受ける。それでも美しいエルは新しい愛を得るチャンスがあったが、上手くいかずでした。健気なエルには報われて欲しいと思いながら読んでました。

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