セカンドアルバムからこのバンドのファンになったのですがこのファーストは荒削りだが個性的、新たなメタルシーンを引っ張る新しいタイプのバンドだと思います。日本のメタルバンドではVoに大体難があるのですがこのバンドのVoは個性的で、しかも基本的な技術がしっかりしています。ギターの繊細な音作りもまた秀逸です。

シングル曲から購入。アルバムが出たのですぐ買いました。従来のメタルシーンにはない新たな個性の誕生だと思います。ネオクラシカル、メロスピ、ゴシック、プログレ、色々な要素が詰まっていて飽きません。一度聴いたら頭から離れない曲ばかりです。Voは音程が不安定等の難もなくバラードなどを聴けばかなり高等な技術を使っています。キャッチーでメタル好きではない人にも聴けるポップなタイプだと思います。

日本発のメロスピなんて・・・ と思っていましたが哀愁漂う楽曲に加えて 今までに無い表現力でメタルのダサさを逸脱したボーカル。 一般のリスナーにも十分アピールできる曲と歌だと思いました。 ボーカルは高音域ではいわゆるかなきり声にならぬようにエアーを入れてぼやかしを入れてある為かとても心地よく聞こえます。XJAPANのToshi氏もその声質で大衆の心を捉えたのです。それを聞き難いと思う人は往年のジャパメタに倣ったスタイルのバンドを聴くのをお勧めします。無理に聴いて逸材を埋もれさせてしまうような批評はうんざりです。

日本のメロスピ、ネオクラ界は西洋に比べて劣っていると思っていた。が、しかしそれは間違っていると気づいた。ここには心地よい響きがあり、丁寧に曲を作っていることが分かる。日本語詞も中々良い。英語詞ならGalneryusよりもStratovariusやsonata arcticaの方が良いという人、メロスピは速すぎて無理という人も受け入れられるのではないだろうか。

日本の Neo Classical, メルロディックスピードメタルバンドである Area51の待望のデビューアルバム 女性ボーカリスト Kate Cainの歌謡風のボーカル, Stratovariusを連想させるメロディーライン, バロックメタル風のその他は新人バンドのデビューアルバムだと信じられないほどのすぐれた音楽と演奏を聞かせる. 2005年 Galneryusといっしょに力強いジャパンメタルバンドの中一つがこれらだ.

演奏にしてはかなりのものがあり、全体的に演奏も高水準で非常に優れた作品なんだけどまだまだ改善の余地があると想いますね。１ ヴォーカルの歌唱がまだまだ甘い。２ もう少し曲展開に工夫やシャープさがあれば…。３ どうしても楽曲が一つの型にハマり似通ってしまう。具体的に言えばヴォーカルは伸びやかで力強いんだけど最高音域での歌唱がまだまだ弱く、やや聴きづらいと言う点。演奏もいいんだけど、歌メロに関してややメリハリに欠け曲ごとの差異を感じ取れなくてマイナスになってるような気がします。どうしてもこの手のジャンルは黄金パターンと言うべき曲調や演奏になりがち。マイナーの領域から脱却し世間にその存在を知らしめるにはこのジャンルならでは