ウィニー・ザ・プー 新潮文庫

A・A・ミルン

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784102200469
ISBN 10 : 4102200460
フォーマット
出版社
発行年月
2016年06月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
222p;16

内容詳細

途方もないユーモア、間の抜けた冒険、ふうわりとした抒情……。永遠の名作がいま蘇る。

むかしむかしのずうっとむかしのこと。イギリスの森でクマのプーは暮らしていました。大親友クリストファー・ロビンと冒険の日々を送っています。風船で体をふわっと浮かせて木の上にあるハチミツを取ろうとしたこと。コブタのコプタンのおうちが水浸しになったこと。ついにプーが発見した北極(ノース・ポール)……。ふわりと柔らかく、たまらなく愛おしい。永遠の友情に彩られた名作がいま蘇る。

【著者紹介】
アラン・アレクサンダー・ミルン : 1882‐1956。ロンドンに生れ、風刺雑誌『パンチ』の副主筆として軽妙な随筆を書く。第一次世界大戦に従軍後、執筆活動に入る。随筆、戯曲を多く発表していたが、息子クリストファー・ロビン・ミルンのために作った童謡集『クリストファー・ロビンの歌』(1924)が好評を博す。続いて『クマのプーさん』(’26)『クマのプーさんとぼく』(’27)『プー横丁にたった家』(’28)を書き、不朽の名声を得た

阿川佐和子 : 1953年東京生れ。慶應義塾大学卒。報道番組のキャスターを務めた後に渡米。帰国後、エッセイスト、小説家として活躍。『ああ言えばこう食う』(檀ふみとの共著)で講談社エッセイ賞、『ウメ子』で坪田譲治文学賞、『婚約のあとで』で島清恋愛文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 扉のこちら側 さん

    2016年488冊め。単行本既読、文庫で再読。新潮文庫の夏イベントリスト入りするとは予想外だった一冊。「僕、きわめて脳みそのちっちゃいクマなんです」「バカなクマちん」ディズニー映画ですら見たことがなかったもので、「賢い」というか「賢しい」という癒し系のイメージとは真逆の思い込みがあったプーさんのキャラクター像は書き換えられる。悲観的なイーヨーが好き。

  • しいたけ さん

    くまのプーさんも阿川佐和子も大好きです。北海道に住んでいたとき職場の敷地内で熊が出ましたが、自分ではクマ牧場以外で熊を見たことはありません。阿川佐和子さんのことは4月にお見かけしました。黄色い花が咲いたような方でした。プーさんカラーです。ですが残念なことに、この訳は私にはあいませんでした。ディズニーのDVDで観たプーさんを本物認定してしまっているせいでしょう。ピグレットがコプタンであること、クリストファーがプーに「バカなクマちん」と言うのにも慣れません。愛おしげな「おバカさん」。あれがたまらなく好きです。

  • ゴンゾウ@新潮部 さん

    世界中で一番有名で愛されているクマと素敵な仲間達の物語。子供の頃に絵本やディズニー映画で出会ったプーさん。初めて原作を読ませていただいた。阿川佐和子さんの優しい翻訳でプー、クリストファー・ロビンソン達の活躍が頭の中で蘇る。バカなクマちんが巻き起こす不思議な世界がとっても心地よい。

  • ケイ さん

    今年の誕生日にと友人がくれた。家にも古いのが一冊ある。その訳がとってのいいので、阿川さんが訳しなおしてくれなくてもいいのになあと思った。私の中では、プー達が歌っている歌は、頭の中で出来上がっていて、他のものに置き換えられなくなっている。子供の頃にボロボロになるまで読んだけれど、私は結局登場人物の誰もとくに好きなわけではなかったのが不思議。スヌーピーが好きだったからだろうか。

  • たんたん(休みます) さん

    プーさんをよく知らない私。顔からおとぼけキャラとは思っていたけどこんなにおマヌケなキャラだったなんて(笑)クリストファー・ロビンが「バカなクマちん」と言うたびに、うん、うんと私も頷く。そこには最大級の愛が込められている。ぶたのコプタン、ろばのイーヨー、ふくろうのフクロン、うさぎのウサギ、カンガルー親子のカンガとルー、そしてクリストファー・ロビン。どの話も仲間だ!親友だ!大好きなんだ〜って気持ちでいっぱい。ユーモアたっぷりわくわく楽しいプーさんと愉快な仲間たちの物語。

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