A・e・ヴァン・ヴォークト

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宇宙船ビーグル号の冒険 創元SF文庫

A・e・ヴァン・ヴォークト

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784488609177
ISBN 10 : 4488609171
フォーマット
出版社
発行年月
2017年07月
日本
追加情報
:
352p;15

内容詳細

巨大宇宙船ビーグル号は科学者と軍人1000人を乗せ、無窮の宇宙の探索に出発した。だが行く手には、人類の想像を超えた恐るべき怪物たちが待ち構えていた。荒廃した惑星を彷徨する凶暴で狡知にたけた猫型生命ケアル、幻影で精神攻撃してくるリーム人、宇宙空間で棲息可能なイクストル。彼らを相手に人類は科学の粋を集めて死闘を展開する。オールタイム・ベスト級の傑作宇宙SF。

【著者紹介】
A・E・ヴァン・ヴォークト : 1912年にカナダ・マニトバ州生まれ。39年に短編「黒い破壊者」でデビュー。一躍人気作家となり、P・K・ディックら後進に多大な影響を及ぼした。95年にアメリカSFファンタジー作家協会(SFWA)からグランド・マスター賞を贈られ、96年のワールドコンでは特別賞を授与された。2000年没。12年には生地カナダで、その名を冠したA・E・ヴァン・ヴォークト賞が創設された

沼沢洽治 : 1932年東京生まれ。東京大学文学部英文科卒。2007年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ざるこ さん

    ビーグル号の乗船者は軍人と科学者。科学者といってもさまざまな専門分野に分かれ、それ故それでは問題解決に至らない。そこで活躍するのが総合科学部長グローヴナー。序盤からつまはじき者だけど、どう考えても全てを網羅した総合科学は無敵。特に魅力的なのが宇宙怪物視点の章があること。猫型のケアルやイクストルの気持ちを知ると読んでる自分は人間側なのに最後は可哀想で仕方ない。人間たちの諍いは宇宙でもなくならないのはよくわかった。船内でも選挙とは笑える。最後の無形生命アナビスの話が盛り上がりそうで尻すぼみなのがとっても残念。

  • ひびキング さん

    この年で初読。これまでのSF人生無駄にしてたな、と、感じるほどの作品だった。ムギのご先祖様が普通に感じられるほど個性豊かな登場星人と閉鎖空間に政治を持ち込みつつもアカデミックに活動する登場人物たち。古臭さを感じさせない現代社会の縮図を見て取れ、またこれからの生き方、社会的、宇宙の進む道が示されている。

  • やすお さん

    スタートレックを彷彿とする宇宙探検物語。地球外惑星で異形のモンスターと出会い、ビーグル号の乗組員に犠牲を出しながらも怪物を退治する。宇宙空間で生きられる生物も登場し、ドキドキさせる世界は良い。ただし、このような世界観は今となっては少し古めかしく感じる。難しく考えずに素直に読んで楽しむ作品だろう。子供にも楽しんで欲しい。

  • へ〜ジック さん

    人類社会の縮図を乗せて宇宙探険船ビーグル号は進む。そこにあるのは我々の知るヒューマニズム=友愛、博愛、多様性の尊重ではない。あるのは友情、仲間や人類への忠誠、好奇心、利己心、権力欲、勇気、暴力性。良い物、悪いもの、悪から転じて良いものになったもの。ありとあらゆる人間の縮図を包含し、ビーグル号は進む。

  • 511 さん

    オールド・ファッションSF作品。宇宙回遊における生活のシビアさ、回遊を裏付ける発明や科学的根拠がないことを批判するのは古い作品だけにいささか厳しい視線か。専門分野に枝分かれした科学者が予期せぬ展開に右往左往する中、総合科学の主人公がさっそうと間を結び付け、解決するという物語。前述のとおり、あらゆる点で古臭さがある点は否めないが、宇宙や未来への楽観的希望、まだ見ぬ可能性へのワクワク感などうまく描かれている。

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