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*brass&wind Ensemble* Classical レビュー一覧 5ページ目

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商品ユーザーレビュー

925件
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  • オランダの老舗楽譜出版社モレナールから近年名前をよ...

    投稿日:2023/03/17

    オランダの老舗楽譜出版社モレナールから近年名前をよく見かけるヘルト・スハレイバースは、フサやロースト、スパークに学んだオランダの作曲家です。 自作の作品も出版されていますが、クラシックの編曲物が大半で、このCDもスハレイバース編曲によるクラシック作品を集めた内容になります。 選曲面ではブルックナーの3つの管弦楽小品と行進曲が珍しい。 ブルックナーの初期作品で原曲のオケ版の録音も稀な作品です。 演奏はポルトガル陸軍軍楽隊、指揮はアルトゥール・カルドソ大尉です。 モレナールでこの軍楽隊は72巻、84巻に続く登場です。 モレナールのCDで、特定の作曲家の作品集は既存の音源を集めた編集盤が多いですが、これは新規録音。 ポルトガル陸軍軍楽隊は解説のメンバー表を見ると日本のバンドとそう変わりはない編成ですが、チェロが入っていたり低音域の楽器が充実していたりと、なかなかの大編成バンドで、そのためサウンドは大変充実しています。 演奏もラテン的な明るさをもっていて特別な名演はないですが、充実した演奏が聴けます。 録音はポルトガルの吹奏楽系レーベル、アファナウディオが担当しています。 吹奏楽のCDでは優秀な録音で各パートがバランスよく録られています。 尚、録音年や録音場所は記載がないため不明です。 収録曲は以下の通り 1.パルジファル (リヒャルト・ワーグナー) 2.交響曲第3番『オルガン付き』から終楽章 (カミーユ・サン=サーンス) 3.エニグマ変奏曲 (エドワード・エルガー) 4.3つの管弦楽小品と行進曲ニ短調 (アントン・ブルックナー) 5.歌劇『ムラーダ』より貴族たちの行進 (ニコライ・リムスキー=コルサコフ) 6.ベンヴェヌート・チェッリーニ (エクトル・ベルリオーズ) 全曲ヘルト・スハレイバース編曲 演奏 ポルトガル陸軍軍楽隊 指揮 アルトゥール・カルドソ大尉

    レインボー さん

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  • スイスの楽譜出版社、オブラッソから出たCDである。 ...

    投稿日:2023/03/14

    スイスの楽譜出版社、オブラッソから出たCDである。 オブラッソはブラスバンドの譜面に強い出版社として知られているが、吹奏楽譜はポピュラー系が多く、本CDもそんな1枚。 エンターテイメント・オン・ステージと名付けられたこのCDはまさにタイトル通り、映画音楽やポピュラー歌手の名曲を吹奏楽アレンジしたもの。 いずれもオブラッソから出版されており参考演奏集としても兼ねている。 演奏はニック・グレース中佐指揮、イギリス王立海兵隊ポーツマス軍楽隊。 日本の国内サイトではバンドはイギリス海兵隊バンドとしか書いてないがCDの解説書にはしっかりとポーツマスの軍楽隊である事が書いてある。 ここはイギリス海兵隊の軍楽隊でも歴史があり録音も多い。 本CDは軽めの作品中心だが、最初から最後まで手を抜かないしっかりとした演奏が特徴。 意外と良い演奏なのが『633爆撃隊』でこれは空軍の軍楽隊がレパートリーとして演奏しているのはよくあるが、海兵隊の軍楽隊の録音は珍しい。 颯爽感のある演奏は中々良い演奏だと思った。 またフチーク『剣士の入場』ヴァルター『バーゼルとの別れ』と言った行進曲の鳴りの良さは軍楽隊らしい出来だ。 もちろんポピュラーナンバーの演奏も悪くなく観賞用としても十分な出来だ。 録音も中々綺麗に録れている。 曲目に興味があるなら書いだと思います。

    レインボー さん

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  • デ・ハスケと提携会社、ミトロパ、スケルツァンドの20...

    投稿日:2023/03/11

    デ・ハスケと提携会社、ミトロパ、スケルツァンドの2006年新譜集。 デ・ハスケ・フェスティバル・シリーズの39弾との事。 アーノルド・スパン指揮、オランダ王立陸軍ヨハン・ヴィレム・フジョー軍楽隊の演奏で収録されています。 今回の新曲オリジナルの作品は全体的良い作品が、多いように思います。 タイトル曲のスホーネンベーク『黄金時代』やローストの『コンコルディア』等がそうだが、1番は冒頭のリーデマンの行進曲『デコーラム』で、短調のメロディとスタンダードな構成が心をときめく隠れた佳作。 クラシックではボワエルデュー『バグダッドの太守』ワーグナーのリエンツィから『平和の行進曲』となかなか通です。 演奏のオランダ王立陸軍ヨハン・ヴィレム・フジョー軍楽隊は2005年にそれまで存在したオランダ王立陸軍軍楽隊と、ヨハン・ヴィレム・フジョー軍楽隊を統合し結成された軍楽隊である。 軍楽隊としてはまだ10年ちょっとの歴史だが、前身のバンドはともにオランダの陸軍軍楽隊では中心的な存在として知られていた。 この録音は統合して間もない頃の録音と思われるが、演奏自体はなかなか良い。 行進曲からポピュラーまで幅広く、多彩な表現を見せてくれる。 参考演奏集的なラフさはあるが、観賞には問題ないだろう。 録音は新しいだけあり問題ないです。

    レインボー さん

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  • イギリスの作曲家、フィリップ・スパークが自らの作品...

    投稿日:2023/03/08

    イギリスの作曲家、フィリップ・スパークが自らの作品を出版するために立ち上げたアングロ・ミュージックは、楽譜の他に参考演奏集のCDも出しており、ヨーロッパの著名な団体を起用して質の高いCDが制作されています。 今回はヴァルター・ラツェク中佐指揮、ドイツ連邦軍軍楽隊の演奏で録音された17枚目に当たるCDで、日本からの委嘱曲や行進曲、ファンファーレと言った小品を中心としたCDです。 さすがに有名曲クラスの出来の良い作品はないですが、ベテランらしいどれも安定した質の作品が続くと言って良いでしょう。 指揮者のヴァルター・ラツェク中佐は1979年にドイツ連邦陸軍第9軍楽隊に入隊し、指揮者に転向後はドイツ連邦陸軍山岳師団軍楽隊や、ドイツ連邦軍司令部軍楽隊で第2指揮者を務めたあと、1989年にドイツ連邦陸軍第2軍楽隊の隊長を、1995年よりドイツ連邦軍教導団軍楽隊の隊長を務めた後、2001年に本CDで振っているドイツ連邦軍軍楽隊の隊長に就任、2012年まで務めた後、ドイツ連邦軍参謀本部軍楽隊の隊長に転出、2014年まで務めました。 演奏団体のドイツ連邦軍軍楽隊は1957年に設立され、数々のドイツ行進曲の編曲や作曲も手がけた、フリードリッヒ・ダイゼンロート少佐が初代隊長を務めました。 その後もゲルハルト・ショルツ中佐や、ヘルムート・シャール中佐、ハインツ・データー・パウル中佐、ミッシェル・シュラム中佐と言った歴代の隊長がバンドをレベルアップし、ドイツの軍楽隊でトップレベルの実力を持っています。 バンド名は創設時より永らく、ドイツ連邦軍司令部軍楽隊と名乗っていましたが、2000年にベルリンのドイツ連邦陸軍第400軍楽隊が、ドイツ連邦軍参謀本部軍楽隊に改名するにあたり、当軍楽隊もドイツ連邦軍軍楽隊の名称を名乗るようになりました。 録音もダイゼンロート少佐やショルツ中佐時代からドイツ行進曲を中心にリリースされていますが、ラツェク中佐が隊長に就任してから、既に参考演奏集や日本ではなかなか手に入らないレーベルの音源を含めて20枚以上のアルバムが制作されています。 さて演奏ですが、これがまたドイツのバンドらしい硬めのサウンドと引き締まった演奏を聴かせてくれます。 軍楽隊といえば、マーチですが、ここでは『マーチ・セレブレーション』が収録されていて躍動感あふれる演奏はさすがです。 他にも『エグザルティション』『センテニアル・サリュート』等が良い演奏だと思います。 録音についての詳細は不明ですが、発売年と同じ2010年でしょう。 音質は良好です。

    レインボー さん

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  • オランダの楽譜出版社、デ・ハスケが2007年に出した自...

    投稿日:2023/03/05

    オランダの楽譜出版社、デ・ハスケが2007年に出した自社の楽譜参考演奏集。 ポピュラー・セレクション・コンサート・バンドと銘打たれたように、聴きやすい作品を収録したもの。 日本の吹奏楽界で言うポピュラーといえば流行りの歌を吹奏楽にアレンジしたものを差すことが多いが、本CDも確かに有名なポピュラー・ソングのアレンジもあるが、あくまで聴きやすい作品を集めたぐらいのニュアンスで使われているようで、クラリネットや木琴のソロ曲、正統派行進曲など、ヨーロッパの吹奏楽団が野外演奏の際に取り上げそうな作品が並ぶ。 演奏はピーター・クライネ・スハールス指揮、スロヴェニア警察音楽隊です。 指揮者スハールスは、1989年から2002年までオランダ王立海軍軍楽隊でトロンボーン奏者と、アレンジャーを務めた後、指揮者としても活躍、2013年には古巣のオランダ王立海軍軍楽隊の隊長に就任し、2017年まで務めた。 本録音時は作編曲家&指揮者とデ・ハスケ系列で活躍していた頃の録音。 スロヴェニア警察音楽隊は1948年10月、ユーゴスラヴィア人民民兵音楽隊として発足。 初代楽長はルドルフ・スタリッチが務めた。 1991年に警察に所轄が移った後、2000年にフランク・リズマルが楽長に就任し、翌年に現隊名になった。 現在は60名程のメンバーで構成されているとの事。 録音はスロヴェニア放送の自主レーベルにもあるが、2005年に突如デ・ハスケと系列レーベルに参考演奏集を録音し、日本でも知られるようになった。 デ・ハスケのCDは2008年頃の新譜が最後、スロヴェニア警察音楽隊の単独のアルバムならこれが最後である。 このCDではスハールス指揮の下、肩の凝らない楽しい演奏を聴かせてくれます。 シュワルギン『木琴の走り』やラセロムス『クラリチューブ』のようなソロ曲で、木琴やクラリネットの実力が楽しめますし、ラセロムス『我らの指揮者』『ヴィヴェンダ』エバース『アド・フォンテス』の3曲の行進曲の演奏は、さすがと言うべき説得力のある演奏です。 録音はスロヴェニア放送で録られたものらしく、録音年は書いてないですが、恐らく2006年から2007年頃でしょう。 録音年は少し古いですがデジタル時代なので音質は良いです。

    レインボー さん

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  • オランダの楽譜出版社、モレナールが発売している、ニ...

    投稿日:2023/03/02

    オランダの楽譜出版社、モレナールが発売している、ニュー・コンポジッション・コンサート・シリーズの87枚目である。 今作も様々な作品を収録、タイトルのダンケルクのような比較的規模の大きな曲から、行進曲、映画音楽やタンゴなど選曲はごちゃ混ぜだが、質の高さで定評あるモレナールだけに作品はどれも安定しています。 演奏はポルトガル共和国空軍軍楽隊、指揮はアントニオ・ロサド少佐、ルイ・シルヴァ大尉、アルトゥール・ルーキーナ少尉です。 この軍楽隊は日本の吹奏楽団と大きく編成は変わらないものの、人数が多く大編成ならではのサウンドが特徴です。 ロサド少佐が指揮者になってからよりサウンドに洗練さも加わり、高い技術力と吹奏楽らしいパワーと流暢な音楽作りで聴き手を楽しませてくれます。 本CDでもその演奏の良さが体験できると思います。 尚、3名の指揮者の個別の担当曲についての記載はありません。 録音はアファナウディオが担当しています。 このアファナウディオはポルトガルの吹奏楽系レーベルで、日本では知る人ぞ知ると言った知名度ですが、優秀な録音で知られています。 このCDでも柔らかく適度な残響を持った迫力がある優秀なサウンドです。 収録曲は以下の通り。 1.ブラス・ロック組曲 (金山徹) 2.ファンク・ファクトリー (アンドレアス・ハバーリン) 3.ダンケルク (ホセ・アルベルト・ピナ) 4.大西洋の波 (エドワルド・M・ブリトー) 5.オン・ファイア (マイケル・ガイスラー) 6.ベル・ベンチュラ (ヴィム・ラセロムス) 7.アベンジャーズ・メインテーマ (アラン・シルヴェストリ arrルイクラロ) 8.コパカーナ (バリー・マニロー arrヨハン・デ・メイ) 9.リベル・タンゴ (アストル・ピアソラ arrアンドリュー・ピアス) 10.ノットウルン (ジュリアン・マイゼンタール) 11.ドクター・ストレンジ (ミカエル・ジョアッキーノ arrジョン・アンダーソン) 12.金星の通過 (カルロス・マルケス) 演奏 ポルトガル共和国空軍軍楽隊 指揮 アントニオ・ロサド少佐  ルイ・シルヴァ大尉 アルトゥール・ルーキーナ少尉 (個々の担当の記載なし)

    レインボー さん

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  • このCDはオランダの楽譜出版社、デ・ハスケの参考演奏...

    投稿日:2023/02/27

    このCDはオランダの楽譜出版社、デ・ハスケの参考演奏集で、デ・ハスケと関連の出版社が出した楽譜を取り上げたアルバムです。 1枚目は新曲のオリジナル曲中心。 8分前後から18分ぐらいまでの長めの曲中心ですが聴き所は行進曲『メドウェイ川襲撃』です。 別題にヴァン・ヘント行進曲とあるこの曲、作曲者はフィリップ・スパークです。 スパークの行進曲は演奏会用の作品が殆どで一般的なマーチ・スタイルとは違うものが殆どですが、この作品はオランダ王立海軍軍楽隊の演奏で初演された事もあってか、珍しくスタンダード・スタイルの重厚な出来になっています。 2枚目は主にライトな軽めの作品が主になっています。 こちらは一度聴けば十分と言った所でしょうか。 演奏者は複数いてます。  最も多いのはアントワープ・ウィンズ(指揮:ユリ・ブリアント)で、2枚目の大半を占めています。 演奏曲が軽めな作品もあってか、演奏は悪くありません。 2枚目には他にミッドウェスト・ウィンズ(指揮:ダン・ゴーランド、マイケル・スウィーニー)もありますがこちらは完全にポピュラー系ばかり、恐らく録音用の団体で、演奏は普通と言った所。 日本からは名古屋芸術大学ウィンドオーケストラ(指揮:ヤン・ヴァンデルロースト)が登場しています。 自作とハデルマンの作品を演奏しており、良くも悪くも模範的な演奏です。 他にはデ・ハスケで何度も登場しているオランダ王立陸軍ヨハン・ヴィレム・フジョー軍楽隊(指揮:テイメン・ボトマ少佐)による安定した演奏や、ドイツ連邦軍軍楽隊(指揮:クリストフ・シャイブリング中佐)による硬めのサウンドを活かした好演奏が収録されています。 編集盤なので微妙に録音に差はあるものの、大きな問題はなく聴けると思います。

    レインボー さん

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  • ハファバラ・ミュージックが毎年出している参考演奏集...

    投稿日:2023/02/24

    ハファバラ・ミュージックが毎年出している参考演奏集のCDから、難易度の高い曲を集めたマスターピースシリーズの一枚である。 例年、編曲物とオリジナル新曲をバランスよく配置した選曲であるが、このCDでは冒頭の『皇帝の花嫁』を除き、新作中心の作品集となっている。 いずれもグレードにして5から6という作品が集められており、曲の聴き応えは抜群。 個人的にはモルックポーアの『パルミア遺跡』が民族色の強い作品で、なかなか良かった。 演奏はイヴ・セヘルス楽長指揮、ベルギー王立近衛兵軍楽隊。 1832年創隊の同軍楽隊はフランス式編成による壮麗な響きと卓越した技術力でヨーロッパの軍楽隊でも一二を争う実力派の団体として知られるが、本CDでも難曲を難なく吹きこなし、鑑賞用にも耐えうる高い水準の演奏を聴かせてくれます。 録音はスタジオ・ギャラクシーという所が担当している様で、特に不満なく聴けます。

    レインボー さん

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  • オランダの楽譜出版社、モレナールの自社楽譜の参考演...

    投稿日:2023/02/20

    オランダの楽譜出版社、モレナールの自社楽譜の参考演奏集である、ニュー・コンポジッション・コンサート・シリーズの40巻です。 2008年の新譜集でいずれも新曲オリジナルを集めた物。 タイトル曲を含む殆どの曲が10分越えという吹奏楽曲では大曲になる作品を集めています。 作品は少し渋めですが、どれもなかなか良いと思います。 演奏はハシント・モンテゾ中佐指揮、ポルトガル共和国国家警備隊音楽隊である。 このポルトガル共和国国家警備隊音楽隊は、いわゆる憲兵隊の音楽隊で1838年まで起源を遡る歴史のあるバンドです。 ポルトガルの吹奏楽らしく大編成が売りで、例えば冒頭の祝典間奏曲での華やかで充実した演奏は観賞用としても充分いけます。 中低音域が充実しているため、サウンドは常に厚みがあり、オーケストラのような豊かな音色を出しています。 指揮者のモンテゾ中佐は2001年にこのバンドの指揮者となり、2008年まで、在任しています。 このCDは2008年発売ですので、もしかしたらモンテゾ中佐の最後の録音かも知れません。 録音を担当しているのはアファナウディオで、ポルトガルの吹奏楽系レーベルです。 吹奏楽中心のレーベルだけあり、バランスの良い録音かつ、迫力があり良いです。 尚、細かい収録年や録音場所の記載はありません。 最後に収録曲です。 1.祝典間奏曲 (トン・ファン・フレーヴェンブレーク) 2.カシオペア (カルロス・マルケス) 3.永久に (フェレール・フェルラン) 4.ピノキオ (アレックス・ポエルマン) 5.アンナハル・アルワーン (アレックス・ポエルマン) 演奏 ポルトガル共和国国家警備隊音楽隊 指揮者 ハシント・モンテゾ中佐

    レインボー さん

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  • ベルギーの楽譜出版社、ハファブラは自社の楽譜の参考...

    投稿日:2023/02/17

    ベルギーの楽譜出版社、ハファブラは自社の楽譜の参考演奏CDを出しており、高難易度のマスターピースシリーズと、様々なグレードを集めたハファブラ・ミュージックシリーズがあり、このCDは後者の28枚目。 演奏はトニー・ショル楽長指揮、バーデン=ヴュルテンベルク州立警察音楽隊。 ショル楽長が2005年に楽長に就任してからこのバンドは主に各社のレーベルから参考演奏集を毎年出していた。 ハファブラにも何枚か録音があるが、このCDがハファブラ初登場のようだ。 大きな編成でなく中規模編成なのだが、ドイツらしい硬質なサウンドを効かせて、技術も問題なく、野外コンサートを聴いているような演奏である。 選曲はこの手のアルバムらしくごちゃ混ぜであり、永年ハファブラの看板作曲家だったブージョワ『ミュザート序曲』ヘック『アルタイル』の様な新作オリジナル、エディンバラ公『ガラテア・ワルツ』の様なシュトラウスに影響受けた作品の新たなアレンジ、『ピーナッツ売り』の様なポピュラー系、フリック『シュトゼンフェスト』の様な行進曲まで収録している。 録音はユーロサウンドという所が担当しているが、一応綺麗には録れてはいるが、やや平板に感じる部分もある。

    レインボー さん

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