CD 輸入盤

Pikes Peak-masterpieces Vol.14: Royal Symphonic Band Belgian Guides

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
891572
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

ユーザーレビュー

総合評価

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ベルギーの楽譜出版社、ハファバラの上級グ...

投稿日:2023/04/29 (土)

ベルギーの楽譜出版社、ハファバラの上級グレードを集めたマスターピース・シリーズの一枚です。 演奏はイヴ・セヘルス楽長指揮、ベルギー王立近衛兵軍楽隊です。 今回はオリジナル作品と編曲作品がそれぞれ4曲ずつのバランスの良い選曲です。 オリジナル作品はメルテンスやコスミッキ、ゴーブとベテラン勢が勢揃い。 当然というか、作品の出来は一定の水準で仕上がっているが、個人的にはその中ではマイナーな、シュテルトの『ヴェア・イスト・エリーゼ?』が面白いと思った。 編曲作品はいずれもジョセ・シンスによる編曲である。 シンスは演奏団体のトロンボーン奏者を務めながら、かなりの編曲を残し大半はハファバラから出ている。 今回はマイナーな作品が多く、マンシーニ『ポップス・オーケストラへの序曲』コーツ『全労働者諸君』の吹奏楽版は珍しい。 演奏は流石ギィデ、どの曲も余裕のある演奏で、クラシカルな表現からジャズまで幅広いジャンルに対応している。 軍楽隊のサウンドのカラー的に違和感がある作品もないわけではないのだが、少なくとも参考演奏としては十分だろう。 セヘルス楽長も着隊して10年経って、軍楽隊とのコンビネーションはバッチしだ。 録音は普通で、これは残念であるが、総合すると悪くない一枚である。

レインボー さん | 不明 | 不明

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