『北風を讃えて〜リンコラ：トランペット協奏曲第２番、アルヴェーン：祝祭序曲、他』　ルード＆ノルウェー国軍音楽隊、ティーネ・ティング・ヘルセット

ウィンド・バンドの質感を美しい響きとともに伝える
注目の女性トランペット奏者、ティーネ・ティング・ヘルセットも登場！

「北風」に捧げるオマージュ。颯爽とした、美しい音楽が広く音楽ファンから愛されているノルウェー国軍音楽隊が、スカンディナヴィアの作曲家たちがウィンド・バンドのために書いたオリジナル曲を録音しました。
　ノルウェー国軍音楽隊（FSMK）は1817年の創設。オスロの中心にあるアーケシュフース砦に本拠を置く、常勤隊員39名のノルウェーでもっとも編成の大きいプロフェッショナル・ウィンド・バンドです。2006年からオーレ・クリスチャン・ルードが芸術監督を務めています。
　リンコラの協奏曲でソロを吹くのはティーネ・ティング・ヘルセット。ハイドン、アルビノーニ、ネルダ、フンメルの協奏曲（PSC1292）で録音デビューし、たちまち国際的な注目を集めたプレーヤーです。技巧を求められる、ジャズ感覚いっぱいのリンコラの音楽を楽しく演奏しています。（キングインターナショナル）

【収録情報】
・エギル・ホーヴラン：ファンファーレとコラール op.54a（シンフォニック・バンドとオルガンのための）
・サッリネン：宮殿ラプソディ op.72（管楽器、打楽器、ハープとピアノのための）
・ユッカ・リンコラ：トランペット協奏曲第2番*
・オーレ・シュミット：ストラヴィンスキーへのオマージュ（シンフォニック・ウィンズ、ティンパニと3人の打楽器奏者のための）
・アルヴェーン／G.ユーハンソン編：祝祭序曲 op.26（軍楽隊のための）
・ホーヴラン：祝祭序曲 op.39a（シンフォニック・バンドとオルガンのための）
・オラヴ・アントン・トンメセン：スタブスアラベスク op.14（ウィンド・バンドのための）

　ティーネ・ティング・ヘルセット（トランペット）*
　ノルウェー国軍音楽隊
　オーレ・クリスチャン・ルード（指揮）

　録音時期：2009年10月14,19-23日、2010年6月14-15日（リンコラ）
　録音場所：オスロ、アーケシュフース砦騎士館
　録音方式：デジタル