オランダの楽譜出版社として知られる、デ・ハスケの参考演奏集である。
演奏は、オランダ王立空軍軍楽隊。
指揮者は、レクス・ヴァン・ディペンと、ヘンク・ハインズの2名が担当している。
共にこの軍楽隊の指揮者をしていた人物で、ディペンが1981〜1991年まで、ハインズが1991〜1994年までそれぞれ隊長をしていた。
このCDは1990年頃に録音された物。
演奏は技術的な不足はないが、参考演奏集という事もあってか、ニュートラルで味の薄い演奏。
作品自体も(新譜は特に)一度聴けば十分と言った所で、楽譜の参考演奏としてなら良いが、鑑賞目的ではあまりお勧め出来ないCDである。