『ラウンド・ミッドナイト』
ベルリン・ドイツ交響楽団ブラス・クインテット
セロニアス・モンクが書いた『ラウンド・ミッドナイト』は、現在ジャズのスタンダード・ナンバーの一つとして知られています。「最も数多く録音された曲」とも言われ、すでに1000枚以上のアルバムで取り上げられているといい、このアルバムもそのコレクションの中に加えられることでしょう。
ポリフォニックでロマンティックなこの作品を始め、パーセルやフォーレなど、多彩なスタイルの曲が散りばめられたこのアルバムは、ベルリン・ドイツ交響楽団ブラス・クインテットの実力をとにかくじっくりと楽しむことができるものです。(Capriccio)
【収録情報】
● パーセル:『妖精の女王』序曲(D.マーラット編)
● ロバート・ジョンソン:『サチュロスの踊り』序曲(H.ケーブル編)
● オスカー・べーム:夜曲 Op.44(N.ダウム編)
● サン=サーンス:死の舞踏 Op.40(D.マーラット編)
● ロバート・ビーサー:金管五重奏曲
● J.マーク・シアース:『魔法の森』組曲
● セロニアス・モンク&クーティ・ウィリアムズ:ラウンド・ミッドナイト(I.ルイス編)
● ブルトン・レーン:フィニアンの虹〜年取った悪魔の月(I.ルイス編)
● フォーレ:レクィエム Op.48〜ピエ・イエス(R.メンツェン編)
ベルリン・ドイツ交響楽団ブラス・クィンテット
ファルク・メルテンス(トランペット)
ラファエル・メンツェン(トランペット)
パオロ・メンデス(ホルン)
アンドレアス・クライン(トロンボーン)
ヨハネス・リップ(テューバ)
録音時期:2011年11月11-14日
録音場所:ベルリン、RBB第3ホール
録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)