あきない世傳 金と銀 6 本流篇 時代小説文庫

田郁

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784758442336
ISBN 10 : 4758442339
フォーマット
出版社
発行年月
2019年02月
日本
追加情報
:
307p;16

内容詳細

大坂天満の呉服商「五鈴屋」は、天災や大不況など度重なる危機を乗り越え、江戸進出に向けて慎重に準備を進めていた。その最中、六代目店主の智蔵が病に倒れてしまう。女房の幸は、智蔵との約束を果たすべく立ち上がった。「女名前禁止」の掟のもと、幸は如何にして五鈴屋の暖簾を守り抜くのか。果たして、商習慣もひとの気質もまるで違う江戸で「買うての幸い、売っての幸せ」を根付かせたい、との願いは叶えられるのか。新たな展開とともに商いの本流に迫る、大人気シリーズ待望の第六弾!

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読書メーターレビュー

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  • しんごろ さん

    冒頭から、いきなりとんでもない展開に、え〜っとなり、そりゃないぜ田郁さん!幸が可哀想すぎると作者に物申したくなりました。なんとか壁を乗り越え、新展開になって面白くなってきたなという所で、ええ、ここで終わり〜と、また田郁さんに物申したくなる。「こいつはいけねえ。いけねえよ〜。またしても続きが気になるじゃないか」(あれ、どこかで聞いたセリフが〜)ってなるわ!次作も試練だらけだなあ、きっと。今作は、お竹が良かったね。五鈴屋のみんなにいっぱい幸あれ〜!

  • Yunemo さん

    やっぱり商人道を貫き通す覚悟ができた本作。現代のビジネスに通じる「蟻の眼と鶚の眼の感覚」、「買うての幸い、売っての幸せ」、「笑う門には福」、そして人心掌握術と、いよいよ商いの戦場に出陣する要素は出来上がりました。討ち入り同様2年間の猶予の中で最大限の準備が整いました。割合穏やかな2年間、著者からすれば、これ以降どれだけの試練を幸に与えるんでしょう。大阪と江戸での生活、風習の違い、吉と出るのか凶と出るのか興味は尽きません。新参者がどういう戦いをしていくのかな、との想い募りながら次巻を待つ、いつになるのかな。

  • 小梅 さん

    冒頭で「マジか?」ってなりました。大阪と江戸では人の歩みの速さが違う。それが良く伝わる展開の早さでした。

  • 三代目 びあだいまおう さん

    序章?まさかの序章ですか?あきない世傳第6巻本流篇!のっけから苦難のどん底に突き落として読み手を煽る!艱難辛苦、波乱万丈、紆余曲折を繰り返して幸は夢の江戸進出を目指す。『売っての幸せ、買うての幸い』という歴代五鈴屋の理念を否定するお家さんの口上、江戸進出に幸が片腕に選んだ者の口上、そして江戸店開店の際の口上、どの口上にもグッときてウルっとしました!でもその全てが?これ迄の6巻全てが?これからの展開の『序章』なの?本流篇の後は河口篇、大海篇でしょうか⁉️きっとまだまだ続くよね!お願いします!高田先生‼️🙇

  • のり さん

    祈りを込めて最初のページを開いたが、想いは届かず…試練と苦悩続きの「幸」だが、気丈に振る舞う姿が五鈴屋の結束をさらに高める。「智蔵」との悲願を叶えようと知恵を絞り、江戸進出を果たす。「富久」や「治兵衛」の教えを守り、奉公人共々さらに高みを目指す。人との出会いを大事に、信頼と絆を深めていく。感動する場面も多々あったが、江戸店開店の接客模様が特に心打たれた。お竹どん、やっぱり貴女は只者ではないなぁ〜。😄

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人物・団体紹介

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田郁

兵庫県宝塚市生まれ。中央大学法学部卒。1993年、集英社レディスコミック誌『YOU』にて漫画原作者(ペンネーム・川富士立夏)としてデビュー。2008年、小説家としてデビューする(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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