CD 輸入盤

カンタービレ−オペラ・アリアと歌曲を弾く ガベッタ、オリヴィエリ=ムンロ&プラハ・フィル

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
88697312792
組み枚数
:
1
レーベル
:
RCA
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

カンタービレ
ソル・ガベッタ・プレイズ・オペラ・アリア&ソングス

21世紀を担う若き女流チェリストの新星、ソル・ガベッタのサード・アルバムは、チェロが奏でるフランスとロシアのオペラ・アリア&ソングスのカンタービレな歌の世界!
 このディスクはソル・ガベッタのサード・アルバムとなるもので、フランスとロシアのオペラ・アリアや歌曲をソルのチェロがオーケストラをバックに歌手のように歌います。ソルの演奏は、数々のコンサートを制覇してきたキャリアを裏付けるかのように、高い演奏技術に支えられた、叙情性と歌心あふれる情熱的かつ知的な表現が聴くものを魅了するもので、名器グァダニーニの素晴らしい音色もその演奏に艶と陰影を映し、新鋭らしいフレッシュな感性が飛び切り魅力的な演奏が身上ですが、このアルバムのような『カンタービレ』なレパートリーで最良の成果をもたらします。ソルの出自に繋がるフランスとロシアのオペラ・アリアや歌曲を、両言語を母国語としている彼女がチェロで歌う、ユニークかつ説得力あふれるアルバムとなりました。
 もっとも人の声に近い音色を奏でるチェロを縦横無尽に操り、名アリアを次々と聴かせる彼女の歌心を心行くまで堪能してください。もちろん男声、女声の区別はありません。狂おしい女心も、切ない男心も全て思うがまま。まさにため息ものの『歌の饗宴』です。
 マニアの方には、ボーナス・トラックに収められた『フィガロのアリア』をオススメします。カステルヌォーヴォ=テデスコによる一風変わった編曲は、大変ユーモラスで凝ったもの。これは一度聴いたら、必ずや耳に残ること間違いありません。(BMG)

・グノー:歌劇『ロメオとジュリエット』より『私は夢に生きたい』
・オッフェンバック:喜歌劇『ペリコール』より『ああ、何というお食事(ほろ酔いの唄)』
・オッフェンバック:喜歌劇『ペリコール』より手紙の歌『いとしい人よ』
・ビゼー:歌劇『カルメン』より『何を恐れることがありましょう』
・ビゼー:歌劇『カルメン』より『セビリャの城壁の近くに』
・ドリーブ:『カディスの娘たち』
・トーマ:歌劇『ミニョン』より『君よ知るや南の国』
・チャイコフスキー:歌劇『エフゲニ・オネーギン』より『青春は遠く過ぎ去り』、
・チャイコフスキー:6つの歌曲Op.6より『ただあこがれだけを知る人だけが』Op.6-6
・カントルーブ:『オーヴェルニュの歌』
・アーン:『クローリスへ』
・フォーレ:『パヴァーヌOp.50』
・フランシス・ロペス:コメディー・ミュージカル映画『皇帝のヴィオレッタ』より『すみれの花束にこめた愛』
・ロッシーニ/カステルヌオーヴォ=テデスコ編:歌劇『セビリャの理髪師』より『私は町のなんでも屋』*
 ソル・ガベッタ(チェロ)
 プラハ・フィルハーモニー管弦楽団
 シャルル・オリヴィエリ=ムンロ(指揮)
 ミハエラ・ウルズリーサ(ピアノ、*のみ)

 録音:2008年5月7-9日、プラハ、Domovinaスタジオ

【ソル・ガベッタ】
1981年、アルゼンチンのコルドバでフランス系ロシア人の家庭に生まれた。10歳でブエノス・アイレスのバンコ・マヨ・コンクールで優勝。1991年と1994年にコルドバ国際器楽コンクールで優勝。1991年マドリッドのソフィア王妃高等音楽院学ぶためにスペインのイベルドーラ奨学金を受賞。続いて1994年にラップ奨学金を得て1998年までバーゼル(スイス)市立音楽院でイヴァン・モニゲッティに学ぶ。スイス・ロマンド放送コンクール優勝(1995年)、ローザンヌ音楽コンクール優勝(1995年)、ローマのTIM(トルネオ国際コンクール)第1位(1995年)、チリのヴィーニャ・デル・マールでのルイス・シガール国際コンクール第2位(1996年)、ロストロポーヴィチ国際コンクール第5位(1997年)、チャイコフスキー国際コンクールでナターリャ・グートマン賞受賞(1998年)、ミュンヘン国際コンクール第3位(1998年)、と数々のコンクールで上位入賞し世界の注目を集める。現在はベルリン国立音楽大学でダヴィド・ゲリンガスに師事している。2001年にはクレディ・スイス・ジュネス・ソリスト賞の一環でルツェルン音楽祭に出演、ラジオ・クラシック誌は『アンネ・ゾフィー=ムターの弾くベルクのヴァイオリン協奏曲と、ガベッタの弾くシューベルトのアルペジオーネ・ソナタのどちらをもう一度聴きたいかといわれれば、このコンサートを聴いた後ではどちらを選ぶかは自明。20歳のソル・ガベッタのような音楽家には滅多に出合うことはない』と絶賛した。
 これまでに共演したオーケストラはフランス国立管、クレメラータ・バルティカ、ウィーン・カンマーフィル、サンクトペテルブルク響、クリストフ・ポッペン指揮ミュンヘン室内管、クリストファー・ホグウッド指揮バーゼル室内管弦楽団、バーゼル響、プラハ響、ブエノス・アイレス・フィル、バイエルン放送響、メキシコ響、ウィーン・フィル、オーストリア放送響、新日本フィルなどがある。
 ギドン・クレーメルが主宰する『ル・モザイク・フェスティヴァル』『ロッケンハウス・フェスティヴァル』には度々参加しているほか、2004年5月にロンドンのウィグモア・ホールでデビューし大成功を収める。ルツェルン音楽祭にも出演し、ゲルギエフ指揮ウィーン・フィルと共演しセンセーショナルな成功を収め、大きな話題と期待を集めている。2006年6月よりスイス・バーゼル近郊のオルスベルクで『ソルスベルク音楽祭』を主宰している。1759年製のG.B.グァダニーニを使用。
 2006年に発売された彼女のデビュー・アルバム『チャイコフスキー:ロココの主題による変奏曲』(82876759512)は権威ある『ガーベル賞』の『ベスト・クラシカル・アルバム・オブ・ザ・イヤー』を受賞、また2007年ドイツのクラシック・エコー賞も受賞し、大きな話題になってセカンド・アルバム『ヴィヴァルディ・プロジェクト(88697131692)』はドイツで大ベストセラーとなっている。また2008年7月にヨーヨー・マとの共演が実現、この模様はドイツでTV放映される予定。(BMG)

収録曲   

  • 01. Je Veux Vivre (Romeo Et Juliette)
  • 02. Promptes A Servir (La Perichole)
  • 03. "O Mon Cher Amant, Je Te Jure (La Perichole)"
  • 04. Je Dis Que Rien Ne M'epouvante (Carmen)
  • 05. Pres Des Remparts De Seville (Carmen)
  • 06. Les Filles De Cadix
  • 07. Connais-Tu Le Pays (Mignon)
  • 08. Lensky's Aria (Eugene Onegin)
  • 09. "Nur Wer Die Sehnsucht Kennt, Op. 6/6"
  • 10. Berceuse (Chants D'auvergne)
  • 11. # Chloris
  • 12. "Pavane, Op. 50"
  • 13. L'amour Est Un Bouquet De Violettes
  • 14. Largo Al Factotum (Il Barbiere Di Siviglia)

ユーザーレビュー

総合評価

★
★
★
★
★

5.0

★
★
★
★
★
 
1
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0
★
★
★
★
★
録音がとてもよい。勿論演奏はどの曲もすば...

投稿日:2009/01/22 (木)

録音がとてもよい。勿論演奏はどの曲もすばらしい。特にラストのピアノとの演奏がすばらしい。彼女のCDをまだ未聴の方に是非聴いていただきたいと思うCDである。

ヒサ さん | 中国 | 不明

0

*チェロ・オムニバス*に関連するトピックス

器楽曲 に関連する商品情報

おすすめの商品