アニア・タウアー 放送録音集〜サン＝サーンス：チェロ協奏曲第1番、チャイコフフスキー：ロココの主題による変奏曲、シューマン：チェロ協奏曲、他

夭折の天才チェリスト、アニア・タウアーの放送録音集！
全点国内初登場！
2トラック、38センチ、オープンリール・テープ復刻

【このCDの復刻者より】
「不世出の天才チェリスト、ジャクリーヌ・デュ・プレと同じ1945年に生まれ、そのデュ・プレと同じく短命だったドイツの名女流チェリスト、アニア・タウアー[1945-1973]。短期間の活動ゆえに正規録音は非常に少なく、このディスクに収録された放送録音は非常に貴重な記録です。これらすべては正規録音には含まれない演目であり、かつ国内初登場となります。タウアーのダイナミックで情熱的な演奏はデュ・プレに匹敵するもので、注目の発売です。また、従来からタウアーの最期については謎や噂などが飛び交っていただけで、詳細は明らかではありませんでしたが、この解説書ではそれらがすべて明らかにされています。また、既存盤では収録場所が不明でしたが、これらも最新の調査により判明しています。2トラック、38センチのオープンリール・テープ復刻で、サン＝サーンスとチャイコフスキーがステレオ、その他はモノラルです。珍しいプライヴェート写真も掲載されています。」（平林直哉）

【収録情報】
1. サン＝サーンス：チェロ協奏曲第1番イ短調 Op.33
2. チャイコフフスキー：ロココの主題による変奏曲 Op.33
3. シューマン：チェロ協奏曲イ短調 Op.129
4. ドビュッシー：チェロ・ソナタ
5. マルセル・ドラノワ：抒情的スケッチ

　アニア・タウアー（チェロ）
　ハンス・ミュラー＝クライ指揮、シュトゥットガルト放送交響楽団（1）
　クリストフ・シュテップ指揮、シュトゥットガルト放送交響楽団（2）
　クラウス・ペーター・ザイベル指揮、ニュルンベルク交響楽団（3）
　ヘルムート・シュルテス（ピアノ：4,5）

　録音：
　1966年3月3日／シュトゥットガルト、SDR、フンクスタジオ（1）
　1967年6月29日／シュットットガルト、SDR、フンクスタジオ（2）
　1965年7月15日／ニュルンベルク、マイスタージンガーハレ（3）
　1962年4月28日／バイエルン放送、スタジオ・フランケン（4）
　1962年12月23日／バイエルン放送、スタジオ・フランケン（5）

　録音方式：ラジオ放送用録音（ステレオ：1,2、モノラル：3-5）
　2トラック、38センチ、オープンリール・テープ復刻