SACD 輸入盤

『ポエマ〜チェロと弦楽のためのフィンランド現代作品集』 ユロネン、カンガス&オストロボスニア室内管

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
ABCD372
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
SACD
その他
:
ハイブリッド,輸入盤

商品説明

チェロと弦楽のためのフィンランド音楽

マルコ・ユロネンはフィンランドのチェリスト。チャバ・シルヴァイ、エルッキ・ラウティオ、ヘイッキ・ラウタサロ、ハインリヒ・シフの下で学び、伝統的な作品と今日の作品をレパートリーにソロ活動を行なっています。1993年に「NOMUS(北欧音楽委員会)賞」を受けたオストロボスニア室内管弦楽団と2013年に名誉指揮者となったユハ・カンガスの共演による新録音です。
 エルッキ・サルメンハーラ[1941-2002]の『ポエマ』は「葬送」を思わせる陰鬱な曲調の音楽。ヴァイオリンと弦楽オーケストラのための曲をチェロのために編曲した作品です。
 ペール・ヘンリク・ノルドグレン[1944-2008]の『憎しみ〜愛』は、「メランコリックな気分と内にある激しい気質を表現できる」楽器としてチェロが選ばれました。「後期ロマンティシズムの気分と三和音から、クラスターに似た構造と瞬間的に微分音で着色する手法まで、幅広い和声世界をもつ」(キンモ・コルホネン)。作曲者の「内なる声」を表現した音楽。オストロボスニア室内管弦楽団の委嘱により作曲されました。
 アウリス・サッリネン[1935-]の『室内音楽第8番』は、弦楽オーケストラのために作曲された一連の「室内音楽」のうち、第3番の『ドン・ファンキホーテの夜の踊り』とともにチェロを独奏楽器とした作品です。アムステルダム・シンフォニエッタなど4つのアンサンブルが共同委嘱。サッリネンのオペラ『騎馬兵卒』と『英国王フランスへ行く』の台本を書いたフィンランドの作家パーヴォ・ハーヴィッコ[1931-2008]への追悼の作品とし、スコアの表紙に彼の「木々、その緑なるものすべて」の書名が引用されました。オランダのペーター・ウィスペルウェイがソロを弾き、2010年3月、アムステルダムで初演されています。
 『チェロと弦楽のための協奏曲』を作曲したユホ・カンガス[1976-]は、ユハ・カンガスの子。ヘルシンキ音楽院とシベリウス・アカデミーで音楽理論を学び、オッリ・コルテカンガスに作曲法を私的に教わった後、シベリウス・アカデミーのヘイニネン、ハメーンニエミ、ヴェリ=マッティ・プーマラと、カールスルーエの音楽大学のヴォルフガング・リームの下で研究を続けました。室内音楽を中心に作曲し、大きな編成の作品も少しずつ手がけてきています。この協奏曲は彼がこれまでに作曲したもっとも規模の大きい作品です。3楽章構成。『エスプレッシーヴォ』、「夜の音楽」の副題にもかかわらず「スケルツォ」的な性格の『2つの間奏曲』、もっとも長い『プレスト』。多彩な和声と音色をもった音楽です。
 ユロネンがオストロボスニア室内管弦楽団と共演して1990年に初録音したノルドグレンの『憎しみ 〜愛』をのぞき、初録音です。(キングインターナショナル)

【収録情報】
● サルメンハーラ:ポエマ (1975)
● ノルドグレン:憎しみ〜愛 Op.71 (1987)
● ユホ・カンガス:チェロと弦楽のための協奏曲 (2010)
● サッリネン:室内音楽第8番『パーヴォ・ハーヴィッコ追悼』 Op.94 (2008-09)

 マルコ・ユロネン(チェロ)
 オストロボスニア室内管弦楽団
 ユハ・カンガス(指揮)

 録音時期:2013年5月21-24日
 録音場所:フィンランド、コッコラ、スネルマン・ホール
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
 制作・録音: シモン・フォクス=ガール
 SACD Hybrid
 CD STEREO/ SACD STEREO/ SACD SURROUND

収録曲   

  • 01. Poema
  • 02. Hate-Love, Op. 71
  • 03. Espressivo
  • 04. Due Intermezzi (Nachtmusik)
  • 05. Presto
  • 06. Kamarimusiikki VIII, Op. 94, 'Paavo Haavikko in Memoriam'

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