CD

『チェロ一會集』 宮田大、ジュリアン・ジェルネ

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
NF25502
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
日本
フォーマット
:
CD

商品説明

宮田 大/チェロ一會集 (いちえしゅう)

さらなる飛翔を遂げ、新たなる境地へ!
大きな話題を呼んだ第1弾『宮田 大・ファースト』から3年ぶりとなるセカンド・アルバム。長年にわたり演奏会で弾き込んできた曲ばかりを、三鷹の芸術文化センター「風のホール」で収録しました。ベルギー出身でパリ音楽院で学んだピアニストのジュリアン・ジュルネと、ニースで出会い意気投合したこともあり、フランスやベルギーの作品を柱とした選曲です。冒頭のフランクのソナタは、ヴァイオリン・ソナタとしてイザイに献呈されたもの。もともとはチェロのためにかかれたと言われ、数多くのチェリストが演奏していますが、宮田の演奏はスケールの大きさと細やかさの両面で際立っています。
 ラヴェルの『亡き王女のためのパヴァーヌ』とフォーレの『エレジー』のあと、特に海外で反響のある黛 敏郎の『BUNRAKU』と、尾高尚忠[1911-1951]の『夜曲』の2曲の日本の作品を収録。宮田は『BUNRAKU』を大変気にいっており、10年ほど前から度々演奏しています。実際に舞台に何度も足を運び、文楽人形遣い三世、桐竹勘十郎師と知己を得ました。ちなみに題字は勘十郎師の直筆の書です。『夜曲』は、作曲と指揮で活躍した尾高尚忠が、倉田高[1913-1945]のために書いた作品。2人は義理の兄弟ですが、共に夭逝したのが惜しまれます。倉田高は宮田の師である倉田澄子の父上です。

「タイトルの『一會』は、茶の湯に造詣の深かった幕末の大老井伊直弼が茶の湯の心得を著した「茶湯一会集」から採っている。同じ聴衆と曲目であったとしても同じ演奏は2度とない、といった意味をこのアルバムに込めている。
 使用楽器は、前作同様故齋藤秀雄[1902-1974]の愛器だったテストーレ(1746年製)、齋藤秀雄の直弟子や孫弟子に貸与されてきたチェロの銘器で、この録音が宮田が使用する最後となった。
 京都の妙心寺は臨済宗大本山で、46もの子院=塔頭(たっちゅう)からなる複合寺だが、カヴァーの写真はそのひとつで普段は公開されていない聖澤院で撮影された。
 宮田は昨年、ドイツのクロンベルク・アカデミーを卒業し、演奏活動中心の生活に入った。ソロやオーケストラとの共演が中心だが、小澤征爾から絶大な信頼を寄せられ、サイトウ・キネン・オーケストラと水戸室内管弦楽団にも参加している。
 宮田 大のこの3年間の目覚ましい成長ぶりが、このディスクから聴き取っていただけると思う。」(fine NF)

【収録情報】
● フランク:チェロ・ソナタ イ長調(チェロ版)
● ラヴェル:亡き王女のためのパヴァーヌ
● フォーレ:エレジー Op.24
● 黛 敏郎:BUNRAKU チェロ独奏のための (1960)
● 尾高尚忠:夜曲 (1942)

 宮田 大(チェロ)
 ジュリアン・ジェルネ(ピアノ)

 使用チェロ:Paolo Antonio Testore 1746(故 齋藤秀雄 所蔵)
 使用ピアノ:STEINWAY & SONS Model D (New York)

 録音時期:2014年4月22,23,25日
 録音場所:東京、三鷹市芸術文化センター「風のホール」
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)

 題字=文楽人形遣い三世、桐竹勘十郎
 カヴァー写真撮影=京都、妙心寺聖澤院
 録音制作・発売=(有)エヌ・アンド・エフ

【宮田 大(Dai Miyata)】
栃木県宇都宮市出身。音楽教師の両親のもと3歳よりチェロを始める。幼少よりその才能は注目をあつめ、第74回日本音楽コンクールを含む出場するすべてのコンクールに第1位入賞する。
第9回ロストロポーヴィチ国際チェロコンクール(パリ)で日本人として初優勝。
第6回齋藤秀雄メモリアル基金賞、第20回出光音楽賞、第13回ホテルオークラ音楽賞受賞。第35回江副育英会奨学生。ローム・ミュージックファンデーション奨学生。桐朋学園音楽部門特待生、桐朋学園大学ソリスト・ディプロマコースを首席で卒業。2009年にジュネーヴ音楽院卒業、2013年にクロンベルク・アカデミー修了。
これまでにチェロを倉田澄子、フランス・ヘルメルソンの各氏に、室内楽を東京カルテット、原田禎夫、原田幸一郎、加藤知子、今井信子、リチャード・ヤング、ガボール ・タカーチ=ナジの各氏に師事する。
国内外で活発にコンサート活動を行い、パリ管弦楽団、フランクフルト・シンフォニエッタ、ザールブリュッケン・カイザースラウテルン・ドイツ放送フィルハーモニー管弦楽団、リン・ハレル、ギドン・クレーメル、ユーリ・バシュメット、マキシム・ヴェンゲーロフ、また、日本を代表する多くのオーケストラ・演奏家と共演し、国内外の音楽祭などでコンサート活動を活発に行っている。
2012年、2時間音楽ドキュメント「小澤征爾さんと音楽で語った日〜チェリスト・宮田大・25歳〜」(芸術祭参加作品)が放送される。水戸室内管弦楽団メンバー。
2014年10月より上野製薬株式会社から貸与されている1698年製ストラディヴァリウス「Cholmondeley」を使用している。(fine NF)

内容詳細

宮田 大の2枚目のソロ・アルバム。今度の目玉はフランクだろうが、黛 敏郎の「BUNRAKU」もまた秀逸だ。もちろんフランクもほかの曲も情感豊かで、スケール感もあり、強弱の表現力に富んだ立派なものだ。黛作品は前衛的な内容ながらリリカルで美しい。力みのないアプローチが光っている。★(T)(CDジャーナル データベースより)

ユーザーレビュー

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第1に演奏が素晴らしい。 第2に録音が...

投稿日:2015/04/11 (土)

第1に演奏が素晴らしい。 第2に録音がとても美しい。澄みきっている。 ジュリアン・ジュルネによるピアノは色彩豊かで光り輝いている。 フランクのチェロ・ソナタは原曲のヴァイオリン・ソナタよりフルート・ソナタに編曲した方が好きだった。ただ、第2楽章があまり好きでなかったがチェロで聴いてみるととても納得が行った。 迷いのないきっぱりした弾き方からフレーズに独自の意味付けをしているのだろう。

ユローヂィヴィ さん | 大阪府 | 不明

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