【中古:盤質S】 エカチャイ・ヤラクール／ギター・リサイタル

期待の新進演奏家シリーズ
エカチャイ・ヤラクール／ギター・リサイタル

ＧＦＡ（Guitar Foundation of America＝アメリカ・ギター財団）国際ギター・コンクールにおける、初のアジア人優勝者となったギタリスト、エカチャイ・ヤラクールのリサイタル・アルバムです。彼は1987年に生まれ、13歳からギターを学び始めました。そして奨学金を得てマヒドン大学に入学。ここでポール・チェザルツキに学び、学士号を取得します。以降、ザルツブルクのモーツァルテウムでマルコ・タマヨに師事、2003年から2014年まで、世界16カ国以上で演奏しています。
　このアルバムでは、自身の編曲によるヴァイスの端正なリュート曲から、古典作品、ジャズ風の作品までの音による時間旅行を楽しむことができます。そして注目は、2011年に彼が３人のギタリストに編曲を依頼したタイ国王[1927-]の作品です。国王は優れたサックス奏者であり、ベニー・グッドマンやスタン・ゲッツなど主要なジャズ・アーティストとも共演しているというツワモノ。ジャズ要素あり、タイの民俗音楽要素ありと、なかなか聴き応えのある曲となっています。（NAXOS）

【収録情報】
● ヴァイス：組曲第13番ニ長調（E.ヤラクールによるギター編）
● メルツ：コンチェルティーノ
● バークリー：ソナチネ Op.52-1
● レニャーニ：ファンタジー Op.19
● ブローウェル：オリシャたちの儀式（序奏−呪文／黒い女神たちの舞曲）
● プミポン・アドゥンヤデート国王ラーマ9世：H.M.キング組曲
　私の心の光を愛し（F.ハンドによるギター編）
　おお、私は言う（A.ヨークによるギター編）
　魔の梁（W.カネンジザーによるギター編）

　エカチャイ・ヤラクール（ギター）

　録音時期：2014年11月12-14日
　録音場所：カナダ、オンタリオ、ニューマーケット、聖ジョン・クリソストム教会
　録音方式：ステレオ（デジタル／セッション）