CD

小澤征爾/RCA初期録音集〜運命、チャイ5、展覧会の絵、火の鳥、花火、他(2CD)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
BVCC38221
組み枚数
:
2
レーベル
:
:
日本
フォーマット
:
CD

商品説明

小澤征爾/RCA初期録音集〜運命、チャイ5、展覧会の絵、火の鳥、花火、他(2CD)

今や名実ともに「世界のOZAWA」となった小澤征爾の若き日の姿(録音)を刻みこんだみずみずしいアルバムが登場しました。
 1964年から69年にかけて(29歳から34歳にかけて)シカゴ交響楽団の夏の本拠地であるラヴィニア音楽祭の音楽監督をつとめていた時期に、RCA Red SealにLPにして15枚分のステレオ録音を残している中から、定評のある有名作品の名演を選んで、2枚のCDセットにコンピレーションしたというものです。
 小澤=シカゴという、当代きっての指揮技術を持った名指揮者と、世界最高のヴィルトゥオーゾ・オーケストラというコンビによる録音は、これ以降なぜかおこなわれておらず、その意味でも貴重な記録といえ、名高い 「音楽武者修行」 を経た小澤が、破竹の「若武者」ぶりを発揮していた頃のメモリアルともいえる内容となっています。
 マニアックな覆刻で知られる「XRCD」のスタッフによるリマスタリングも大成功。ブックレットの内容・デザインも秀逸です。

<DISC1>
1.ベートーヴェン:交響曲第5番ハ短調Op.67『運命』 [録音:1968.8.9]
 小澤征爾&シカゴ交響楽団
 颯爽たるスピード感が最高。

2.チャイコフスキー:交響曲第5番ホ短調 [録音:1968.8.9] 
 小澤征爾&シカゴ交響楽団
 第1楽章の序奏部から早くもただならぬ緊張をたたえ、何か衝動にかられるように先へと進む切り立った進行が印象的。この緊迫感は後の再録音からは感じられません。

<DISC2>
1.メシアン:星たちの血の歓喜*[トゥーランガリラ交響曲:第5楽章][録音:1967.12.7-9] 
 小澤征爾&トロント交響楽団
 この作品を代表する演奏のひとつとして名高い存在。

2.ストラヴィンスキー:幻想曲『花火』 [録音:1968.7.8]
 小澤征爾&シカゴ交響楽団

3.ストラヴィンスキー:バレエ『火の鳥』組曲[1919年版][録音:1969.11.24]
 小澤征爾&ボストン交響楽団
 組曲〔1919年版〕での形は当RCA録音が彼唯一のものです。

4.ムソルグスキー:展覧会の絵(ラヴェル編)[録音:1967.7.18]
 小澤征爾&シカゴ交響楽団
 大詰めでのグランカッサの強烈な炸裂は小澤の面目躍如。1963年から指揮してきたシカゴ響に、若武者が天性の音楽性と卓越したバトン・テクニックで体当たりしていくさまはまさに痛快。

5.オルフ:カルミナ・ブラーナ(抜粋) [録音:1969.11.17]
 小澤征爾&ボストン交響楽団、ニュー・イングランド音楽院合唱団、他
 ボストン響との初録音。

内容詳細

30歳代前半の小澤のRCAへの録音を集めたCD2枚組。シカゴ響を振った「運命」とチャイコフスキーの交響曲第5番は、若い情熱をぶつけた爽快な演奏。ボストン響との最初の録音に当たる「カルミナ・ブラーナ」(抜粋)や「火の鳥」組曲も収める。(治)(CDジャーナル データベースより)

収録曲   

ディスク   2

ユーザーレビュー

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若い頃の小沢征爾が、こんなに良い演奏をし...

投稿日:2003/05/02 (金)

若い頃の小沢征爾が、こんなに良い演奏をしていたとは驚きです。最近の演奏は何か迷いがあるのか、考え過ぎなのか、こじんまりしてきて、思いっきりの良さがありません。勢いは若さの特権でしょうか。

トドカラ狂 さん | 名古屋市 | 不明

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実に覇気と躍動感に溢れた演奏である。ちょ...

投稿日:2002/11/25 (月)

実に覇気と躍動感に溢れた演奏である。ちょうど私が「小澤征爾」という指揮者に興味を持ち始めたのが、このチャイコフスキーの5番の交響曲だった。その後、小澤は再録音しているが、私としては同曲も、ベートーヴェンの5番も、ボストンso.との録音が小澤のベストだと思っている。ただ、この録音は、それ以降のベルリンpo.やサイトキネンo.のものに比べれば、ずっと意義深い録音と評価している。

tsucchy さん | 愛知県 | 不明

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