CD 輸入盤

シルエット〜追放された作曲家の管弦楽作品集 ヤン・ミヒャエル・ホルストマン&シェーネベック中部ドイツ室内フィル(2CD)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
VKJK2014
組み枚数
:
2
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

20世紀不遇の作曲家たちの管弦楽作品集!

これは大変意欲的なCD。20世紀の作曲家で何らかの理由でひどい不遇をかこった人たちの作品を集めています。
 ベンノ・ウールフェルダー[1868-1946]はドイツ、バイロイトの生まれ。ユダヤ系だったためにナチの台頭からアルゼンチンに亡命しました。モーリス・ジョベール[1900-1940]はニース生まれのフランスの作曲家。1930年代に映画音楽で名を成しますが、40歳で早世してしまいました。ヴィーチェスラヴァ・カプラーロヴァー[1915-1940]はブルノの生まれ。プラハ、さらにパリで学び、当時まだ珍しかった女性作曲家として大きな注目を浴びますが、フランスにドイツが侵攻すると南仏モンペリエに逃れ、病気のため僅か25歳で亡くなっています。ダリウス・ミヨー[1892-1974]は長命したためフランスの作曲家として知られますが、ユダヤ系だったため第二次世界大戦中は米国に移住していました。アレクサンドル・“ボブ”・ツファスマン[1906-1971]はソ連における代表的ジャズ・ピアニスト。作曲家としても活躍しましたが、当然ソ連ではジャズは弾圧の対象になっていました。古いジャズに近代クラシック音楽を混ぜあわえたような作風は西側では見られないもの。ニコライ・アンドレーヴィチ・ロスラヴェッツ[1881-1944]はロシア・アヴァンギャルドの旗手でしたが、後にソ連政府、音楽界から抹殺状態になり、ごく近年になるまで再評価が進みませんでした。
 ヤン・ミヒャエル・ホルストマンは、1968年フランクフルト・アム・マインの生まれ。長らくオペラの指揮者として活躍した後、2019年からシェーネベック中部ドイツ室内フィルハーモニーの首席指揮者を務めています。
 ハードカヴァーのブック仕様で、解説も充実(欧文)。(輸入元情報)

【収録情報】
● ウールフェルダー:闘牛士の血
● ジョベール:映画『7月14日』のための音楽からの組曲
● カプラーロヴァー:ミニチュア組曲
● ミヨー:ロンドンの謝肉祭 Op.172
● ツファスマン:ジャズ組曲(オーケストレイション:アビャゾフ)
● ロスラヴェッツ:室内交響曲


 シェーネベック中部ドイツ室内フィルハーモニー
 ソフィア・ギュルバダモヴァ(ピアノ)
 ヤン・ミヒャエル・ホルストマン(指揮)

 録音時期:2020年4月27-30日、5月5-8日
 録音場所:ドイツ シェーネベック
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
 装丁:縦長ブック仕様

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