CD 輸入盤

【中古:盤質S】 レオポルド・ストコフスキー/ザ・コロンビア・ステレオ・レコーディングズ(10CD)

中古情報

新品ジャケット
こちら ※参考のため、実際の商品と異なる場合がございます
:
S
特記事項
:
未開封,BOX仕様,10枚組み
:
HMV record shop オンライン

基本情報

ジャンル
カタログNo
88691971152
レーベル
Europe
フォーマット
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

(こちらは新品のHMVレビューとなります。参考として下さいませ。中古商品にはサイト上に記載がある場合でも、封入/外付け特典は付属いたしません。また、実際の商品と内容が異なる場合がございます。)

レオポルド・ストコフスキー
ザ・コロンビア・ステレオ・レコーディングズ


レオポルド・ストコフスキー[1882-1977]が、その晩年にCBSコロンビアにステレオで残した全録音を集成したボックス・セットの登場。
 どれも巨匠の至芸として評価の高い演奏で、これまでさまざまな形でCD化されていましたが、オリジナルLPのカップリングの形でまとめて発売されるのは今回が初めてとなります。
 ストコフスキー研究家として知られるエドワード・ジョンソンの書き下ろしによるライナーノーツを掲載した32ページ・オールカラー・ブックレット付き。各アルバムは初出LPのジャケット・デザインを採用した紙ケースに収められています。

【1960年のフィラデルフィア復帰】
Disc1とDisc2には、オーマンディにポジションを譲ったフィラデルフィア管弦楽団へ、約20年ぶりに復帰した演奏会と並行してセッション録音により制作されたアルバムを収録。ファリャにワーグナー、バッハという、ストコフスキー得意系のプログラムが並んでおり、一部の実験的な試みやライヴ録音を除けばこのオケとの唯一のステレオ録音であることも貴重な要素となっています。

【グールドと『皇帝』】
Disc3は有名なアルバム。グールドの個性的なピアノを十分にサポートしながらも、ストコフスキーならではのユニークで表情豊かな演奏を存分に響かせる見事なベートーヴェン像を確立。

【初演曲アイヴズ交響曲第4番】
Disc4はアイヴズ。ストコフスキー自ら創設したアメリカ交響楽団との共演により初演した交響曲4番は、賛美歌の引用やフーガなどストコフスキー向きの内容の音楽で、レコーディングもストコフスキーが最初でした。組み合わせは同じくアイヴズのにぎやかな合唱曲。

【CBSと100歳までの録音を契約】
Disc5からDisc10には、1976年、ストコフスキーが94歳のとき、CBSと結んだ100歳までの録音契約によって制作されたアルバムを収録。これらの演奏はこのセットの目玉ともいえるもので、老境のストコフスキーによる無理のない自在な表現が、奏者たちの共感に満ちた演奏を得て見事な仕上がりを示したものばかりです。
 オーケストラの「ナショナル・フィルハーモニック管弦楽団」は、ロンドン在住の優れた奏者を集めて結成されたレコーディング専用の団体で、ストコフスキーの巧みな指揮もあって、演奏内容は申し分ありません。セッション最終日に収録されたビゼーの交響曲の終楽章は通しのワン・テイクでOKとなったという奇跡的な名演でもあります。(HMV)

【収録情報】
Disc1
・ファリャ:バレエ『恋は魔術師』全曲
 シャーリー・ヴァーレット(Ms)
 フィラデルフィア管弦楽団
 録音:1960年2月

・ワーグナー:『トリスタンとイゾルデ』第2&3幕より「愛の音楽」(ストコフスキー編)
 フィラデルフィア管弦楽団
 録音:1960年2月

Disc2
・バッハ:ブランデンブルク協奏曲第5番ニ長調 BWV.1050
 アンシェル・ブルシロウ(Vn)
 ウィリアム・キンケイド(Fl)
 フェルナンド・ヴァレンティ(Cemb)
 フィラデルフィア管弦楽団
 録音:1960年2月

・バッハ:コラール前奏曲『イエスよ、私は主の名を呼ぶ』BWV.645(ストコフスキー編)
・バッハ:コラール前奏曲『来れ異教徒の救い主よ』BWV.659(ストコフスキー編)
・バッハ:コラール前奏曲『我ら唯一の神を信ずる』BWV.680(ストコフスキー編)
 フィラデルフィア管弦楽団
 録音:1960年2月

Disc3
・ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番変ホ長調 Op.73『皇帝』
 グレン・グールド(P)
 アメリカ交響楽団
 録音:1966年3月

Disc4
・アイヴズ:交響曲第4番
 アメリカ交響楽団
 デイヴィッド・カッツ、ホセ・セレブリエール(補助指揮者)
 ニューヨーク・スコラ・カントールム合唱団
 録音:1965年4月

・アイヴズ:『民衆』
・アイヴズ:『ゼイ・アー・ゼア!(新しい自由な世界のための戦い)』
・アイヴズ:『選挙』
・アイヴズ:『リンカーン』
 グレッグ・スミス・シンガーズ
 イサカ大学合唱団
 アメリカ交響楽団
 録音:1967年11月

Disc5
・ビゼー:『カルメン』第1組曲
・ビゼー:『カルメン』第2組曲より
・ビゼー:『アルルの女』第1組曲
・ビゼー:『アルルの女』第2組曲より
 ナショナル・フィルハーモニック管弦楽団
 録音:1976年8月

Disc6 ストコフスキー編曲によるアンコール!
・R=コルサコフ:熊蜂の飛行
・ドビュッシー:月の光
・ショパン:マズルカ第17番変ロ短調 Op.24-4
・ドビュッシー:グラナダの夕べ
・ノヴァチェック:無窮動 Op.5-4
・チャイコフスキー:ユーモレスク Op.10-2
・アルベニス:セビーリャの聖体祭
・ショスタコーヴィチ:前奏曲変ホ短調
・R=コルサコフ:イワン雷帝
・ショパン:前奏曲ニ短調 Op.28-24

 ナショナル・フィルハーモニック管弦楽団
 録音:1976年7月

Disc7
・シベリウス:交響曲第1番ホ短調 Op.39
・シベリウス:『トゥオネラの白鳥』
 ナショナル・フィルハーモニック管弦楽団
 録音:1976年11月

Disc8
・チャイコフスキー:『オーロラ姫の婚礼』(「眠れる森の美女」の第三幕、オーロラ姫の結婚式の場面を中心に組み立てられたディアギレフによる短縮版)
 ナショナル・フィルハーモニック管弦楽団
 録音:1976年5月

Disc9:ラスト・レコーディング
・メンデルスゾーン:交響曲第4番イ長調 Op.90「イタリア」
 ナショナル・フィルハーモニック管弦楽団
 録音:1977年6月

・ビゼー:交響曲 ハ長調
 ナショナル・フィルハーモニック管弦楽団
 録音:1977年6月

Disc10
・ブラームス:交響曲第2番ニ長調 Op.73
・ブラームス:悲劇的序曲 Op.81
 ナショナル・フィルハーモニック管弦楽団
 録音:1977年4月

 レオポルド・ストコフスキー(指揮)

収録曲   

ディスク   1

  • 01. Falla: El amor brujo; Wagner: Tristan und Isolde - Love Music from Acts II and III

ディスク   2

  • 01. Bach: Brandenburg Concerto No. 5; 3 Choral Preludes

総合評価

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4.5

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ファーストチョイスとしてストコフスキーを...

投稿日:2021/02/24 (水)

ファーストチョイスとしてストコフスキーを聴くことは殆どないのだが、いわゆる名盤定番を聴いていると、時々はストコフスキーのサービス精神旺盛な演奏を聴きたくなってしまう。クラシックフアンには欠かせない指揮者だと思う。何よりも90代の最晩年の演奏でも音楽が瑞々しい。80代後半まで録音を遺している指揮者はベーム、朝比奈等大体は音楽に老化が感じられるものだが、老いを感じさせぬこの指揮者には感嘆する。

トロ さん | 不明 | 不明

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 ストコフスキーの音盤に出会い、数少ない...

投稿日:2015/10/21 (水)

 ストコフスキーの音盤に出会い、数少ないLPを探し歩いた頃から数十年になるが、ストコフスキーのDiskは今も手放せないクラシックの名盤。純粋に音楽を楽しむ音楽ファンに取って異端的存在とは言え、近頃のクラシック演奏会を聞いていると、大差無く優等生的演奏が殆ど。世紀を越えて愛される名曲を真面目に演奏し、聴くのは当然ではあるが、ポップス指揮者の編曲は別として、ストコフスキーほど音楽を楽しむ為の演奏に徹し、世界中にファンを持つ指揮者はあるまい。決して不真面目でない名曲の楽しみ方の貴重な体験のひとつとして私は今も楽しんでいる。ストコフスキーのこのボックスが待たれたのは収録年代を可成り過ぎても国内発売が見送られたものが多かった事である。フィラデルフィア時代の名演に較べて演奏全体に緊張感が乏しいと感ぜられるものも正直認められるが、晩年の枯れた表現、例えばテンポなどの変化も認められこの時期ならではの演奏とも云える。ここで一番のお勧めはアンコールピース集とカルメン組曲それにグールドとの皇帝であろう。またこのボックスの魅力のひとつはオリジナルジャケットを使用している事。若い頃東京・大阪の大手レコード店の多くの輸入盤の中からストコフスキーを見つけ出し買い続けた頃のときめきが一枚一枚に甦らせてくれる。もう一つ、フィラデルフィア時代に初演した作品や編曲した隠れた名演をステレオで再現した事であろう。あのファンタジアで初めてステレオ音源を編み出し、その先駆けを成したストコフスキーにとってステレオで聴ける事こそ真髄ではあるまいか。

ベルゲンスキー さん | 兵庫県 | 不明

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レガートを効果的に滑らせるとカラヤンの演...

投稿日:2014/05/26 (月)

レガートを効果的に滑らせるとカラヤンの演奏になり、そいつに輪をかけてさらにポルタメントを惜しみなくばらまくとスットコドッコイ、ストコフスキーの演奏になる。のだろうか。 一時代前のバッハ、ベートーヴェン、チャイコフスキーといわれるかもしれないが、聴いて愉しく、かつまた興奮させてくれる。  強いてベストワンをあげれば、オッサンがアメリカ交響楽団と録れたチャールズ・アイヴスの交響曲第四番で、こんなに面白い曲だったのかと唸らせてくれます。  なにゆえにレガートもポルタメントもやり放題スットコドッコイ、ストコフスキー爺 蝶人

あまでうす さん | 神奈川県 | 不明

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