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【中古:盤質S】 ブルーノ・ワルター EMI録音集(9CD限定盤)

中古情報

新品ジャケット
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:
S
特記事項
:
未開封
:
HMV record shop オンライン

基本情報

ジャンル
カタログNo
6790262
レーベル
Europe
フォーマット
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

(こちらは新品のHMVレビューとなります。参考として下さいませ。中古商品にはサイト上に記載がある場合でも、封入/外付け特典は付属いたしません。また、実際の商品と内容が異なる場合がございます。)

ワルター EMI録音集(9CD)

マーラー存命中から第一線で活躍していたブルーノ・ワルターは、レコーディングも数多く残しており、すでに1930年代には積極的なセッション録音もおこなっていました。
 今回登場する9枚組ボックスには、ワルターのヨーロッパ時代のHMV録音が中心に収められており、本家EMIからのインターナショナル・リリースということで期待が持てるところです。
 収録レパートリーは、マーラー、モーツァルト、ベートーヴェン、シューベルト、ハイドンなど得意だった曲目から選ばれており、政情不安だった時代のヨーロッパで、まだまだ元気な頃のワルターが展開していた演奏がどういったものであったか、手頃な価格で味わうことができるのが嬉しいところです。(HMV)

【収録情報】
CD1
・モーツァルト:ピアノ協奏曲第20番二短調 K.466(録音:1937年5月)
・モーツァルト:交響曲第38番ニ長調 K.504『プラハ』(録音:1936年12月)
・モーツァルト:セレナード第13番ト長調 K.525『アイネ・クライネ・ナハトムジーク』
 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
 ブルーノ・ワルター(ピアノ:K.466)

CD2
・モーツァルト:『フィガロの結婚』序曲(録音:1932年4月)
 ブリティッシュ・シンフォニー・オーケストラ

・モーツァルト:交響曲第39番変ホ長調 K.543(録音:1934年5月)
 BBC交響楽団

・モーツァルト:『皇帝ティートの慈悲』序曲(録音:1938年1月)
・モーツァルト:『にせの女庭師』序曲(録音:1938年1月)
・モーツァルト:交響曲第41番ハ長調 K.551『ジュピター』(録音:1938年1月)
 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団

CD3
・モーツァルト:レクィエム 二短調 K.626(録音:1937年5月)
 エリーザベト・シューマン(ソプラノ)
 ケルスティン・トルボルイ(コントラルト)
 アントン・デルモータ(テノール)
 アレグザンダー・キプニス(バス)
 ウィーン国立歌劇場合唱団
 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団

・モーツァルト:ドイツ舞曲 K.605(録音:1937年5月)
 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団

CD4
・ベートーヴェン:交響曲第6番ヘ長調 op.68『田園』(録音:1936年12月)
 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団

・ハイドン:交響曲第92番ト長調 Hob.I.92『オックスフォード』(録音:1938年5月)
・ヨハン・シュトラウス2世:『こうもり』序曲(録音:1938年5月)
 パリ音楽院管弦楽団

CD5
・シューベルト:交響曲第8番ロ短調 D.759『未完成』(録音:1936年1月)
・ワーグナー:ジークフリート牧歌(録音:1935年6月)
 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団

・ワーグナー:『ニュルンベルクのマイスタージンガー』第1幕への前奏曲(録音:1930年5月)
 ブリティッシュ・シンフォニー・オーケストラ

・マーラー:亡き子をしのぶ歌(録音:1949年10月)
 キャスリーン・フェリアー(アルト)
 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団

CD6
・ワーグナー:『ワルキューレ』第1幕(録音:1935年6月)
・ワーグナー:『ワルキューレ』第2幕 第3場(録音:1935年6月)
 ロッテ・レーマン(ジークリンデ)
 ラウリッツ・メルヒオール(ジークムント)
 エマヌエル・リスト(フンディング)
 エラ・フレッシュ(ブリュンヒルデ)
 アルフレート・イェルガー(ヴォータン)
 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団

CD7
・マーラー:大地の歌(録音:1936年5月)
 ケルスティン・トルボルイ(コントラルト)
 チャールズ・クルマン(テノール)
 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団

・マーラー:私はこの世に捨てられて(リュッケルト歌曲集より)(録音:1936年5月)
 ケルスティン・トルボルイ(コントラルト)
 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団

・マーラー:交響曲第5番ハ短調より第4楽章『アダージェット』(録音:1938年1月)
 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団

CD8
・マーラー:交響曲第9番二短調(録音:1938年1月)
 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団

 以上、ブルーノ・ワルター(指揮)

CD9:ジョン・トランスキーによるワルター回想録(英語)
1. イントロダクション
2. 1920年代、コヴェント・ガーデンでのオペラ(『ばらの騎士』第2幕)
3. ロンドン交響楽団への影響
4. マーラー:交響曲第9番
5. ロンドン・フィルへの影響(マーラー交響曲第1番、他)

収録曲   

ディスク   1

  • 01. I. Allegro - Cadenza - Tempo I. - Piano Concerto No. 20 in D minor K466
  • 02. II. Romanze. - Piano Concerto No. 20 in D minor K466
  • 03. III. Rondeau. Allegro assai - Cadenza - Tempo I. - Piano Concerto No. 20 in D minor K466
  • 04. Adagio_Allegro. - Symphony No. 38 in D, 'Prague' K504
  • 05. Andante. - Symphony No. 38 in D, 'Prague' K504
  • 06. Presto. - Symphony No. 38 in D, 'Prague' K504
  • 07. I. Allegro. - Serenade No. 13 in G, 'Eine kleine Nachtmusik' K525
  • 08. II. Romanze (Andante). - Serenade No. 13 in G, 'Eine kleine Nachtmusik' K525
  • 09. III. Menuetto (Allegretto). - Serenade No. 13 in G, 'Eine kleine Nachtmusik' K525
  • 10. IV. Rondo (Allegro). - Serenade No. 13 in G, 'Eine kleine Nachtmusik' K525

ディスク   2

  • 01. Le Nozze di Figaro. Overture
  • 02. Adagio_Allegro. - Symphony No. 39 in E flat K543
  • 03. Andante con moto. - Symphony No. 39 in E flat K543
  • 04. Menuetto. - Symphony No. 39 in E flat K543
  • 05. Allegro. - Symphony No. 39 in E flat K543
  • 06. Overture. - La Clemenza di Tito K621
  • 07. Overture. - La Finta Giardiniera K196
  • 08. I. Allegro vivace. - Symphony No. 41 in C, 'Jupiter' K551
  • 09. II. Andante cantabile. - Symphony No. 41 in C, 'Jupiter' K551
  • 10. III. Minuet (Allegretto). - Symphony No. 41 in C, 'Jupiter' K551
  • 11. IV. Molto allegro. - Symphony No. 41 in C, 'Jupiter' K551

総合評価

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ウィーン・フィルを指揮したワルターの集成...

投稿日:2021/03/08 (月)

ウィーン・フィルを指揮したワルターの集成。田園、モツ・レク、マーラーの9番や大地の歌など、極め付きの名演が揃っています。ところが、当然に入っていると思い込んで買ったハイドンの軍隊がなぜか入っていません。いずれコンプリート版が出るのかもしれませんし、軍隊の分を減点するかどうか迷いましたが、現時点でまとめて聴けるのはこのボックスだけみたいですので、やっぱり満点の評価です。

hyogepi さん | 新潟県 | 不明

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セットとしては、皆さんおっしゃるように中...

投稿日:2013/12/11 (水)

セットとしては、皆さんおっしゃるように中途半端なセットではある。戦前のVPO録音集成かと思えば、他のオケのものもあり、VPO録音もブラームスの1&3番やギーゼキングとの「皇帝」のように大物が落ちていたり、「亡き子」のように戦後録音もあったりする。   リマスターについての批判が大きいようだけれども、確かに私のもっている盤だけ言っても「田園」や「プラハ」の蔵盤に比べると、ノイズを消した替わりに楽器の生々しさは後退している。どなたかが書かれていたが、いい復刻が一階席とすればこれは三階席という感じというのは言い得て妙である。ただ、三階席が良くないかと言えば、蔵盤は鮮明だけれどもホールトーンみたいなものがあまり聞き取れず、このEMI復刻は全体的な響きみたいなものはかえって聞き取れる(元々デッカに比べればそれがEMIのサウンドポリシーだろう)。ノイズリダクションのひどいのは弱音がやせ細って聞きづらいが(EMIの初期の復刻ではブッシュのベートーヴェンが酷くて後に買い替えた)、これはそういう感じはしない。そもそも蔵盤一枚でこのセット全体が買えてしまう価格なのだし、どれが復刻のベストなのかを聞き比べるようなマニア向けの商品ではないと思えば、これはこれでいいのではないかと思う。ベストかどうかはともかく、この復刻じゃワルターが分からないというようなろのではないでしょう。                                     50年代のNYPを指揮した油の乗り切った演奏などに比べると、これらは幾分ローカルなルーティーンと言うかのんびりした、あるいはアバウトなところを残している演奏と聞こえるのは、多分復刻の音(のボケ)のせいばかりではないような気がする。けれども、シャンゼリゼでのモツレクで、E.シューマンの巧まざるピュアな声がインティメートな木管と絡んでいく様などを聞くと、これはほんとに古き良き時代の演奏なのだということをつくづく感じる。確かにそれを評価するかどうかは世代的な耳次第なのかもしれないが、私の場合それがまだ残っていると感じるのは幸せである(得したって感じ?損じゃないよね、どうしたって)。        この意味でもリーフレットの文章がなかなか面白くて、ワルターは謎めいた人物で、R. シュトラウスやホフマンシュタールやクレンペラーなどからすると、ワルターの思い入れたっぷりなゲミュートリッヒカイトは度し難いお気楽さ(insicerity)だが、他の人々にはそれが偉大な人間性の発露ととれるとか(でも、クレンペラーはともかく他の二人の『薔薇の騎士』コンビは、あんたらがそれをいうかという感じだけど)、彼のモーツアルトを、至上の宝とする説と、もはや今日的には美学上の価値を持たない過ぎ去った時代の遺物とする説があるとしながら、たとえば第二主題になるとテンポを落とすのは19世紀的と評する向きもあろうけれども、実はアルノンクールだってそれをやっていると指摘するとか一読に値する。

mari夫 さん | 東京都 | 不明

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ウィーンフィルとのジークフリート牧歌や未...

投稿日:2012/04/16 (月)

ウィーンフィルとのジークフリート牧歌や未完成、ハイドンなど、他のレーベルでも廃盤になり、目下入手難のものも多く収録されており、戦前のワルターの業績を知るにはうってつけだろう。ウィーン時代に限ってみても、ブラームスの交響曲など重要な録音の多くが入っていないのは残念で、枚数と値段が倍になっても、EMI全録音集にしてほしかった。逆に選集という位置づけならば、超有名なマーラー9番ライヴも収録されているが、ワルターファンの多くはコレクションに当然あるものだから、珍しい音源を収録する配慮があってもしかるべきではとも思う。音質もSP盤復刻を売りにしたマイナーレーベルに比べるとやはり鮮度が落ちる。ただ、この値段でまとめて名演が聴けるのだから(LP時代なら東芝GRシリーズ10枚相当で2万円ほどだからこのCDは10分の1程度)、それを思うと細かいことは忘れて楽しむのも良いのではと思う。

eroicka さん | 不明 | 不明

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