(こちらは新品のHMVレビューとなります。参考として下さいませ。中古商品にはサイト上に記載がある場合でも、封入/外付け特典は付属いたしません。また、実際の商品と内容が異なる場合がございます。)
フルトヴェングラー・シリーズ第26弾
超稀少、HMVオリジナル・モノラル・オープンリール・テープより復刻!
驚異的な生々しさ!
【制作者より】
ステレオ初期時代、英HMVから発売されたフルトヴェングラーのオリジナル・モノラルのオープンリール・テープはカタログ数が限られているだけではなく、中古市場でも極めて稀少です。ところが、今年に入ってその幻のテープを初めて入手、その再生音に驚愕しました。従って、わずか3曲ではありますが、ノイズ・リダクションを使用しないテープの音がいかに生々しいか、それを実感していただくために急きょ発売を決定しました。
【ボーナス・トラックについて】
1950年5月22日、ロンドンのロイヤル・アルバート・ホールで行われたR.シュトラウスの『4つの最後の歌』の世界初演は、これまでいくつかのレーベルで発売されています。元となるアセテート盤には2箇所(〈眠りにつくとき〉の最終和音、〈夕映えに〉の最後7小節)に欠落があり、さらに第3曲目〈春〉にのみ拍手が入っていますが、既存のすべてのLP、CDはこうした欠落を補修するとともに、拍手の位置を入れ替えたり追加したりして、当日の雰囲気を再現しようとしています。しかし、当ディスクではオリジナルのアセテート盤に記録された音を『全く修正せず、あるがまま』復刻いたしました。(以上、平林直哉)
【収録情報】
・ワーグナー:歌劇『ローエングリン』第1幕への前奏曲
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指揮)
録音時期:1954年3月4、5日
録音場所:ウィーン、ムジーク・フェラインザール
録音方式:モノラル(セッション)
使用音源:HMV(U.K.)HTA-16(オープンリール・テープ、2トラック、19センチ)
・ワーグナー:歌劇『タンホイザー』序曲
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指揮)
録音時期:1952年12月2、3日
録音場所:ウィーン、ムジーク・フェラインザール
録音方式:モノラル(セッション)
使用音源:HMV(U.K.)HTA-16(オープンリール・テープ、2トラック、19センチ)
・フランツ・リスト:交響詩『前奏曲』
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指揮)
録音時期:1954年3月3、4日
録音場所:ウィーン、ムジーク・フェラインザール
録音方式:モノラル(セッション)
使用音源:HMV(U.K.)HTA-16(オープンリール・テープ、2トラック、19センチ)
・R.シュトラウス:4つの最後の歌
キルステン・フラグスタート(ソプラノ)
フィルハーモニア管弦楽団
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指揮)
録音時期:1950年5月22日
録音場所:ロンドン、ロイヤル・アルバート・ホール
録音方式:モノラル(ライヴ)
使用音源:アセテート盤(番号なし)