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【中古:盤質A】 チェリビダッケ・エディション第4集 宗教音楽、オペラ序曲集(11CD)

中古情報

新品ジャケット
こちら ※参考のため、実際の商品と異なる場合がございます
:
A
特記事項
:
BOX仕様,ブックレット付き
コメント
:
11CD/BOX内側汚れ有
:
HMV record shop オンライン

基本情報

ジャンル
カタログNo
0856172
レーベル
Europe
フォーマット
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

(こちらは新品のHMVレビューとなります。参考として下さいませ。中古商品にはサイト上に記載がある場合でも、封入/外付け特典は付属いたしません。また、実際の商品と内容が異なる場合がございます。)


チェリビダッケ・エディション
第4集 宗教音楽、オペラ序曲集(11CD)


通常のオーケストラ演奏では考えられないほどの響きの繊細な美しさを獲得し、ときには超スローテンポで大胆にデフォルメ、作品解釈の可能性について改めて考えさせてくれることでも有名だったチェリビダッケのユニークな芸術に手軽に親しめる嬉しいセットです。(HMV)

【収録情報】
CD1, CD2
・J.S.バッハ:ミサ曲ロ短調 BWV.232
 バーバラ・ボニー(ソプラノ)
 ルクサンドラ・ドノーゼ(メゾ・ソプラノ)
 コルネリア・ヴルコップ(アルト)
 ペーター・シュライアー(テナー)
 ヤロン・ヴィントミュラー(バス)
 マインツ大学ヨハネス・グッテンベルグ・バッハ合唱団
 録音時期:1990年11月18日
 録音場所:ミュンヘン、ガスタイク・フィルハーモニー

CD3
・モーツァルト:レクィエム ニ短調 K.626
 カロリーネ・ペトリーク(ソプラノ)
 クリステル・ボルヒェルス(コントラルト)
 ペーター・シュトラーカ(テナー)
 マティアス・ヘレ(バス)
 ミュンヘン・フィルハーモニー合唱団
 録音時期:1995年2月15,17日
 録音場所:ミュンヘン、ガスタイク・フィルハーモニー

CD4, CD5, CD6
・ヴェルディ:レクィエム
 エレナ・フィリポヴァ(ソプラノ)
 ラインヒルト・ルンケル(メゾ・ソプラノ)
 ペーター・ドヴォルスキー(テナー)
 クルト・リドル(バス)
 ミュンヘン・フィルハーモニー合唱団
 録音時期:1993年11月
 録音場所:ミュンヘン、ガスタイク・フィルハーモニー

・ブラームス:ドイツ・レクィエム op.45
 アーリーン・オージェ(ソプラノ)
 フランツ・ゲリーゼン(バリトン)
 ミュンヘン・フィルハーモニー合唱団
 ミュンヘン・バッハ合唱団員
 録音時期:1981年7月2日
 録音場所:ミュンヘン、マリアンネンプラッツ、ルカ教会

CD7
・フォーレ:レクィエム op.48
 マーガレット・プライス(ソプラノ)
 アラン・タイタス(バリトン)
 ミュンヘン・フィルハーモニー合唱団
 録音時期:1994年3月14,15日
 録音場所:ミュンヘン、ガスタイク・フィルハーモニー

・ストラヴィンスキー:詩篇交響曲
 ミュンヘン・フィルハーモニー合唱団
 録音時期:1984年1月31日
 録音場所:ミュンヘン、レジデンツ・ヘルクレスザール

CD8
1. ロッシーニ:『ウィリアム・テル』序曲
2. ロッシーニ:『セミラーミデ
3. ロッシーニ:『絹のはしご』序曲
4. ロッシーニ:『泥棒かささぎ』序曲
5. ヴェルディ:『運命の力』序曲
6. モーツァルト:『ドン・ジョヴァンニ』序曲
 録音時期:1982年11月29日(6)、1983年11月3日(2)、1989年10月5日(5)、1992年11月6,8日(3)、1993年1月25,26日(1)、1995年4月3,4日(4)
 録音場所:ミュンヘン、ガスタイク・フィルハーモニー

CD9
1. ベルリオーズ:序曲『ローマの謝肉祭』 op.9
2. メンデルスゾーン:序曲『フィンガルの洞窟』 op.26
3. メンデルスゾーン:『真夏の夜の夢』序曲 op.21
4. シューベルト:『ロザムンデ』序曲 D.644
5. スメタナ:交響詩『モルダウ』
6. J.シュトラウス2世:『こうもり』序曲
 録音時期:1984年4月18日(3)、1986年6月20日(5)、1996年6月4日(4)、1988年9月30日(1)、1991年2月10日(6)、1993年3月12,15日(2)
 録音場所:ミュンヘン、レジデンツ・ヘルクレスザール(3,4,5) ガスタイク・フィルハーモニー(1,2,6)

CD10
1. ヴェーバー:『オベロン』序曲
2. ワーグナー:『パルジファル』〜聖金曜日の音楽(第3幕)
3. ワーグナー:『トリスタンとイゾルデ』第1幕への前奏曲
4. ワーグナー:『トリスタンとイゾルデ』〜『愛の死』
 録音時期:1983年12月6日(3-4)、1985年3月16日(1)、1993年2月3,4日(2)
 録音場所:ミュンヘン、レジデンツ・ヘルクレスザール(1,3-4) ガスタイク・フィルハーモニー(2)

CD11
ワーグナー:
1. 『ニュルンベルクのマイスタージンガー』第1幕への前奏曲
2. ジークフリート牧歌
3. 『神々の黄昏』〜葬送行進曲
4. 『タンホイザー』序曲
 録音時期:1993年2月3,4日
 録音場所:ミュンヘン、ガスタイク・フィルハーモニー

 ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団
 セルジウ・チェリビダッケ(指揮)

総合評価

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始めに言っておくが、私は長いこと、数多あ...

投稿日:2013/08/08 (木)

始めに言っておくが、私は長いこと、数多あるクラシック音楽のうち、唯一、宗教音楽だけは好きになれないでいた。おおよそ「困った時の神頼み」程度の信仰心しか持たない日本人がやるとどうにも胡散臭いし、逆に、余りに信仰心が強すぎる人がやると感情過多になってハーモニーの均衡が崩れる。そんなことがあって、ずっと距離を置いてきた。しかし、最近チェリビダッケ指揮の《第九》を聴いて、合唱の余りの美しさに心奪われてしまった。信仰云々を脇に置いて、純音楽的な美しさを獲得していた。これなら、今まで拒否反応を示してきた宗教音楽も聴けるかも知れないと、意を決して(?)購入。歌詞の内容はさておき、純粋に響きの美しさに酔いしれることが出来た。合唱とオケが一体となって、完璧としか言えないほどのアンサンブルと安定した音程を獲得、その結果として、清浄な世界を創出することに成功している。殊にモーツァルトとフォーレが絶品!併録の序曲では《マイスタージンガー》が白眉の出来で、モチーフの掛け合いなど実に見事だ。金管も咆哮しているにも拘わらず少しも威圧感を感じず、むしろ音の一つ一つが手に取るように分かるほどの透明感を獲得している辺り、さすがチェリビダッケである。それから《ウィリアム・テル》も凄い。冒頭のチェロのソロといい後半の有名なファンファーレといい、よくぞここまでというほどの正確な音程に仰天!《モルダウ》など、メロディの裏を支える細やかな弦がまるで水のうねりのようだし、濁流を過ぎて大海に出る瞬間の音は、視覚的な変化までも表現するかのようだ。遅いテンポに嫌悪感を抱く人もいるだろうが、正しい音と豊かな響きを堪能したいなら、是非お聴き頂きたい。

遊悠音詩人 さん | 埼玉県 | 不明

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全ての曲、どれもいかにもチェリビダッケら...

投稿日:2013/08/06 (火)

全ての曲、どれもいかにもチェリビダッケらしい演奏であります。悠然としたテンポ、徹底して磨きあげる響き、それらはシンフォニーの方でもさんざん聴いたものでした。しかし正直、それを貫こうとすると声楽は大変に厳しいのでありまして、バッハも開始当初は驚嘆すべき見事さですが、あとになると疲労がやはり感じられます。そんな調子で、ヴェルディも同様、大曲ほど完成度に問題がありますかなあ。正直、他の指揮者のディスクに匹敵する(あるいは超える)「名演」は一つもないと思います。これらはあくまでも「チェリビダッケ劇場」であり、それぞれの曲の特徴をつかんでの再現ではありません。おそらくは、会場にいて演奏の現場でひたすらパフォーマンスの「拝聴」に専念するならば感服・感動はありえたのでしょうけれども、ディスクで聴く分にはなかなかに付き合いづらいのが事実でしょう。チェリビダッケがレコーディングを拒んだのも、家庭における再生ではそうした「舞台神聖祝典的」な彼の演奏の再現が不可能であることを自身よく承知していたからでしょうか。そして、他のディスクと比較した時にいかにも自分の演奏が持つ「異様さ」が際立つことを自覚し、比較され論評されさらには優劣を決せられることに我慢がならなかったのでしょうか。いろいろと想像してしまいます。超個性的な指揮者の特別なパフォーマンスとして受容するのがよろしいでしょう。

ほんず内閣総理大臣 さん | 北海道 | 不明

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EMIの廉価盤で聴くセルジュゥ・チェリビダ...

投稿日:2013/02/25 (月)

EMIの廉価盤で聴くセルジュゥ・チェリビダッケと手兵ミュンヘン・フィルの最強コンビで聴くバッハ「ロ短調ミサ曲」、モザールやヴェルディ、フォレ、ブラームスによる「レクイエム」、ワーグナーの「トリスタン」「マイスタージンガー」「パルシファル」などの前奏曲は定評ある彼のブッルックナーとおなじように非常に遅いテンポの演奏であるが、それゆえに蠕動するおのれの内臓をいまここで内視鏡で観察しているようなミニマムな精密さと奇妙な酩酊感が同居している。 我々はリチャード・フライシャー監督の「ミクロの決死圏」の体内船に乗って見たことも聴いたこともない世界を浮遊しているような貴重な体験をするのである。 しかし、これも音楽なり。いささか変則のアプローチではあるけれど、この角度からしか得られない音楽の宝物を私たちは手中に収めることが出来るのだ。

あまでうす さん | 神奈川県 | 不明

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