CD 輸入盤

【中古:盤質A】 グレート・コンチェルト(10CD)

中古情報

新品ジャケット
こちら ※参考のため、実際の商品と異なる場合がございます
:
A
特記事項
:
10枚組み,BOX仕様
:
HMV record shop オンライン

基本情報

ジャンル
カタログNo
223603
レーベル
Germany
フォーマット
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

(こちらは新品のHMVレビューとなります。参考として下さいませ。中古商品にはサイト上に記載がある場合でも、封入/外付け特典は付属いたしません。また、実際の商品と内容が異なる場合がございます。)

大好評の「グレート・コンダクターズ」に続いて、エルミタージュ(後のアウラ)・レーベルから発売されていた往年の名演奏家たちのライヴ録音をまとめてリリースするシリーズ第2弾。
 グルダ&クリュイタンスのベートーヴェン第4番、シューリヒト&バックハウスの『皇帝』、フルニエ&シェルヘンのドヴォルザーク等々、見逃せない組み合わせが目白押し。さらにハスキル、オイストラフ、ルービンシュタイン、シュタルケル、クライバーン、ホルショフスキ−と、非常に豪華なラインナップです。
 どの音源も放送局所蔵のマスターテープを使用しているため、モノラルのものもレンジも広くたいへん良好な音質であることも嬉しいところ。
 貴重なライヴ音源がHMVジャパンの企画・要請で10枚組セットとして復活します。


CD 1:
(1) モーツァルト:ピアノ協奏曲第23番 イ長調 K.488
(2) ショパン:夜想曲第2番 嬰ヘ長調 Op.15
(3) ヴィラ=ロボス:『赤ちゃんの家族』〜道化人形
(4) ショパン:幻想曲 へ短調 Op.49
(5) ショパン:前奏曲第15番 変ニ長調 Op.28『雨だれ』
(6) ショパン:前奏曲第8番 嬰へ短調 Op.28
(7) ショパン:前奏曲第23番 ヘ長調 Op.28
(8) ショパン:前奏曲第24番 ニ短調 Op.28
(9) ショパン:バラード第3番 変イ長調 Op.47
(10) ショパン:子守歌 変ニ長調 Op.57
(11) ショパン:ワルツ第2番 嬰ハ短調 Op.64
(12) ショパン:練習曲第5番 ホ短調 Op.25

 アルトゥール・ルービンシュタイン(p)
 スイス・イタリア語放送管弦楽団
 オトマール・ヌシオ(指揮)

 録音:1961年5月12日、ルガーノ(1)、1961年5月8日、ボローニャ(2,3)、1970年11月7日、ボローニャ(4-12)
 [ステレオ](4-12)

CD 2:
グルダ&クリュイタンス/ベートーヴェン第4番

1965年ステレオ・ライヴ録音。グルダとクリュイタンスという組み合わせによる貴重な音源で、しかもステレオ。期待にたがわぬ美しい演奏を聴かせるベートーヴェンでのファンタジックなグルダのピアノと、クリュイタンスのギャラントなスタイルが最高です。
 フランクの交響曲も、第1楽章展開部の立体的アプローチなど、たいへん見事な仕上がり。クリュイタンスはこの曲をステレオでスタジオ・レコーディングを残さなかっただけに、見逃せないところです。

・ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第4番 ト長調 Op.58
・フランク:交響曲 ニ短調

 フリードリヒ・グルダ(p)
 スイス・イタリア語放送管弦楽団
 アンドレ・クリュイタンス(指揮)

 録音:1965年5月14日、ルガーノ[ステレオ]

CD 3:
ハスキル/モーツァルト:ピアノ協奏曲第23番

モーツァルトの協奏曲は1953年のライヴ。ハスキルはこの作品をスタジオ録音もしていますが、ライヴで本領を発揮すると評されたピアニストだけに、ファンの間では「スタジオ盤をはるかに上回る」と賞賛されています。放送局音源によるため、モノラルながらクリアな音質もポイントで、数あるハスキルのライヴ音源の中でもこの条件の良さは見逃せません。

・モーツァルト:ピアノ協奏曲第23番 イ長調 K.488

 クララ・ハスキル(p)
 スイス・イタリア語放送管弦楽団
 オトマール・ヌシオ(指揮)
 録音:1953年6月25日、ルガーノ

・ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第7番 ハ短調 Op.30

 クララ・ハスキル(p)
 アルテュール・グリュミオー(vn)

 録音:1959年9月1日、アスコーナ

CD 4:
クライバーン/チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番

1958年の第1回チャイコフスキー・コンクールに優勝、アメリカへの凱旋帰国の際はアイゼンハワー大統領が空港まで出迎え、さらにはニューヨーク5番街での紙吹雪が舞うパレードと、一夜にして英雄となったクライバーン。このイタリアでのライヴは、クライバーンが文化的なヒーローとして世界各地で活躍していた最盛期の演奏です。
 カップリングは、名指揮者ストコフスキーのよる華麗な『ロメ・ジュリ』で、名編曲者としても有名な指揮者だけに、ここでも終結部には驚かされます。こちらはステレオ録音です。

チャイコフスキー:
・ピアノ協奏曲第番1番 変ロ短調 Op.23

 ヴァン・クライバーン(p)
 スイス・イタリア語放送管弦楽団
 ピエトロ・アルジェント(指揮)
 録音:1962年5月25日、ルガーノ

・幻想序曲『ロメオとジュリエット』

 スイス・イタリア語放送管弦楽団
 レオポルド・ストコフスキー(指揮)

 録音:1968年8月7日、ルガーノ[ステレオ]

CD 5:
(1) ヴィヴァルディ:2本のヴァイオリンのための協奏曲 変ロ長調
(2) パーセル:シャコンヌ ト短調
(3) バッハ:チェンバロ協奏曲 ト短調 BWV.1058
(4) モーツァルト:『5つのフーガ』 K.405〜第5番、第8番、第9番
(5) ヴィヴァルディ:チェロ協奏曲ホ短調
(6) メンデルスゾーン:弦楽のための交響曲第10番ロ短調

 ミエチスラフ・ホルショフスキー(p) (3)
 ピエール・フルニエ(vc) (5)
 Paul Ezergailis, Roger Pyne (vn)(1)

 ルツェルン祝祭弦楽合奏団
 ルドルフ・バウムガルトナー(指揮)

 録音:1968年9月2日、ロカルノ(4)、1981年9月4日(1-3)、1970年9月11日、アスコーナ(5,6)[ステレオ]

CD 6:
(1) ショスタコーヴィチ:チェロ協奏曲第1番 変ホ長調 Op.107
(2) バッハ:無伴奏チェロ組曲第2番 BWV.1008〜サラバンド
(3) ハイドン:チェロ協奏曲第1番 ハ長調 Hob.VIIb:1
(4) F.クープラン: 演奏会用小品

 ヤーノシュ・シュタルケル(vc)

 スイス・イタリア語放送管弦楽団(1)
 マルク・アンドレーエ(指揮) (1)
 ルツェルン祝祭弦楽合奏団(3,4)
 ルドルフ・バウムガルトナー(指揮) (3,4)

 録音:収録年不詳、ルガーノ(1,2)、ロカルノ(3,4)

CD 7:
フルニエ&シェルヘン/ドヴォルザーク:チェロ協奏曲

有名なスタジオ録音と同年のライヴだけに、フルニエ最盛期の格調高い演奏によりいっそうの熱気が加わった素晴らしい演奏。シェルヘンの指揮も実に立派で、やや前のめりになる箇所に漂う熱っぽさはこの指揮者ならでは。同時収録のブラームスも聴きもの。音質良好です。

・ドヴォルザーク:チェロ協奏曲 ロ短調 Op.104
・ブラームス:交響曲第3番 ホ長調 Op.90

 ピエール・フルニエ(vc)
 スイス・イタリア語放送管弦楽団
 ヘルマン・シェルヘン(指揮)

 録音:1962年4月25日

CD 8:
オイストラフ/ブラームス:ヴァイオリン協奏曲、他

オイストラフ最盛期の美しい音色を、当時のライヴとしては良好な音質で充分に味わうことができる一枚。ライヴならではの熱気もプラスに作用して聴き応え満点です。

・ブラームス:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op.77
・モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第3番 ト長調 K.216

 ダヴィド・オイストラフ(vn)
 スイス・イタリア語放送管弦楽団
 オトマール・ヌシオ(指揮)

 録音:1961年6月11日、ルガーノ

CD 9:
(1) ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op.61
(2) チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op.35

 ウート・ウーギ(vn)
 スイス・イタリア語放送管弦楽団
 マルク・アンドレーエ(指揮)

 録音:1970年11月5日(1)、1981年9月18日(2)、ルガーノ[ステレオ]

CD 10:
バックハウス&シューリヒトの『皇帝』

大物同士の顔合わせによる『皇帝』は、その即興的ともいえる表現とライヴならではの燃焼度の高さで以前から有名な演奏。絶好調のシューリヒトが推進力に富んだ指揮ぶりで、バックハウスの豪快なソロに応え白熱した演奏を繰り広げます。オケも巨匠二人に煽られてスゴイ張り切りようです。
 同時に収録されたモーツァルトの第40番、『フィンガルの洞窟』も聴き逃せない名演と、その内容は既に折り紙付き。放送局の正規音源によるため、モノラルとは言え、たいへんクリアーなサウンドも嬉しいところです。

・ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番 変ホ長調 Op.73『皇帝』
・モーツァルト:交響曲第40番 ト短調 K.550
・メンデルスゾーン:序曲『フィンガルの洞窟』

 ヴィルヘルム・バックハウス(p)
 スイス・イタリア語放送管弦楽団
 カール・シューリヒト(指揮)

 録音:1961年4月27日 ルガーノ、アポロ劇場

収録曲   

ディスク   1

  • 01. Mozart - Piano Concerto Nr. 23 In A Major, Kv488
  • 02. Chopin - Nocturne No.5 In F Sharp Major,op.15 #2
  • 03. Villa-lobos - A Pr「le Do B・
  • 04. Chopin - Fantasie In F Minor Op. 49
  • 05. Chopin - Prelude No.15 In D Flat Major, Op.28
  • 06. Chopin - Prelude No.8 In F Sharp Minor,op. 28
  • 07. Chopin - Prelude No.23 In F Major,op.28 No.23
  • 08. Chopin - Prelude No.24 In D Minor,op.28 No.24
  • 09. Chopin - Ballade No.3 In A Flat Major,op.47
  • 10. Chopin - Berceuse In D Flat Major,op.57
  • 11. Chopin - Waltz No.7 In C Sharp Minor, Op.64 No.2
  • 12. Chopin - Etude No.17 In E Minor,op.25 No.5

ディスク   2

  • 01. Beethoven - Piano Concerto No.4 In G Major,op.58
  • 02. Franck - Symphony In D Minor

総合評価

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単体のCDより格段に音とレンジが向上してい...

投稿日:2019/07/06 (土)

単体のCDより格段に音とレンジが向上している。そのため演奏も単品で聴いたのとは別物かとおもうほどすぐれて聴こえるものが多数ある。しかし、バックハウスの皇帝は、音は驚くほどクリアですばらしいがややオンマイクに仕上がっている。単品のAURA盤はもやっとしているが、ホールで聴いているかのような雰囲気がある。わたしとしてはAURAも捨てがたい。また、シェルヘンのプラ3など、ターラ盤よりはるかに味があって同じ演奏とは思えないぐらいいい マスターリングである。この値段でこれだけの音と演奏を聴けるなら云うことなし、としよう。

robin さん | 兵庫県 | 不明

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ボックスにもジャケットにも書いていないの...

投稿日:2017/02/11 (土)

ボックスにもジャケットにも書いていないのに、HMVの紹介にはどれがステレオか書いてあるのは親切だが、間違いもある。ルービンシュタインのこれだけボローニャ録音のショパン・プロは、70年のステレオと書いてあるがふやけ気味の音で、音像がくっきりとしない。どうもモノに聞こえる。最後の前奏曲などミスタッチも結構あり、演奏もルービンシュタインならではとは聞こえない。ファンとしてはがっかり。他の曲はルガーノ・テイクで小曲はステレオだがk.488はやはりモノ(若干のステレオ・エフェクトがある?)。装飾をつけて華やいだ演奏だけれど、これならではというほどではない。グルダのベートーヴェンは間違いなく本物のステレオで音もソロは良い。演奏も美しい。ただオケの音は抜けが悪く混濁気味で腕も今イチ。コンチェルトのボックスだけど実はそれを目当てに買ったクリュイタンスのフランクは、このためにモノのスタジオ録音よりいいとはいえず、残念。指揮者も歯がゆかったのでは?前年に東京でパリ音楽院で聞いたフランクはもっと馥郁とした香りのある演奏で素晴らしかったのだけど。ハスキルのk.488は、収録は古いのに、ルービンシュタインの同曲より芯ははっきりとした音。演奏はスタジオ盤を凌ぐ。フィナ―レの活気は絶好調を思わせ、拍手もそれに応えて凄い。グリュミオーとのベートーヴェンのソナタも同様。この二つはファンにはお宝物だろう。クライバーンの十八番のチャイコは怖いもの知らずの頃の演奏で、勇壮で闊達、若武者振りが聞けるが、わざわざこれで聞かなくとも音のより良いステレオ盤があればという気はする。ストコフスキーのロメジュリは意外と普通。バウムガルトナー中心のコンサートは、古楽器ではないけれど、なかなか楽しめる。とくに同じく組み合わせのスタジオ録音もあるフルニエのヴィヴァルディは、凛として圧倒的な格調。音もとてもいい。メンデルスゾーンもいい。次のシュタルケルのも音、演奏ともにいい。ショスタコはやらないのかと思っていた(ロストロがコダーイをやらないみたいに)。出だしもっさりと始まってどうかなぁと思ったが、それ以降は快調。バウムガルトナ―との古典ものもいい。日付不詳とあるがともにステレオ。フルニエとシェルヘンという意表をついた(?)組み合わせは、フルニエはノーブルな名演で、ライブならではの熱もある。シェルヘンの指揮はいささかハードボイルドだが、それほど異質感はなく、ブラームスも風格があって悪くない。音は後述のオイストラフやバックハウスより少々落ちるが十分聞けるレヴェル。オイストラフの二曲、とくにブラームスは脂っこい演奏だが、まさに楽器が鳴り切った巨匠芸。これ以降は少し緩んでくるので、最高潮時の王者の至芸が聞ける。彼のこの曲のベストかも。ややオケの分離が良くないが、モノにせよステレオ的なプレザンスもあり(疑似ではないと思う)、とくにソロは十分。ウーギの二曲は、新しいチャイコのみならず、古い(70年)ベートーヴェンも断然音が良い。前後を巨匠に囲まれて、順に聞くと、その点少し気の毒だが、美音を振り撒いて闊達な演奏で魅力的。最後のバックハウス、これも少しステレオっぽいがモノらしい。音は汚れ気味だがまずまず。バックハウスは絶好調で鍵盤の王者ぶりを遺憾なく発揮。スタジオ盤を凌いでいる。シューリヒトも他の二曲含めて名人振りを発揮―これが一番までは思わないけれど。全くのお買い得だと思います。長文失礼。

mari夫 さん | 東京都 | 不明

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ずいぶん前に買って、今頃レビューです。 ...

投稿日:2016/09/28 (水)

ずいぶん前に買って、今頃レビューです。 狂喜したのは、やはりシューリヒト×バックハウスのピアノC5番ですね。 この人たち、特にバックハウスはライヴでこそ本領発揮なのかと思います。 この曲自体を見直しました。意外といい曲じゃん。

しろうとじいさん さん | 奈良県 | 不明

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