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ザ・ハイフェッツ・ピアティゴルスキー・コンサート・アルバム・コレクション〜室内楽全録音集(21CD)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
88725451452
組み枚数
:
21
レーベル
:
RCA
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
限定盤,輸入盤

商品説明

ザ・ハイフェッツ・ピアティゴルスキー・コンサート
アルバム・コレクション〜室内楽全録音集(21CD)


align="right" border="0" hspace="10">ハイフェッツとピアティゴルスキーがRCAにおこなった室内楽録音を集大成した21枚組ボックスセット。それぞれのディスクは、アメリカ盤初出LPデザイン仕様の紙ジャケットに封入され、英文別冊解説書には、ハイフェッツ研究家として知られるジョン・マルティーズの書き下ろしライナーノーツと詳細なディスコグラフィカル・データが掲載されています。

【ハイフェッツとピアティゴルスキー】
ヤッシャ・ハイフェッツ[1901-1987]は、1961年から1974年にかけて、チェリストのグレゴール・ピアティゴルスキー[1903-1976]とともに、ハリウッドを中心に室内楽の演奏を定期的におこなっていました。
 「ザ・ハイフェッツ・ピアティゴルスキー・コンサート」と題されたそれら一連の演奏会は、ハイフェッツとピアティゴルスキーを主軸に、ウィリアム・プリムローズ(ヴィオラ)、イスラエル・ベイカー(ヴァイオリン)、ジェイコブ・ラテイナー(ピアノ)、レナード・ペナリオ(ピアノ)ら、アメリカで活躍していた名手が集い、さまざまな組み合わせで室内楽の幅広いレパートリーを取り上げたもので、紹介された作品には比較的珍しいものも含まれていました。

【RCAによるレコーディング】
当時ハイフェッツと専属契約を結んでいたRCAレーベルでは、その演奏会シリーズと並行してレコーディングをおこない、リビング・ステレオ時代の優れた技術で、名手たちによる室内楽録音を数多く制作しています。
 当セットは、それらの音源を中心に、全21枚中19枚をステレオ録音で構成、さらに、室内楽をすべて網羅するということで、1950年にルービンシュタインとともに制作したピアノ三重奏曲を2枚分も収めています。(HMV)

【収録予定曲】
Disc1
・ラヴェル:ピアノ三重奏曲イ短調
・メンデルスゾーン:ピアノ三重奏曲ニ短調 Op.49
 ヤッシャ・ハイフェッツ(Vn)
 グレゴール・ピアティゴルスキー(Vc)
 アルトゥール・ルービンシュタイン(P)
 録音:1950年

Disc2
・チャイコフスキー:ピアノ三重奏曲イ短調 Op.50
 ヤッシャ・ハイフェッツ(Vn)
 グレゴール・ピアティゴルスキー(Vc)
 アルトゥール・ルービンシュタイン(P)
 録音:1950年

Disc3
・ベートーヴェン:弦楽三重奏曲第2番ト長調 Op.9-1
・ベートーヴェン:弦楽三重奏曲第4番ハ短調 Op.9-3
 ヤッシャ・ハイフェッツ(Vn)
 グレゴール・ピアティゴルスキー(Vc)
 ウィリアム・プリムローズ(Va)
 録音:1957年

Disc4
・ベートーヴェン:・弦楽三重奏曲第1番 変ホ長調 Op.3
 ヤッシャ・ハイフェッツ(Vn)
 グレゴール・ピアティゴルスキー(Vc)
 ウィリアム・プリムローズ(Va)
 録音:1957年

Disc5
・ベートーヴェン:・弦楽三重奏のためのセレナード ニ長調 Op.8
 ヤッシャ・ハイフェッツ(Vn)
 グレゴール・ピアティゴルスキー(Vc)
 ウィリアム・プリムローズ(Va)
 録音:1960年

・コダーイ:・二重奏曲 Op.7
 ヤッシャ・ハイフェッツ(Vn)
 グレゴール・ピアティゴルスキー(Vc)
 録音:1960年

Disc6
・ベートーヴェン:弦楽三重奏曲第3番 ニ長調 Op.9-2
 ヤッシャ・ハイフェッツ(Vn)
 グレゴール・ピアティゴルスキー(Vc)
 ウィリアム・プリムローズ(Va)
 録音:1960年

・バッハ:シンフォニア 第4番ニ短調 BWV.790
・バッハ:シンフォニア 第9番 ヘ短調 BWV.795
・バッハ:シンフォニア 第3番 ニ長調 BWV.789
・シューベルト:・弦楽三重奏曲第2番 変ロ長調 D.581
 ヤッシャ・ハイフェッツ(Vn)
 グレゴール・ピアティゴルスキー(Vc)
 ウィリアム・プリムローズ(Va)
 録音:1960年

Disc7
・ブラームス:ヴァイオリンとチェロのための二重協奏曲イ短調 Op.102
 ヤッシャ・ハイフェッツ(Vn)
 グレゴール・ピアティゴルスキー(Vc)
 RCAビクター交響楽団
 アルフレッド・ウォーレンスタイン(指揮)
 録音:1960年

Disc8
・シューベルト:弦楽五重奏曲 ハ長調D.956
 ヤッシャ・ハイフェッツ(Vn)
 グレゴール・ピアティゴルスキー(Vc)
 イスラエル・ベイカー(Vn)
 ウィリアム・プリムローズ(Va)
 ガーボル・レイト(Vc)
 録音:1961年

Disc9
・フランク:弦楽五重奏曲 ヘ短調
・ブラームス:弦楽六重奏曲ト長調 Op.36
 ヤッシャ・ハイフェッツ(Vn)
 グレゴール・ピアティゴルスキー(Vc)
 イスラエル・ベイカー(Vn)
 ウィリアム・プリムローズ(Va)
 ヴァージニア・マジェウスキー(Va)
 ガーボル・レイト(Vc)
 録音:1961年

Disc10
・メンデルスゾーン:弦楽八重奏曲変ホ長調 Op.20
 ヤッシャ・ハイフェッツ(Vn)
 グレゴール・ピアティゴルスキー(Vc)
 アーノルド・ベルニック(Vn)
 イスラエル・ベイカー(Vn)
 ジョゼフ・ステパンスキー(Vn)
 ウィリアム・プリムローズ(Va)
 ヴァージニア・マジェフスキ(Va)
 ガーボル・レイト(Vc)
 録音:1961年

・モーツァルト:・弦楽五重奏曲第4番ト短調K.516
 ヤッシャ・ハイフェッツ(Vn)
 グレゴール・ピアティゴルスキー(Vc)
 イスラエル・ベイカー(Vn)
 ウィリアム・プリムローズ(Va

総合評価

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5.0

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どの曲もお馴染みの親しみやすい名曲を名演...

投稿日:2013/05/07 (火)

どの曲もお馴染みの親しみやすい名曲を名演奏で聴ける素晴らしいセットだと思います

にゃおん さん | 北海道 | 不明

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昔4トラックテープで愛聴したメンデルスゾ...

投稿日:2013/05/04 (土)

昔4トラックテープで愛聴したメンデルスゾーンの八重奏曲とモーツアルトのト短調五重奏曲の1枚が欲しくてこのセットを買いました。他の演奏も格調が高く素晴らしいです。解説書の写真が多く紙質も良いです。良い買い物でした。

カズニン さん | 東京都 | 不明

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ハイフェッツ、ピアティゴルスキー、プリム...

投稿日:2013/04/27 (土)

ハイフェッツ、ピアティゴルスキー、プリムローズの3名人が組んだこれらの室内楽の演奏は他のものとは一線を画した隔絶した世界を見せてくれる。ハイフェッツがその強力なテクニック駆使し早いテンポで彼独特の歌をぐいぐい弾いて行き、他のメンバーはそれを強力に推し進めて行く。ハイフェッツだけが前面の出ているように見えるが、他のメンバーも完全に音楽に嵌った感じで完璧なアンサンブルのもと一体となって燃え上がり激走する。我国ではこういう演奏、何か早いテンポとか技巧の凄さが目に付く演奏、メロディやリズムが明確に表現される傾向のある演奏、こういった演奏は碌な評価を受けないことが多い。そしてドイツ・オーストリア系でない奏者でそういう演奏をする者は得てしてそういう評価を受け勝ちである。室内楽は特にそういう傾向が強い。室内楽の分野でのそういう演奏は、曰く、技巧や音ばかり磨かれて、曲の深い精神性が無視されている、優雅な面が軽んじられている、等というわけである。我国では如何にも物思わしげな暗さや重さといった印象がある演奏が大した根拠もなく正当的だと言われる傾向がある。確かに従来の他の演奏に慣れ親しんだ者には彼らの演奏には違和感はあるだろう。例えばモーッアルトのk516のクインテット、悲しみが疾駆するなんて段階ではなく、悲しみが激走する、掻きむしる、といった感じである。しかし、荒っぽい雑な演奏ではない、一見技巧優先で細かな情感が無視されているかのような印象を受けるかもしれない。しかし早いテンポで明確な流れで進められるが、歌や情感は殊更誇張されることはないけれどもさり気無くしっかり歌われていく。聞き終わってみるとこれまでの演奏に見られなかったモーッアルトの激しさ、この曲に秘められた悲哀観の強さに思い知らされる。ハイフエッツ独奏の完璧なメロディで始まる4楽章、これに慣れると他の演奏はかったるい感じがするようになるかもしれない。そしてメンデルゾーンの八重奏曲、この曲のこれくらい完璧な演奏はないのではないか。ハイフェッツが中心となる明確で弛みの一切ないメロディの流れ、それに寄り添い盛り上げる他の奏者の歌、随所で音楽は奔流となって激走する。特に1楽章のコーダー、正に典型的なハイフエッツ節が奏でられ、それに導かれて全奏者が全力でなだれ込んで来て何度も激しく音楽が爆発炸裂し終結する。これに関してはトスカニーニの演奏もお呼びではない。この演奏を知らずしてこの曲を語るのはもぐりです。  とにかくこの演奏シリーズは必ずしも誰でもがなじめるものではないでしょう。しかし、名人が3人集まって完璧テクニッ追求の果てに現れる別世界、これらはおいそれと得られるものではありません。私はこのような演奏を残してくれた彼らに感謝しています。

タテキ32 さん | 大阪府 | 不明

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