SACD 輸入盤

『回顧録〜弦楽三重奏曲集〜バッハ、モーツァルト、ベートーヴェン、シェーンベルク、ヒンデミット』 トリオ・ツィンマーマン(5SACD)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
BISSA2677
組み枚数
:
5
レーベル
:
Bis
:
Sweden
フォーマット
:
SACD
その他
:
ハイブリッド,輸入盤

商品説明


お買い得なセットで登場!
トリオ・ツィンマーマンが極上のアンサンブルで奏でる珠玉の弦楽三重奏曲集!


SACDハイブリッド盤。フランク・ペーター・ツィンマーマン、アントワン・タメスティ、クリスチャン・ポルテラによるトリオ・ツィンマーマン。これまで「BIS」レーベルに録音してきた5枚のアルバムがお買い得なセットになって登場します!
 トリオ・ツィンマーマンは2007年に結成。「トリオは自分にとってベストなアンサンブル」と語るツィンマーマンは長年ベストなアンサンブルができる演奏者を探していましたが、若きヴィオラ奏者のアントワン・タメスティの演奏に感銘を受け、ツィンマーマンが直々にトリオ結成を懇願。その後タメスティが信頼を寄せるチェリスト、クリスチャン・ポルテラにオファーしたことによりトリオ・ツィンマーマンが結成しました。作品の真価を伝えてくれる彼らの演奏は結成当初から高く評価され、これまでJ.S.バッハ、モーツァルト、ベートーヴェン、シェーンベルク、ヒンデミットを録音しております。
 バッハのゴルトベルク変奏曲では「できる限り編曲やオクターヴ移動を施さず、基本的にバッハのスコアを詳らかにするような弦楽三重奏版を提案したい」と考え、彼ら自身の編曲版で録音。弦楽器で奏することの意義が明確に伝わって来る快演を披露してくれました。
 モーツァルトのディヴェルティメントは、レコード芸術誌の特集「新時代の名曲名盤500」でほぼすべての撰者が満点をつけた名録音。「緻密なアンサンブルで最高水準の成果を示した演奏史の馬鹿でも出色の出来」と評されています。
 ヒンデミットの弦楽三重奏曲第1番は1924年、第2番は1933年の産物。この年代の作品は新即物主義、新古典主義への移行とともに弦楽奏者ヒンデミットならではの各楽器の特性を熟知した非常に豊かな響きが魅力的です。単一楽章からなるシェーンベルクの弦楽三重奏曲は1946年の作品。生涯12音音楽の旗手として重きをなす存在であったシェーンベルク晩年の傑作です。
 F.P.ツィンマーマンが厚い信頼を寄せるタメスティ、ポルテラとともに極上の弦楽トリオの演奏をお楽しみください!
 ブックレットはオリジナルの5冊がクラムシェル・ボックスに封入されております。(輸入元情報)

【収録情報】
Disc1
(BISSA2347)
1. J.S.バッハ:ゴルトベルク変奏曲 BWV.988(トリオ・ツィンマーマン編曲による弦楽トリオ版)

 録音時期:2017年8月、9月、2018年6月
 録音場所:ノイシュタット、マンデルスロー、聖オスターグ教会

Disc2(BISSA-1817)
2. モーツァルト:ディヴェルティメント 変ホ長調 K.563
3. シューベルト:弦楽三重奏曲第1番変ロ長調 D.471


 録音時期:2009年7月(2) 2010年7月、8月(3)
 録音場所:旧ストックホルム音楽アカデミー

Disc3(BISSA2087)
ベートーヴェン:
4. 弦楽三重奏曲第1番変ホ長調 Op.3
5. セレナード ニ長調 Op.8


 録音時期:2013年6月、7月
 録音場所:旧ストックホルム音楽アカデミー

Disc4(BISSA1857)
ベートーヴェン:
6. 弦楽三重奏曲第2番ト長調 Op.9-1
7. 弦楽三重奏曲第3番ニ長調 Op.9-2
8. 弦楽三重奏曲第4番ハ短調 Op.9-3


 録音時期:2010年7月、8月(6,8) 2011年8月(7)
 録音場所:旧ストックホルム音楽アカデミー(6,8) ベルリン、ポツダマー・マイスターザール(7)

Disc5(BISSA2207)
9. ヒンデミット:弦楽三重奏曲第1番 Op.34
10. ヒンデミット:弦楽三重奏曲第2番
11. シェーンベルク:弦楽三重奏曲 Op.45


 録音時期:2016年1月(9) 2015年8月(10) 2016年8月(11)
 録音場所:チューリッヒ、SRFスタジオ(9,11) ノイマルクト、ライツターデル(10)

 トリオ・ツィンマーマン

 フランク・ペーター・ツィンマーマン(ヴァイオリン)
 使用楽器:
 1711年製ストラディヴァリウス「レディ・インチクイン」(1-8)
 1727年製ストラディヴァリウス「ピエール・デュポン - グリュミオー」&1712年製ストラディヴァリウス「ヴィオッティ - ex.ホッティンガー」(9-11)

 アントワン・タメスティ(ヴィオラ)
 使用楽器:1672年製ストラディヴァリウス「マーラー」

 クリスチャン・ポルテラ(チェロ)
 使用楽器:
 1711年製ストラディヴァリウス「マラ」(1,4,5,9-11)
 1675年製アンドレーア・グァルネリ(2,3,6-8)

 録音方式:ステレオ(DSD/セッション)
 SACD Hybrid
 CD STEREO/ SACD STEREO/ SACD 5.0 SURROUND

 クラムシェル・ボックス仕様

ユーザーレビュー

総合評価

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最初にモーツァルトK.563を購入し、水際だ...

投稿日:2022/04/07 (木)

最初にモーツァルトK.563を購入し、水際だった演奏にすっかり魅了され、ベートーヴェン、シェーンベルク&ヒンデミット....と入手して聴き入っている。弦楽トリオは常設の四重奏団のメンバー3人で演奏・録音されることもあるが、ソリスト3人が臨時に結集しての演奏であるケースが多い。それに比べ、トリオ・ツィンマーマンは継続して演奏活動をしており、アンサンブルの精度は極めて高く、どの曲も決定盤と言える出来映えだ。ベートーヴェンのトリオは弦楽四重奏曲の陰に隠れて、彼の室内楽を論じた本にも採り上げられないことが多いが、紛れもないベートーヴェンの作品であることが実感できる。(特に作品9-3など) シェーンベルクも、ラ・サール四重奏団員による名盤以来、やっと次代の真打ちが登場した。SACDのまま5枚で廉価になっているので、未聴の方々、是非入手されては如何。

Erdinger さん | 神奈川県 | 不明

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