『詩と音楽』　アリアンナ・サヴァール、ペッテル・ウトランド・ヨハンセン、ヒルンド・マリス

アリアンナ・サヴァールとペッテル・ウトランド・ヨハンセンが歌いあげる、
詩と音楽の美しき融合

ヒルンド・マリスによる、ヨーロッパの詩人たちと作曲家たちの関係に焦点を当てたアルバム。ゲーテやリルケ、リュッケルト、シェイクスピア、イプセンといった大詩人、シューマン、ショパン、リヒャルト・シュトラウス、グリーグなどの大作曲家はもちろん、スペイン内戦で銃殺されたフェデリコ・ガルシア・ロルカ[1898-1936]や、雪崩で遭難したミェチスワフ・カルウォヴィチ[1876-1909]といった、非業の死を遂げた芸術家の作品、アリアンナ・サヴァールの自作も収録しています。
　ギターやハープといった撥弦楽器を主体としたアンサンブルの美しい響き、グループを主宰するアリアンナ・サヴァールとペッテル・ウトランド・ヨハンセンの済んだ歌声、ヒルンド・マリスが録音場所として好んで使用する教会の豊かなアコースティックを通じ、これらの作品の魅力を存分に楽しむことが出来るアルバムです。（輸入元情報）

【収録情報】
● ロルカ：カフェ・デ・チニータス（ガルシア・ロルカ／スペイン古謡）
● ロルカ：トレス・モリラス（ガルシア・ロルカ／スペイン古謡）
● アリアンナ・サヴァール：薔薇 XVII（ライナー・マリア・リルケ）
● マコンキー：オフェーリアの歌（ウイリアム・シェイクスピア）
● カルウォヴィチ：静けさを覚えている、明るい黄金の日々・・・（カジミェシュ・プシェルヴァ＝テトマイエル）
● ショパン：願い（器楽演奏）
● シューマン：ダンスの歌（フリードリヒ・リュッケルト）
● シューマン：君を思う（ヨハン・ヴォルフガング・ゲーテ）
● グリーグ：小川のほとり（オスムン・オラヴソン・ヴィニエ）
● グリーグ：ソルヴェイグの歌（ヘンリック・イプセン）
● グリーグ：白夜（ヴィニエ）
● グリーグ：たどり着くところ（ヴィニエ）
● モンポウ：あなたの上には花ばかり（ジュゼップ・ジャネス）
● モンポウ：あなたは海のよう（ジャネス）
● ショーソン：夜（テオドール・フォラン・ド・バンヴィル）
● トルドラ：5月（トリニタート・カタスス）
● トルドラ：4月（カタスス）
● R.シュトラウス：明日（ジョン・ヘンリー・マッケイ）
● シューベルト：不幸な人（夜）（カロリーネ・ピヒラー）
● シューベルト：さすらい人（ゲオルク・リューベック）
● シューベルト：夜と夢（マットイス・フォン・コリン）
● ローリゼン：ディレトン（リルケ）
　編曲：アリアンナ・サヴァール、ペッテル・ウトランド・ヨハンセン

　ヒルンド・マリス
　　アリアンナ・サヴァール（ソプラノ、ルネサンス・ハープ、バロック・トリプル・ハープ）
　　ペッテル・ウトランド・ヨハンセン（テノール、マンドリン、ハリングフェーレ）
　　ミハウ・ナジ（ギター）
　　ミハウ・ピンダキーヴィチ（ギター）
　　ミケル・アンヘル・コルデロ（コントラバス）
　　デイヴィッド・マヨラル（パーカッション）

　録音時期：2020年11月26-29日
　録音場所：スイス、マイスプラッハ教会
　録音方式：ステレオ（デジタル／セッション）