CD 輸入盤

ナポリ楽派のパルティメンティ〜パイジェッロ、ドゥランテ、ドル:鍵盤楽器のための作品集 ニコレッタ・パラシヴェスク

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
19075896222
組み枚数
:
1
レーベル
:
Dhm
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

これぞ18世紀のジャズ〜18世紀の即興技法の秘密がここに。

音楽の即興演奏はずっと古くから行われていました。今日のジャズ・ミュージシャンはリードシート(メロディと和音と歌詞という基本的な部分)を使用してインプロヴィゼーションの手掛かりにしていますが、18世紀には即興演奏の技術を学ぶために「パルティメント」という、数字付き通奏低音を演奏するための練習曲が用いられました。このアルバムは、ナポリで活躍したジョヴァンニ・パイジェッロ[1740-1816]と、その師であるフランチェスコ・ドゥランテ[1684-1755]が書いた、そうした「パルティメント」練習曲の数々を世界初録音したものです。
 ルーマニアのチェンバロ・オルガン奏者、ニコレッタ・パラシヴェスクは、この「パルティメント」について研究し、パイジェッロやドゥランテの技法や作品を、『実践的理解への道〜パルティメント(通奏低音式の即興課題)』という著書で紹介しています。当アルバムは、そのパラシヴェスクの著書で紹介されている「パラティメント」のエッセンスを実際の音として辿ることが出来る貴重なレコーディングです。
 ニコレッタ・パラシヴェスクは、ルーマニアのゲオルゲ・ディマ音楽アカデミー、バーゼル・スコラ・カントールム、シュトゥットガルト音楽演劇大学で研鑽を積み、現在、バーセル・テオドール教会専属オルガニストを務めている女流鍵盤楽器奏者で、ピリオド楽器アンサンブル、「ラ・フロリディアーナ」の創設者でもあります。深い知識に裏打ちされた女性らしい繊細な演奏は、ときに鋭いリズミックなタッチを生み、独自の世界を作り出しています。18世紀の音楽を演奏するためには「その時の音楽的な言葉を理解しなければならない」、それを実践し幅広い可能性をもった、実に想像力豊かで重要な演奏です。(輸入元情報)

【収録情報】
1. パイジェッロ:パルティメント ニ長調 Gj2331
2. パイジェッロ:パルティメント ニ短調 Gj2319
3. ドゥランテ:パルティメント ニ長調
4. パイジェッロ:ラ・パルテンツァ〜カンツォン ニ短調(チェンバロとヴァイオリンのための)RobP 8.14/38
5. ドゥランテ:インタボラトゥーラ イ短調
6. パイジェッロ:パルティメント ニ短調 Gj2321
7. パイジェッロ:パルティメント ニ長調 Gj2330
8. パイジェッロ:パルティメント イ長調 Gj2335
9. パイジェッロ:パルティメント ハ長調 Gj2320
10. パイジェッロ:ロンド ハ長調 (チェンバロとヴァイオリンのための)
11. パイジェッロ:パルティメント 変ホ長調 Gj2328
12. パイジェッロ:パルティメント ハ短調 Gj2322
13. ジュゼッペ・ドル:パルティメント ハ短調
14. ドゥランテ:パルティメント ヘ長調
15. パイジェッロ:パルティメント ヘ短調 Gj2345
16. パイジェッロ:パルティメント ヘ長調 Gj2336
17. パイジェッロ:プレリュードとロンド 変ロ長調
18. パイジェッロ:パルティメント ト短調 Gj2334
19. ドゥランテ:パルティメント ト短調
20. ドゥランテ:フーガ ト短調
21. パイジェッロ:パルティメント イ短調 Gj2315
22. ドゥランテ:フーガ ホ短調


 ニコレッタ・パラシヴェスク(チェンバロ)
 カタリーナ・ホイティアー(ヴァイオリン:4,10)

 録音時期:2018年3月27-29日
 録音場所:バーゼル音楽院、大ホール
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)

ユーザーレビュー

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