CD

ベートーヴェン:『英雄』、マーラー:『巨人』、ワーグナー:管弦楽曲集 若杉弘&シュターツカペレ・ドレスデン(3CD)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
SICC1197
組み枚数
:
3
:
日本
フォーマット
:
CD

商品説明

若杉弘&シュターツカペレ・ドレスデンの芸術(3CD)
世界的指揮者・若杉弘(1935−2009)をしのぶメモリアル・アルバム
日本独自企画

2009年7月21日に惜しくも亡くなった指揮者、若杉弘が、80年代にソニー・ミュージックに残した3枚の名アルバムを、セットにしてリイシューします。1977年にケルン放送交響楽団の首席指揮者に就任。以後ヨーロッパの楽壇で活躍し、多くの注目を浴びて1981年からはライン・ドイツ・オペラの音楽総監督を兼任。さらに1982年にはドレスデン国立歌劇場とシュターツカペレ・ドレスデンの常任指揮者に迎えられました。そのシュターツカペレ・ドレスデンとは80年代半ばにソニー・ミュージックに3枚のアルバムを録音。いずれもドイツ・クラシック音楽の真髄といえるレパートリーで賞賛を浴びました。
 この3枚のアルバムを、今回はじめてセットにしてリリース。東欧時代の伝統を誇るシュターツカペレ・ドレスデンから、堂々たる響きを引き出した若杉弘の芸術は、まさに今こそ再評価されるべきでしょう。(ソニー)

【収録情報】
Disc1
ワーグナー:
・『さまよえるオランダ人』序曲
・『タンホイザー』序曲
・『リエンツィ』序曲
・『ローエングリン』第1幕への前奏曲
・『ローエングリン』第3幕への前奏曲
 録音時期:1984年12月
 録音場所:ドレスデン、ルカ教会
 録音方式:デジタル(セッション)

Disc2
・ベートーヴェン:交響曲第3番変ホ長調作品55『英雄』
 録音時期:1985年6月
 録音場所:ドレスデン、ルカ教会
 録音方式:デジタル(セッション)

Disc3
・マーラー:交響曲第1番ニ長調『巨人』
 録音時期:1986年8月
 録音場所:ドレスデン、ルカ教会
 録音方式:デジタル(セッション)

 シュターツカペレ・ドレスデン
 若杉弘(指揮)

【プロフィール】
1935年にニューヨークで生まれ、2009年7月21日、東京にて没した指揮者。NHK交響楽団指揮研究員を経て1963年、東京交響楽団を指揮してデビュー。1977年にはケルン放送交響楽団の首席指揮者となり、以後ヨーロッパの楽壇を中心に活躍。日本でも東京室内歌劇場芸術監督、新国立劇場芸術参与、滋賀県立芸術劇場びわ湖ホール芸術監督を歴任し、2007年からは新国立劇場の芸術監督に就任していた。(ソニー)

内容詳細

「リエンツィ」序曲。長い導入の分厚く渋い弦の音色。それに続くフォルテの主部、金管の強奏、「ローエングリン」の艶やかな弦……すばらしい。オケの機動力と美質を掌握し、完全に鳴らし切る技術と感性。緻密な解釈に裏打ちされた自然で快い音楽の流れ。80年代、ドイツのオケが若杉弘を最上級の評価で迎えた理由がよくわかる。「英雄」の終楽章。プレストになってもテンポに無理がない。みごとな棒さばきだ。生成りのような肌触りのマーラーもいい。何度聴いても感動する。いまは亡き若杉弘によるかけがえのない遺産だ。(長)(CDジャーナル データベースより)

収録曲   

総合評価

★
★
★
★
★

4.5

★
★
★
★
★
 
8
★
★
★
★
☆
 
3
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
1
★
☆
☆
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
英雄、ワーグナーの序曲集を聴いての感想。...

投稿日:2020/07/07 (火)

英雄、ワーグナーの序曲集を聴いての感想。 巨人はまだ聴いてません。 う〜ん、癖が無いようで癖があるように思う。 癖の無いように丹念に丹念に演奏しているんだが、それが発音を良く見せようとしている日本式英会話を思わせる。 結果、推進力が無く、乗りが悪い。 案外テンポを落とすところもあるけど、腑に落ちないし。 俺は退屈しました。 同時にケンペのRシュトラウスのBOXを買って聴いているけど、ケンペと同等に見るのは無理がありすぎるなあ。

すーさん さん | 新潟県 | 不明

0
★
★
★
★
★
旧東独時代のドレスデン国立管弦楽団の魅力...

投稿日:2016/01/20 (水)

旧東独時代のドレスデン国立管弦楽団の魅力が自然に引き出されていて、じっくりと落ち着いて音楽に浸ることができる、良質なセットです。同オケのファンの方は、ブロムシュテット、スウィトナー、ケンペ、サヴァリッシュなどの諸録音とともに、座右に置くべき1組かと思います。解釈はいつもながらにオーソドックスですが、ベートーヴェンだけは少しだけ個性的な部分もみられます。東独の名エンジニア、シュトレーベンが、ルカ教会で1枚あたり5〜6日をかけてのセッション録音。今の感覚からすると贅沢な話ですが、当時はこれくらいが当たり前だったのですよね。

SeaCrow さん | 東京都 | 不明

4
★
★
★
★
★
何たる渋い演奏!「いぶし銀の響き」と形容...

投稿日:2013/10/15 (火)

何たる渋い演奏!「いぶし銀の響き」と形容されるシュターツカペレ・ドレスデンの持ち味が如実に表れています。これぞ旧東ドイツのオーケストラの真髄で、特に、金管セクションの響きはベルリン・フィルやバイエルン放送響のような派手さとは違った持ち味です。ドイツ語圏を中心に活躍してきた若杉氏だけに、その演奏は筋金入りです。私が所有しているのはマーラーとワーグナーですが、どちらの演奏も華やかさよりも渋さが際立っています。

4

 オムニバス(管弦楽)に関連するトピックス

交響曲 に関連する商品情報

おすすめの商品

この商品が登録されてる公開中の欲しい物リスト