CD 輸入盤

『VIENNE 1900〜20世紀初頭、ウィーンの室内楽』 樫本大進、エマニュエル・パユ、ポール・メイエ、ズヴィ・プレッサー、エリック・ル・サージュ(2CD)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
ALPHA588
組み枚数
:
2
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

20世紀初頭、ウィーンのサロンで奏でられた音楽

ウィーンを中心に活躍していた5人の作曲家が、1896年から1923年にかけて作曲した室内楽作品を集めたアルバム。新しい響きを求めてサロンに集まった音楽好きを唸らせた当時最先端の芸術にして、今なお色あせない魅力を放つ名作を集めています。ベルクの室内協奏曲は作曲者自身、シェーンベルクの室内交響曲はヴェーベルンによる編曲版を収録。いずれも元の小さな編成をさらに小さくし、作品のエッセンスを濃縮した素晴らしい編曲です。フルートにより旋律の美しさが際立ったマーラーの歌曲は、現代の作曲家ロナルド・コーンフェイル[1979-]がパユのため編曲したもの。
 アルバムの魅力はなんといっても豪華な演奏陣。ル・サージュを筆頭に、樫本大進、パユ、メイエ、プレッサーと、ヨーロッパ各地で活躍するかたわら、世界中の音楽祭で顔馴染みの名手たちならではの、個々の鋭い表現と濃密なアンサンブルが高次元で融合した素晴らしい音楽を聴かせます。(輸入元情報)

【収録情報】
Disc1
● コルンゴルト:ピアノ三重奏曲 Op.1
● ツェムリンスキー:クラリネット三重奏曲ニ短調 Op.3

Disc2
マーラー/コーンフェイルによるフルートとピアノための編曲:
● ラインの伝説(『子供の不思議な角笛』より)
● いつも思う、子供たちはちょっと出かけただけなのだと(『亡き子をしのぶ歌』より)

ベルク:
● ピアノ・ソナタ ロ短調 Op.1
● ベルク:クラリネットとピアノのための4つの小品 Op.5
● アダージョ(室内協奏曲よりクラリネット、ヴァイオリン、ピアノのための編曲版)

シェーンベルク:
● 室内交響曲第1番 Op.9(ヴェーベルンによるフルート、クラリネット、ヴァイオリン、チェロ、ピアノのための編曲版)

 樫本大進(ヴァイオリン)
 エマニュエル・パユ(フルート)
 ポール・メイエ(クラリネット)
 ズヴィ・プレッサー(チェロ)
 エリック・ル・サージュ(ピアノ)

 録音時期:2018年7月23-28日
 録音場所:エクサン・プロヴァンス、ダリウス・ミヨー音楽院カンプラ音楽堂
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)

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 ロマン派が成熟し完熟を迎え、そこから新...

投稿日:2020/09/26 (土)

 ロマン派が成熟し完熟を迎え、そこから新しい文化の芽が出現してゆく過程の作品が品よく揃えられている。どれも濃厚な色付けはなく、かといって素っ気ないわけでもない。どの曲も「良い趣味」で奏されていると感じた。普通に食べたらこってりしていそうな熟成した(完熟した)素材を、さっぱりと味付けしたコース料理を提供されている感じといったらよいだろうか。ある文化の端境期の室内楽を良質な演奏で愉しみたい方におすすめ。

うーつん さん | 東京都 | 不明

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