植物 奇跡の化学工場 光合成、菌との共生から有毒物質まで

黒蜷ウ典

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784806715542
ISBN 10 : 4806715549
フォーマット
出版社
発行年月
2018年03月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
214p;19

内容詳細

地球生命を支える光合成から、成長に関わる植物ホルモンや外敵・競争相手に対抗するための他感作用物質、繁殖のための色素の生産、私たちが薬品として利用する有毒物質など、植物の巧妙な生存戦略を徹底解説。植物を化学の視点で解き明かす。

目次 : 第1章 生命を支える光合成/ 第2章 二次代謝産物―化学戦略の主役/ 第3章 発生、分化、成長と植物ホルモン/ 第4章 戦いと共生/ 第5章 繁殖戦略―鮮やかな色と甘い蜜/ 第6章 食害を防ぐ有毒物質/ 第7章 発がん物質/ 第8章 植物が動くメカニズム

【著者紹介】
黒〓正典 : 専門は生薬学、天然物有機化学、有機立体化学。1968年、静岡県立静岡薬科大学(現・静岡県立大学薬学部)修士課程修了。1968年、国立衛生試験所(現・国立医薬品食品衛生研究所)研究員。1978年、薬学博士学位取得(東京大学)。1978年、静岡県立大学薬学部教員。1982年、米国コロンビア大学留学。1998年、広島県立大学生命資源学部(現・県立広島大学生命環境学部)教授。2009年同大学名誉教授。2012年より、静岡県立大学客員教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • yyrn さん

    動物のように動き回れない植物は、光合成により自ら栄養を作り出している(一次代謝)。自給自足ができて羨ましいが、驚くのは、虫に食べられないよう毒や苦み、辛み成分を作り出したり、また受粉のために昆虫を呼び寄せる甘い香りを出したり、花びらを鮮やかな色にしているのは、いずれも二次代謝で合成された化学物質による働きで、必要な時に自らそれらを作り出しているということ。動けないからそういう能力が備わったのか、そういう能力が備わったから動かなくてもいいやと思ったのか。そんな植物の化学合成の働きを教えてくれる本でした。

  • 蠍 さん

    化学物質が説明なしにバンバン出てくるので、高校の有機 化学は前提知識として必要な気がする。その分、厳密な話もしてくれているので面白い。内容は広く浅くという感じで一つ一つの作用機序について詳しくはないので、気になった部分は自分でさらに調べてみるという読み方が良さそう。 サブタイトルにあるとおり、化学工場としてみた植物の特徴についてよくまとまっていると感じた。

  • ymd さん

    化学式の多さに一瞬ひくんだけど、読んでみると観葉植物のお世話(摘心、葉水、光のコントロール、堆肥づくり等々)に関するノウハウ以上のロジックがわかっておもしろいです。

  • kuroi さん

    思ったより小難しい内容でした。特に前半部分は化学物質やホルモンの話が多いので読みづらい。しかし後半はとても興味深い内容のオンパレード。有毒物質などを用いて食害を防ぐ植物、それを克服する虫、鮮やかな彩りの仕組みなどなど。

  • 朝ですよね さん

    化学式は一瞥して素通り。アントシアニン、カロテノイド、フラボノイドといった色素は抗酸化作用を持つものもあり、動物が彩りが良いものを食べると体にも良いという状態になっているのは興味深い。種無しブドウはジベレリンの単為結実促進作用を活用していて、物質の解明は日本人科学者の貢献があった、など身近なものにも知らない背景があるものだと感じた。キャベツが食われている青虫の種類を識別し、それぞれ違う天敵のハチを呼ぶようにシグナル物質を放出する、というのも植物と虫が進化で競った過程を感じさせる。

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